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序10.

 騎士団の駐屯地へ護送されたサクラダは、まず初めに簡単な聴取を受けた。


 緑髪の騎士団長が同席して圧を放っていたものの、聴取自体は本当にあっさりとしたものであった。


 怪しさ満点な不審者であるサクラダを相手にしているのに、「記憶喪失とは言ってもどういった記憶があるのか」とか「出身地に覚えはないのか」という程度の質問ばかりで、30分もしないうちに終わってしまったのだ。


 どうやら伝書蝶によって前もってあらましが伝えられていたというのもあるようだが、それ以上に「わざわざ今、尋問するに足る理由が無い」といった様子であるように感じられた。


 彼と同様に聴取、というよりも報告を行ってきたのだというヤタラ達によると、「この後で本番が待っている」という話だった。


 今の聴取はもしかしたら油断させておくためのものだったのかもしれないなぁ。

 一先ずサクラダはそれぐらいに考えておくことにしたのである。


 さて、そんな簡単な聴取が済んだ後、サクラダは別室に通されて軽食を供された。


 食事の内容は白身魚の切り身に味付けされた衣を纏わせて揚げたものと素揚げにした芋のセット。

 これにビネガーや塩コショウを振って食べるのである。


 要するにフィッシュアンドチップスのようなフライ料理であった。


 そして、それに何故か鉄瓶入りの緑茶と餡子餅に似た謎の和菓子風な甘味が添えられていたのである。菓子自体も謎だが、この取り合わせはもっと謎だ。



「こちらの“アン・コロモチ”は、第3師団長閣下が考案なさった創作料理となっております。モチ・ライスと砂糖のエネルギーに加え、豆のタンパク質も同時に摂取できるという、効率的で優れた料理です。味も良いのですぞ。」



 鎧の上からエプロンを着け、フルヘルムの上にコック帽を乗っけた騎士が自慢げにそう語った。


 アン・コロモチってなんだよ。


 サクラダはそんな風に非難するような目をヤタラに向けてみた。


 フィッシュフライを頬張っていた彼女は視線に気づくと、急いで口の中身を飲み込んで、目を逸らして口笛を吹き始めた。選曲はRoTのロビーで流れている曲だった。


 どうやら彼女はこの世界に存在していなかった料理や発明をあたかも自分で考えたかのように広めるという、『知識無双』とでも呼ぶべき金儲けに手を染めているらしい。


 サクラダも同様のことをして一先ずの日銭を稼ごうと考えていただけに、先を越して懐を温めていた彼女は強敵となりうるに違いない。



「…熟れる前の緑色の豆を使えば、鮮やかで綺麗なモチが出来そうっすよね。名付けてズン・ダモチとかどうっすか?」


「おお、お客人!それは素晴らしいアイディアですぞ! “ズン・ダモチ”……。地に足をつけて戦う歩兵の頑強さを想起させる良き名ですな…! 早速、試してみることにいたしましょう!」



