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自由人のやりたい放題人生  作者: 遊びに行くよ
3/15

プロローグ3

一話ずつが長くも無いのにプロローグを3つに分ける意味。


「全く持って恐ろしい奴じゃわい…

異世界に行きたいからと飛び降り自殺する

バカがあるか、この戯けが!!」


「まぁまぁあんまり怒るとまた血管切れるわよ」


「怒りたくもなるじゃろうて。大変なのは儂なんじゃから。」



なんか聞こえる…。

これはアレか?もしかしてもしかするのか?

薄目を開けて見る。



「あら、目を覚ました見たいよ」



恐らく女神と思わしき方がこちらに気がついたらしい。



「えぇ、その認識で間違い無いわ。

私は女神セリア、隣のおじさんは神アースよ」


「誰がおじさんじゃ!わしゃまだ現役バリバリの神じゃわい!」



はいはいはい。俺は小鳥遊 遊生。

いいコントだね。次行こう、次。



「・・・」×2



どうしたの黙り混んで??

今の状況て死んだ俺を呆れながらも異世界

ゴーさせる為の前起きじゃ無いの??



「・・・」×2



わかったわかった。ゴメン。

早まったな。でもね、俺も結構うずうずしてんのよ。夢への第一歩、新たなスタートだよ

??

もぉこの時をどれ程待ち侘びた事か。

この高まる気持ち!ねぇ、わかる??



「・・・」×2


こりゃダメだな。


「ねぇ、神アース、女神セリアお二方

気持ち読めるんでしょ。さっきから伝わってる筈なんだけど、なんで動かないのかな?」


「ぁ、あぁ、これはすまんのぅ。

神ともあろう儂がちょいとばかし驚いてしもうたわい。」


「そ、そうね。彼此地球が出来る前から存在してきてるけど、この驚きはトップに食い込んでくるわね。」


あ、そう。んで、取り敢えず今後についての

説明。くれんの?


「あぁ、もちろんじゃよ。魂の導きが儂らの存在理由じゃからのう。」


そ、じゃあよろしく。


「では、まずお主の魂は地球で2018年1月11日をもって天へと帰っ」



ちょちょちょい待って。

その辺はいいから。

死んだのはわかってるから、転生先の話を

しよう。

どんな世界とか、チートくれるかとかさ、ね


「じゃが、お主。自分の最後は気にならんのか?」


ならないからいいよ、はい次行こう。



「・・・そう、そうか。であれば構わんの

じゃが。転生先の話じゃったな。まずお主が言っておった様に地球以外の選択肢も勿論ある。

全部で10選択肢はあるんじゃが、これには地球も含まれるとる。

先ずはどの世界が良いか選ぶんじゃ。」



すると目の前にタブレットの様なものが現れ10の選択肢が載っていた。


・アース 科学文明の発達した世界


・ベイル 科学文明の発達した世界


・カナルディア 森林の多い世界


・オルナス 魔法文明の発達した世界


・・・等等



他にも獣しか居ない世界等もあった。

聞いた所この世界を選ぶと転生時に獣として

転生するらしい。この世界は無いな。

獣っ子とかじゃなく獣である。よほどの変態の溜まり場なんだろう。


俺が選ぶのは迷う事なくオルナス。

魔法文明の発達した世界である。



「ほぅ、オルナスか。やはり最近はその星が人気じゃからのう、みな魔法というモノに

興味を惹かれておるようじゃが、お主もその口かのう?」


まぁそうだな。俺はこの世界に行く為に

死んだんだからな、ここで選ばん理由など

ない。


「お主程、この場で堂々としとる奴は初めてじゃわい…後はセリアに任せるからのぉ、

頼んだぞい。」


「わかってるわよ、じゃあまず遊生君のこれからを説明するわね。

オルナスは魔法という力が一般的に普及していて殆どの人はそれを軸に生活をしているわ。地球と法則にあまり違いはないけれど、一番の違いは魔力の有無ね。地球にも魔力があれば魔法を使う事はできていたわ。無いけどね。といっても基本的に生まれ変わって記憶も無いし、赤ん坊からだからあんまりこの話は関係無いわね。」


基本的にて事は例外もあるのか?


