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ヒトガタ機乗りの物語  作者: 龍星
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プロローグ

銀河暦2339

惑星アルセノテリスと惑星クルセイノ

両惑星は、銀河暦0001から続く星間戦争をしていた。

惑星アルセノテリスは、連邦国家として繁栄をしていた。

惑星クルセイノは、帝国国家として繁栄をしていた。

戦いは続く






連邦軍第8大隊

艦橋で二人の軍服を来た男が話をしていた。

「しっかし、隊長?

どうして少尉のあいつを第三隊の隊長に?

順序でいったら、アルタ4の明智がなるはずでは?」

「ああ、お前の疑問ももっともだな。

デルタ1は、常に前線だな。」

「ええ、俺たちの部隊は、大まかに三つに分けれますからね。第一は、艦隊の護衛とバックアップと全体指揮。第二は、前線からの取りこぼしと対艦攻撃に奇襲。そして、第三は、前線も最前線での言っちゃ悪いが、『壁』ですもんね。」

「この隊の特有のコードは、デルタ1は、第三の切り込み隊長だろ?

『アルタ3=デルタ1』

いの一番に敵に突っ込んでいく隊長だ。」

「はい。だからこそアルタ8のあいつよりアルタ4が最適では?」

「まあな。アルタ4は、指揮するよりも指揮されて真価があるやつだ。同じ理由でな、7まで4と同じ理由だ。」

第8大隊は、任務は最前線ともいえる帝国との境での哨戒から戦闘を行う部隊である。任務中は常に警戒をして緊張感を持っておく。第8大隊は、艦隊の修理や改修以外では、寄港・帰港しない。

この大隊では、訓練校上がりの新人は、普通の初陣でよくある『死の10分』が『死の3分』になるという。この隊に、配属されたらほとんどが第三隊の後衛になる。隊のなかでのコールサインなどは、アルタ1からはじまりアルタ40ときまり、第一は、アルタ2、3を抜いたアルタ1~10、第二がアルタ2とアルタ11~20、第三がアルタ3とアルタ21~40となる。

「なるほど、確かにあいつらはバカですからね。」


「隊長!」

レーダー観測員が声を荒らげた。

「2時の方向に艦影確認。規模からして二個中隊クラス。距離30000」

「さてと、お仕事の時間だな。」

「そうですね。」

「オペレーター!全艦に第一種戦闘配備発令第二に対艦装備ならびに対要塞装備!数が多いから第三戦術で出る。第三にはいつもどうり兵装自由で出せ!と打電だ」

艦橋が騒がしくなり、オペレーターは、先の隊長からの指示を伝え、艦長は、

「さてと、取り舵30目標敵艦隊の側面だ。全艦最大戦速だ!格納庫にヒトガタを出すと」


ヒトガタ

連邦軍・帝国軍ともにつかわれている。『人型戦略戦闘機』通称『ヒトガタ』である。よくある戦争もののロボットアニメに出てくるロボットがこのヒトガタである。連邦・帝国どちら軍も特色があり、連邦では、量産性と汎用性が特徴。帝国は、エースのために開発されたものや飛び抜けて目立つものなどが多く、ピーキーなものが多い。


格納庫では

「班長!第三隊の作業終わりました!」

「こちら一班!作業終了」

「こちら第二!要塞装備取り付けまでもうすぐ!」

整備士達が、格納庫内で忙しなく動いていた。


格納庫近くの待機所には、パイロット達がブリーフィングをしていた。

「今回は、第三戦術つまり第二と艦隊が始めに仕掛ける。」

「隊長いいですか?」

「なんだ?」

「第三戦術なのに、対要塞ですか?正直、過上火力なのでは?」

「敵の規模が中隊2つでは確かにな。だが、叩けるときに叩いておく、そのための装備だ。これから指示を与える。第一は、序盤は、艦の護衛様子を見て第三と合流し叩く。第二は、対要塞装備で攻撃したのちに、対艦攻撃。第三は、砲撃終了後突撃しいつも道理に落とせ。デルタ1気負うなよ。」

「はっ!」

「以上だ、各員搭乗せよ。」


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