第四十八話 異世界の里でバカンスを 後編
どうもHekutoです。
修正等完了しましたので投稿させていただきます。それなりの文書量だと思いますので、お暇のお供に楽しんで頂ければ幸いです。
『異世界の里でバカンスを 後編』
異世界なのに不思議と日本家屋にも似ていて、でもやっぱりどこか違う、そんな気持ちの良い風が通る家の居間は、少し前までの騒がしさが嘘のように静かです。
「・・・・・・」
私の名前は流華である。今は左足を怪我してしまい絶対安静を申し渡され、何をするでもなく一人居間でぼーっとしています。
「・・・大きな柱」
お尻の下にはひんやり硬い板張りから私を守ってくれる毛皮のクッション、怪我した足も同じようなクッションに乗せてあり、背中には私がもたれかかってもびくともしない太く大きな木の柱。
その柱の表面は黒く艶のある不思議な光沢で、メロンさん曰く囲炉裏の煙で燻されたからだろうとの事、ついでに、クマさんに太くて固い柱がなんで黒くてつやつやしてるのか聞いたら咳き込んでしまったのがとても不思議です。
「台所は、メロンさんかな?」
土間の方から聞こえてくる笑い声はメロンさんの声かな? 周囲の引き戸が開け放たれたこの場所は周りの声や音が良く聞こえる。
ドームの中、この世界に来てからこんなにのんびりするのは、初めてかもしれない。あの黒いドームに入った時から、いや・・・入る前から常に神経が緊張していた気がするし、昨日お兄ちゃんに助けられた後もその高ぶりは治まらなかった。
「あ、そうか・・・家の味だったから」
なぜ今はのんびりできているのか、今さら気が付いたけど、お兄ちゃんの作ってくれたスープは家の味だったのだ。きっとそのおかげで心からほっと出来たんだと思う。もしかしてお兄ちゃんはこのことを解っていて朝ごはんを作ってくれたのかな。
「お兄ちゃんいつ帰ってくるかなぁ・・・」
今朝出かけたばかりのお兄ちゃんは、私の事をお母さんに報告して、暴走中のお父さんを鎮めてくるそうです。特に、お父さんは早めに何とかしないとお母さんが物理的に沈めるから急がないといけないとか、なんとなく想像できたけど、それはいつもの事な気がする。
「・・・? なんだか裏手の方が騒がしいような」
周りに人はいないし静かな空間だけど、遠くからは人の気配がちゃんと伝わってくる。台所はメロンさんで、パフェさんとリンゴさんは探検に出かけて、すると裏はクマさんだと思うけど、なんだか聞こえてくる音がテレビのプロレス中継みたいな雰囲気なのは気のせいでしょうか? 何をしてるのか気になるけど、あまり動きまわると過剰に心配されてしまうので、今はこのまったりとした空気を満喫することにします。
「帰ったら、お風呂・・・夏休みの・・・しゅくだい・・・たすけて、おにいちゃ―――すぴぃ」
割と騒然としていそうな空気の近くで、まったりとし過ぎて寝に入ったルカが、夏休みの宿題に追われる悪夢を見ている頃、探検に出かけた二人の女性はパフェを先頭に直進していた。
「ねぇパフェ」
「なんだ?」
当初あてもなくぶらつく予定であった二人だが、急に何かを思いついたパフェがまっすぐ直進し始めたことにリンゴは嫌な予感を感じはじめ、それは次第に濃くなってきたようでじとっとした目でパフェの背中を見詰めたリンゴは、依然直進を続ける彼女に声をかける。
「私が言うのもなんだけど、自重しなさいよ? また怒られるわよ?」
「うぐ」
パフェが何を思いつき何をしようとしてるのか、なんとなく察した上でのリンゴの注意に、パフェは声を詰まらせ歩みを止めた。
「あんたこの方向って外出るつもりでしょ」
「ち、ちがうぞ!? あの塀に上って外を眺めてみたいだけだ、出たりしない・・・よ?」