 冗談のつもりで言ったのに、フルアーマーのコックはその気になってしまったらしい。鎧をガチャガチャ言わせながら部屋を出て厨房へと向かって行った。


 ふとヤタラに目を向けてみると、彼女は悔しそうな顔でこちらを睨んでいた。


 餡子を作らせておきながらも、ずんだを考え付かないという脇の甘さが悪い。

 サクラダは少し呆れながらも食事を続けることにした。


 フィッシュアンドチップスもどきと餡子餅もどきの相性は悪くなかった。しょっぱいものを食べた後に甘いものを食べたくなるアレだ。


 ただ、この後運動しなければ絶対に太ると断言できるハイカロリー食だったし、そもそも『軽食』とは呼べないレベルでボリューミーだった。


 その上、コック騎士が試作したずんだ餅もどきの味見を頼んできたのもあって、サクラダはすっかり満腹になってしまった。


 苦痛に近い膨満感に悩まされたサクラダは、ふと顔を上げた。


 すると、手づかみで吸い込むように際限なく食事を続ける女装少年ワイバーンが目に入った。

 あまりの食べっぷりにあやうく胸やけを起こしそうになってしまった。


 ちなみにグラバーにもサクラダや他の騎士達と同様の食事が与えられている。


 なのだが、彼は魔族であることが明確であるが故に、鉄格子の中に閉じ込められているのである。


 とはいえ鉄格子の向こう側はなかなかに()()()な生活が送れそうな家具が配置されている。

 少なくともサクラダが暮らしていたワンルームよりかは住みやすそうな部屋だ。



「やあ、お客人。食事はもうお済みになったかな?」



 そんなふうに腹をさすりながらぼうっとしていると、部屋に何名かの騎士達を伴った騎士団長が入ってきた。



「あ、はい。どうもご馳走様でした。お礼を…と言いたいところなんすけど、申し訳ないです。さっきも言ったように、持ち合わせが無くってっすね…。」



 曲がりなりにも相手は騎士。

 後で法外な請求書を渡されるということは無いだろうが、サクラダは念のためにそう断っておいた。



「いやいや、お気になさらず。場合によっては最後の晩餐…というよりも昼餐(ちゅうさん)になるかもしらぬ(ゆえ)、ね。」


「…はあ、なるほど。」



 何となくそういう気がしていたが、サクラダに掛けられている「魔族もしくは魔族の関係者」という嫌疑は未だに晴れていないのである。


 先ほど言っていた『聴取の本番』とやらが終わるまでは完全に気を許さない方が良いのかもしれない。


 とはいえ、腹いっぱいに食事を貰って眠くなってきたころではあるが。



「でも騎士団長。そいつ、絶対に嘘吐いてないですよ。私が保証します。オリビア卿の首を掛けても良いもん。」


「師団長…?」



 サクラダの素性を知るヤタラは当然、そのような過程を面倒くさいと考えている。

 気軽に首を掛けられたオリビアが気の毒ではあるが、ヤタラ自身はもう証拠と確信を持っているのだから。


 ただ、その証拠を騎士団に提出するわけにはいかないので面倒臭いことになっているのである。



「優秀なるフォーサイス卿を私の指揮下へと譲ってくれるというならば、その要求を呑んだかもしれないがなぁ。だが、決まりは決まりだ。」



 そう言って意味ありげに笑った騎士団長は、真面目な顔をしてサクラダの顔を見据えた。



「クラーダ殿。貴殿にはこれから、聖都内の『真実の泉』を訪ねていただく。騎士団長である私と、第1、第2、第3、第4師団長が同伴させていただくことになるがね。飛竜の尾を斬った君に言うのも恥ずかしい話なのだが、私たちは、()()()。なので、抵抗や逃亡はお勧め出来ない。」



 ここに来て昨日から何度か耳にしていたワード『真実の泉』の登場である。

 どうやら『真実の泉』というのは検察と裁判所を兼ね備えた機関の名前らしい。



「分かりました。よろしくお願いいたします。」



 実際のところ、いくらサクラダの身体が頑丈になったとて、ヤタラのように化物じみた強さを持つ(らしい)師団長4名と、それらを束ねる騎士団長を敵に回した日にはどうなることやら。


 無断でこの国の領空と領土に侵入したことを罪と咎められてしまえばそれまでだが、それ以外には特に何か悪事を働いた記憶もない。


 むしろ、そこで尋問を受けることで身元を保証されるのであればそれに越したことは無い。


 拒む理由も無いわけであるから、サクラダは大人しく彼らに従う事にしたのである。




 ▽ ▽ ▽




「…では、こちらに右手を。」



 黒い修道服を着た女性が静かに机に乗った水晶玉を指し示す。


 ここは、聖都と聖都の外周都市とを区切る巨大な切り株に設けられた関所である。


 聖都に入らんとする者は、全てここを通ることになるのだそうだ。


 上流の騎士や貴族といった聖都の住民たちだけではなく、聖都内で暮らす人々のために物資を運ぶ商人たちも列に並んでいる。中には何台もの馬車を率いている者も。


 ちなみに、巨大な切り株は世界樹という植物らしい。


 壮大で神秘的なこの樹は、この地に信仰を生んでいるのだ。


 そんな世界樹の手入れや聖都への出入りの管理を行っているのは『世界樹教会』という、そのまんまな名前の宗教団体なのだそうだ。

 そのまんまな名前だが、世界樹教はこの国の国教として制定されているらしい。


 信仰の対象である世界樹と同様、それに護られた聖都もまた、神聖なものとして扱われている。聖都は騎士団や王家によって張り巡らされた結界に加え、信徒らによる防御魔法も重ねられているのだという。


