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24.やらかす

「私は担任のサリーよ、よろしくキーラちゃん」


キーラは今職員室に来ている。



(え?魔物?ここダンジョン?)


キーラの目の前にはフリルのローブを着た筋肉ムキムキでカイゼル髭のおっさんが居た。

暫しのフリーズの後我に帰り挨拶をする。



「キーラと申します、よろしくお願いします」


「じゃあ、これから教室に案内するわね、今日は魔力測定もあるからそこで、適性属性と魔力値を調べるわ」


「わかりました」


サリーの案内で教室へ向かう、暫くしてサリーは足を止めるキーラの教室は3組の様だ。

教室に入ると女生徒達はざわざわしていた、転入生に興味深々だった。

サリーは教壇に立ち、キーラはその横に並ぶ。



「今日から3組に新しい仲間ができました、キーラちゃん自己紹介をしてくれるかしら?」


「初めまして、キーラと申します。わからない事だらけで至らない事が多々あると思いますが、仲良くして貰えたら嬉しいです、よろしくお願いします」


キーラはお辞儀をした。

ボーイッシュな見た目からか、頬を赤くしてる女生徒が多々見られた。



「じゃあ早速だけど、魔力測定をするから皆移動するわよ!」


席を立ち上がりぞろぞろと女生徒達が教室を出る、キーラはその後ろを着いていく。

移動中は女生徒に囲まれ、何処から来たのか、趣味とかを聞かれ当たり障りのない解答をする、早速ボロを出すわけにわいかないからだ。



体育館に着いた、他の組の先生や女生徒も集まり賑やかで姦しい。

魔力測定は年に春と秋の2回やるそうだ。



「キーラちゃんは先ずは適性属性を調べるわ、ここに座って」


皆が測定を始める中、キーラは別枠に移動し椅子に座る。

魔法は主に火、水、風、土の四系統が主流で、稀にそれ以外の属性を持つ者も存在するらしい。



「じゃあまずその魔水晶に手を置いて、火は赤、水は青、風は緑、土は黄、それ以外は白の色に変色するわ」


ドキドキしながらキーラは水晶に手を置く、徐々に変色が始まる、白色になった。



「あら?白色なんて珍しいわね、それじゃあちょっとこっちへ来てくれる?」


何の属性かを確かめるため、キーラは体育館のすぐ隣にある修練場へと連れていかれる。



「あそこの的に向かって、小魔石を持ちながら魔法を放つイメージをしてちょうだい」


魔石とは使用者の魔力コントロールを補助するアイテムだ、初心者はこの石を使い体内で魔力を練ったり、それを暴走させない感覚を徐々に覚えていくとサリーは説明した。

キーラは言われるがまま、魔石を持ち魔法を放つイメージをする。



ーーパキパキパキパキパキパキッーー




辺り一面氷漬けになり、小魔石は粉々に砕けた。

サリーは予想もしていなかった、アキラの今の魔力量を。

中等部での平均の魔力量は100も満たない、2年生で1番優秀な生徒でも120だ、だか今のアキラは700ある。


氷に包まれた景色を見て、キーラとサリーはポカーンとしている。



「……どうやら私は氷属性みたいですね!」


キーラは場を和まそうとする。


「そう言う問題じゃないわよぉ!!」


ツッコミするサリーの声色はキャラを忘れたのか野太かった。



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