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54.謁見

「セイヤ様、お迎えに上がりました」


ゼルヴィンはいくら扉をノックしても反応が無いので、心配になり宿の支配人に部屋の鍵を開けて貰い中へ入る。



「……ん?何?」


セイヤはまだベッドの中に居た。

隣を見ると昨日寝る前に楽しんだ裸の世話係が、シーツで体を隠し恥ずかしそうにしていた。



「……あぁ、皇宮行くんだっけ」


「お急ぎくださいセイヤ様」


「わかってるって」


それからゼルヴィンは、セイヤの準備が終わるのを黙って待っていた。


暫くしてセイヤの支度は終わる、教皇との謁見には礼服を着るのが常識だが、英雄の白銀鎧を装備し勇者セイヤとして謁見する事になった。

馬車に揺られながら外を見る、街中は白を基調とした建物が並び、とこか人々の活気があまり無い様に見えた。



「セイヤ様、到着しました」


外に出ると騎士に連れられ客間に案内される、教皇の準備が終わるまで待つ様だ、セイヤは菓子を食べながらお茶を注ぐメイドと楽しくおしゃべりする。



「大変お待たせしました、今から謁見の間へとご案内します」


ゼルヴィンが客間へやって来る、謁見の間へ着くと重厚な扉が開かれた。

周りを見ると貴族達が壇上の横に並んでいる、その中にアストリカを見つけ目が合うとアストリカはセイヤに向かってウインクした。

中へ入り壇上の前でゼルヴィンは片足をつけて跪く、セイヤもそれに習い同じ様に跪く。



「面を上げよ、そなたが勇者セイヤか?」


聖夜は顔を上げ荘厳な椅子に座る男を見る。


(なんだ、ただの太ってハゲたおっさんじゃねぇか)


「はい、俺がセイヤです」


「そうか、私は教皇のフロイズンだ、先ずはアストリカを救った事を感謝するぞ」


4大国の1つミスラウェル聖皇国の教皇フロイズンは、セイヤをこの国に取り込もうとしていた、勇者と言うネームバリューはとても価値がある、聖女のアストリカと組み合わされば鬼に金棒だ、他の大国への牽制にもなるし、何よりも更に民がエスミルデウス教を信奉するだろうと考えた。



「いえ、お役に立てて何よりです、お気になさらず」


「勇者殿は謙虚で素晴らしい心の持ち主な様だ」


フロイズンは満面な笑みで頷く。



「私からも改めてお礼を言わせてください」


アストリカが前へ出てくる。



「セイヤ様、貴方様のおかげで命が助かりました、ありがとうございました」


アストリカはセイヤの存在を今ここで確実に確立する為に一芝居打った。

その後は教皇フロイズンと暫しの雑談をし謁見は終わる。

セイヤは皇宮の隣にある、館に住む事になった。



「おー!!すげぇじゃん!」


館に着くと執事とメイドが出迎える、ハリウッドスター顔負けの豪華な館に聖夜の心は躍る。

夜になり寝室で寛いでいるとアストリカが部屋に入って来た。



「おー、里奈か」


「セイヤ大丈夫そう?」


「大丈夫も何も最高すぎるぜこの暮らし」


「それなら良かった」


「全部里奈のおかげだな」


「ダメよ、今の私は里奈ではなくてアストリカなんだから」


「はいはい、ボロを出さないように徹底するよ」


そう言いながらセイヤはアストリカをベッドに押し倒し乳房を揉む。



「やぁん、セイヤのエッチ……」


「……やべぇ興奮してきた」


そしてセイヤはアストリカの服を脱がし獣の様に貪り交わる、アストリカの膣から血が出てきた、腰を振りながらセイヤは言う。



「ハァハァ、おまえ処女だったんだな」


「……あぁあん、セイヤに初めてを奪われて嬉しい」


「オラ、もっと突いてやるよ!!」


「ダメぇぇぇ……」


アストリカは天にも昇る気持ちになっていた、もっとセイヤに愛されたい、必要とされたい、その為ならば何でもすると心に誓って。















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