 こうして何重もの結界が重なってできた大結界が聖都の中に人間以外の者を通さぬというのは、既に聞き及んだ話である。


 修道女の示した水晶玉は、結界内に入ろうとする者が人間か否かを判別するための機構なのだ。

 そして、この水晶玉こそがサクラダが魔法を修練する切っ掛けとなったそのものなのである。



「えーっと、こうですかね?」



 水晶玉の前に置かれたハンドアウトの図を参考にしながら、それに触れたサクラダ。


 彼は、水晶玉に触れた手のひらから何かが抜けていくような感覚を覚えた。


 そんな彼の様子を不安そうに見守っているのは彼に魔法を教えたアイラとオリビア。

 面倒くさそうな顔で書類を眺めるフリをしているヤタラも、チラチラと不安げな眼差しを向けて来る。


 水晶玉に触れて約10秒。


 たかが10秒とはいえ、奇妙な緊張感を孕んだ空気がそれを感覚的に延長させている。


 騎士団長が微笑を貼り付けたまま蛇のような目でサクラダを凝視しているし、青い髪をしたナイスミドルの第1師団長と、のっぺりしたフルヘルムで顔を隠した第2団長はいつでも剣を抜けるように構えている。


 馬車に乗っている時にちょっかいを出してきた、傷だらけのエルフ騎士は第4師団長だったらしい。彼女も顎に手をやりながら無表情に水晶玉を見つめている。



「…お通り下さい。」



 そろそろ沈黙が恐ろしくなってきたころ、漸く修道女が通過を許可した。


 体感では数分の出来事だったが、慣れてきた今になって考えるとほんの10秒間の静止に過ぎなかった。



「ぶえーっくしょぃぁっくそぅ!。」



 そして、それと同時に第4師団長が大きなくしゃみをした。

 いや、おっさんか爺さんかて。


 ともかく、彼女のくしゃみを皮切りに関所の張りつめた空気が弛緩したような気がした。



「よし、初めの関門は無事通過。少なくとも貴殿が人間であることが証明されたね。」



 笑顔でそう言った騎士団長は、胸を撫で下ろしているサクラダにひょいと手を上げると、すたすたと白線を跨いだ。


 聖都と聖都外を区切る境界には白色の線が伸びており、それがぐるりと大きな円を描いている。

 結界はこの白線に沿うように張り巡らされているらしく、この白線も巨大な魔法陣の一部なのだという話だ。



「クラーダ殿。ささ、こちらへ。」



 先を譲るように第1師団長が道脇に逸れる。

 第2師団長も無言で反対側に動き、2人はまるで門を守る狛犬のように見えた。


 元々居た門番の騎士たちがちょっと困っているようだが。



「…。」



 無言でサクラダの先を追い越して聖都へと入って行ったのは第4師団長。

 相変わらず感情の読みにくい女性であるが、その口元は笑っていた。


 早く行きましょうと手を引くアイラと、後ろがつかえているのでさっさと歩きなさいと背中を押すオリビア。



「やっぱり、Kalk君だった。」



 そう小声で言って笑ったのはヤタラである。


 サクラダもいつまでも突っ立っているわけにもいかないので、覚悟を決めて関門を潜り抜けることにしたのだった。


 一瞬、湯の中に身体を入れた時のような暖かな感覚を感じた時には、彼の身体は既に聖都の中であった。


 さて、聖都内部の街並みは聖都外周都市の内側寄りの街並みに近いものの、それよりもさらに豪奢だった。


 外周都市の街並みは聖都に近付くほど立派になっていたのだが、その核である聖都の建造物はそれと比べても別格である。


 壁面に複雑で荘厳な彫刻が彫られているし、外周都市でよく見られた汚れや落書き、張り紙の類も見当たらない。


 聖都全体がそれほど広くは無いために各屋敷の庭園も小さいのだが、それでも、まるでそれぞれの庭園に自然の環境を切り取ってきたかのような調和が見られる。


 そして面白いことに、坪面積を譲り合っている分、建物が上に伸びるという日本の都会のような現象が起こっているのである。



「この付近には貴族屋敷が集中していますからね。集中しているだけに、どの貴族も他の貴族たちに見栄を張りたがるのですよ。こんな有様になってしまうのも仕方がないというわけです。」