「えぇ、記憶を保持したままの転生も可能よ。ただこれに関して言えば運ね。それも非常に低確率のね」


なるほどな、という事はガチャかなんか

あんのか?


「わぉ。説明する前にそれを当てた人は初めてよ。その通り、行く世界によって回数や内容は変わるのだけどね、まぁ所謂転生特典の様な物ね。オルナスへ転生の場合は3回よ

すぐに引く??」


あぁ、そうだな。やろう。


「さっきのタブレットからオルナスを選択して進んで。ガチャガチャの画面に切り替わるわ」


画面にはオルナス転生ガチャと書いたよくあるガチャガチャ機が映っている。

画面下に3と数字があるからこれが残り回数なんだろう。


「ちなみに、白、青、黄、緑、赤、銀、金、黒の順番で有用性が上がるわ。」


もはやゲームだな。


「そうね、死んだ事を理解したら大体の人は落ち込むのよ。少しでも気を紛らせる為の神様なりの配慮よ。」


へぇ。


「えっ!?反応うすっ!意外といい話だと思ってるんだけど。」


まぁ俺は落ち込んでないしな、寧ろ歓迎だ。


「そうね。遊生君はそうゆう子だったわね…じゃあ終わったら教えてね」


先ずは一回。ガチャガチャをガチャガチャ

する。


出て来たのは、金色のカプセル。


ほぅ。話によればかなり高ランクの筈だな。

これは期待出来そうだ。

中身は、


・完全記憶:全ての事象を記憶する事ができる。


まぁアタリだろうな。恐らくはこれで記憶を保持したままの転生が可能になるだろう。


2回目のガチャガチャをガチャガチャする。

出て来たのは、黒色のカプセル。


おぉ!確か最高ランクの筈だな!

これで夢に大きく近づいた気がするな!

中身は、、


・オールマイティ:全ての才能値が限界を超えて上昇する。


いいねぇ、所謂万能系だな!

これはテンション上がるわ!


よし、もうだいぶ満足ではあるが最後の

一回ガチャガチャをガチャガチャする。

出て来たのはのは、透明のカプセル。


ん?

女神セリアの言ってた中には透明は無かった

筈だが、まぁ中身がなんだろうが最初の2つで満足感あるからいいだろう。

中身は、、、


・神権:神のみが持つ権利を行使する事が

出来る。権限レベルは下位神レベルまで。


おっふ。


なんだこの阿保みたいなカプセルは。

神の権利を行使できる??

なんだよ神の権利て。

まぁ、俺の夢である、俺つえぇぇぇ!の為に

はかなり役に立ってくれるだろう。

今は取り敢えず詳しい事は無視しよう。



女神セリア、終わったぞ。


おーい。

ん?聞いてないのか



「女神セリア、終わったぞ。」


「あら、早かったのね。どうだったかしら?」


「読んで無かったのか?」


「えぇ、ガチャの時に心読んでると偶に、絶叫する人がいてね。びっくりするからそれ以来読まないようにしてるのよ。」


「なるほどな、因みに排出率的にはどの程度なんだ?」


「そうね、白が40、青が30、黄が20、緑が5、赤が3、銀と金が1、黒はまだ出ていないわ」


「でてない?それは本当に入っているのか」


「えぇ、最高神様は入れてるとおっしゃっていたわ。ねぇ、それでどうだったの?」


「まぁ、確率的にはそこそこいい結果だったと思うぞ。

最高神が居るって事はアースとセリアは

神様的には何位に位置してるんだ?」


「変な事聞くのね、一応アースは上位神よ

私は中位ね。こんな事聞いてどうするのよ」


「へぇ、意外と偉いんだな。」


「意外って何よ!もう、失礼しちゃうわ

あ、じいさん返ってきたね。じゃあそろそろ転生に入るけど、他に聞いておく事はある??」


「いや、大丈夫だ。」


「終わったかのう、小鳥遊 遊生よ、お主の

来世に幸多からん事を。」




次の瞬間、俺の意識は途絶えた。

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