 オリビアがつま先立ちしながら耳打ちでサクラダに教えてくれた。

 かく言う彼女の実家の屋敷も、少し離れた所にあるらしい。


 居住区の隣には商業地区もあるのだそうだ。この感じだと、大型ショッピングモールかアウトレットパークのようなのだろうか。


 そして、官庁や騎士団の本部などといった政治の要所は都市の中央にある王宮の周囲に密集しているのだという。



「華やかなる王都に目を奪われるのは誇らしいことだが、我らの目的地は少しばかり郊外にあるのでね。」



 馬屋から戻ってきた騎士団長は、6本脚の愛馬の顔を撫でるとそれに跨った。


 見れば、他の騎士達もいつの間にか馬に乗っている。



「少しばかり遠いのでな。勝手ながら、貴殿の馬も用意させてもらった。どうぞ使ってくれたまえ。」



 ナイスミドルな第1師団長はそう言って、鞍の付けられた赤毛のマーウーを指した。



「馬か…。」



 サクラダは思わずため息を吐いた。


 彼らが『騎』士なだけに、いずれは直面することが予想出来ていた問題である。


 それに、関門までは馬車に乗っていたのに、聖都に入る時になってそれを降りたのである。問題との対面がこのあとすぐになるだろうということも予測出来ていた。


 乗馬。


 インドアにゲームをするのが趣味な彼が乗馬などというアウトドアな心得を体得しているはずもない。


 乗馬シーンがあるゲームは幾つかプレイしたことがあるが、ゲームはあくまでゲームである。

 求められるのは手綱の握り方ではなくて、せいぜいQTEぐらいなものである。


 馬への跨り方も分からなければ歩ませ方も知らないため、サクラダは尻込みしていた。


 騎士達の後ろに乗せてもらうというのも考えたが、それはそれで気恥ずかしい。

 最悪、徒歩でついて行こうかとも考えた。


 だが。



「あー、そっかぁ。記憶が無いんだったら、お馬さんの乗り方も分からないもんなぁ。仕方ないから、後ろに乗せてやってもいいけど、後で分かってるよなー?」



 前世ではVRゲームで息切れしていたヤタラが、今や馬と調子に乗っているのである。


 物凄いドヤ顔でニマニマしている彼女を見ていたら、乗馬経験があるかどうかなど些細な事のような気がしてきた。



「確かに。今はちょっと思い出せませんけど、すぐに乗れるようになると思います。そうだ。なんなら、今すぐ試してみるっすわ。」



 ヤタラの煽りにこめかみ辺りがピキっと来ていたサクラダは、既に恩恵を感じていた異世界人特有の補正を信じて、いざ赤マーウーに跨った。



「…あれ?」



 と、その時。


 彼はふと違和感を感じて首を傾げた。


 頑丈になった身体があるので落馬しようと大丈夫だろうとは思っていた。


 昔からさほど動物に好かれる質ではなかったため、マーウーから振り落とされることも覚悟していた。


 だが、彼の身体はまるで元々そういう癖があったかのようにするりとマーウーの背中へと跨ったのである。


 ゲームで馬に乗る時に、乗馬に対応したボタンを押すと、操作キャラが少し馬から離れていても馬の背に吸い込まれるように上がっていくような感覚である。


 座っている感じも非常に安定しているし、マーウーが嫌がって暴れ出すことも無ければ、急に駆けだしそうな素振りも見せない。


 なんならどうすれば馬が進むのかも感覚的にわかるぐらいなので、試しに手綱を押してマーウーを歩かせてみる。


 するとどうだろう。マーウーは彼が思い描いた通りの軌道を、思い描いた通りの速度で歩き、思い描いた通りの地点で停止したのであった。


 ヤタラがぽかんとした顔でその様子を見ており、騎士団長と第1師団長、第2師団長が見事な手並みだと言いながら頷き合っている。


 サクラダは、ふと、以前JoeN2から激推しされていたライトノベルのことを思い出した。


 その作品の舞台はここと同様に異世界であり、主人公はサクラダと同じようにその世界へと送り込まれた現代日本人だった。


 交通事故で死亡したものの、強力な力を得た主人公の少年が世界を未曽有の危機に晒そうとする敵を打ち砕いていくという、わかりやすくも爽快な作品であった。


 ただ同時にハーレム系の作品でもあり、主人公が中盤以降あまりにも性に対してあけすけだったのが気に障ったため、最後まで読まずに中断してしまったのだ。


 だが、今になってそんな物語のことが頭を(よぎ)ったのである。


 もしや、この世界にはそのライトノベルと同様に、“スキル”という概念があるのではないだろうか?と。

アン・コロモチもズン・ダモチも地球上に実存している料理とはどこか異なっています。

というのも、素材からして地球のものとは違うからです。

砂糖すらも異なっていて、サトウキビから採取されるわけではありませんし、そもそも主成分がスクロースですらありません。


「水晶玉は樹状細胞に似ている」という注釈を思いつき、聖都を巨大な細胞に例えたこともあったので、我ながら気の利いたうまい例えを思い付いたものだとホクホクしていました。

でも樹状細胞は抗原提示細胞の一種であり、結界の機能を考えると語弊があるのでやめました。


移動回で1話使うことになるとは思っていなかったため、序章終了がさらに1話伸びそうです。

漠然とした流れを考え付いていても、文章を書くよりも先にプロットを考えずに書いているとこうなるんだなぁということがわかりました。以上、長々とした無意味な後書きでした。

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