何をしようとしていたのか解ったのかと、気まずそうに振り返ったパフェに、リンゴは腰に手を当てながら呆れた様に話し出す。しかしその予想は少し違ったようで、首を振って説明を始めるパフェだが、その言い淀み方を見るに、止められなければリンゴが言ったような行動も計画に入れていたようだ。
「はいはい、危ないから別の事にしましょうね?」
「えー・・・まぁ、しょうがない。リンゴが珍しく自重してるし私もつふぃあいふぁいいふぁい!?(つきあいたいたい!?)」
目の前で挙動不審な言動を見せるパフェに、リンゴはまるで子供に言い聞かせる様な口調で話すと、隙あらば前進しようとするパフェの首根っこを掴む。一方、行動を制限されたパフェは、小馬鹿にされても特に怒ること無く前進をあきらめると、仕方ないと言いたげな表情で首を振り何か言おうとするも、その言葉はリンゴに頬を抓られたことで途切れてしまう。
「私はいつも自重してますわよ御嬢さん?」
「・・・嘘だ!」
パフェの頬を抓って引き延ばしたリンゴはすぐにその手を離すと、軽い足取りで歩きだし肩を竦めて見せる。拘束から解放されたパフェは、リンゴの語り口に目を見開き驚愕の表情で固まると、息を吸って全力でその言葉を否定するのだった。
「まったく、あんたも大概失礼よね、ほらあそこ何か売ってるっぽいわよ」
「むぅ、おお! 何やら面妖な物がいっぱい」
そんないつもと変わらない彼女たちのじゃれ合いは、露店の集まりの様な場所に差し掛かったことで、パフェの興味がそちらに移り終わりを告げる。目を輝かせるパフェの視線の先には、まるで日本のフリーマーケットの様な市が広がっており、そこには彼女たちの興味を引く良くわからない物であふれていた。
「あれは晴れた日だけの市で空市と言うです」
良くわからないが楽しそうと言うだけで興味をひかれた二人がふらふらと歩く中、彼女たちの足元から目の前の市がなんなのかを教える声が聞こえてくる。
「ん? あらあなたは昨日居た子よね?」
「おお、昨日の茶色い子猫じゃないか!」
その声に気が付いた二人は、互いに視線を合わせると声の聞こえた方向に目を向け、視線を向けた足元から自分たちを見上げている茶色い毛並みのネシュ族少女に気が付くと、その少女が見知った相手であることにどこか嬉しそうな表情を浮かべて見せた。
「子猫じゃないです。シシリは列記としたネシュ族の狩人です」
しかし嬉しそうな二人の女性に比べ、子猫と呼ばれたネシュ族少女のシシリ不満があるらしく、口をすぼめて眉を寄せると少し棘のある声を上げて見せるが、
「まだ見習いが付きますが」
「はぅ」
その棘のある声は彼女の背後からかけられた別の声によって、頭の上の耳と一緒に力なく萎れてしまう。
「あら、チャコさんだったかしら?」
シシリの背後から聞こえて来た声の主は、呆れた表情を浮かべたチャコであり、大人びた雰囲気の彼女はリンゴとパフェに会釈をすると、勝手に走って行った妹分の頭を軽く小突く。
「チャコで十分ですよ」
「そう? それで二人はどうしたの?」
名前は合っていたかしらと首を傾げて見せるリンゴに、チャコは僅かに微笑んでみせると呼び捨てを推奨し、その言葉に心の距離が縮まったように感じたリンゴは満足げな表情を浮かべると、二人は何をしているのかと問いかける。
「私は食材の買い出しです。お勤めの関係で肉には困らないのですが、野菜が不足しがちなので、特にネム様は好き嫌いが多く・・・すみません」
あまり感情を表に出さないチャコであるが、話すことは嫌いではないらしく、食材の買い出しと言う話から自然と話題はネムの話になり、しかし愚痴とも取れる内容になったことに気が付くと恥ずかしそうに中断し謝罪するのだった。
「あらもっと話してくれてよかったのに、それじゃシシリちゃんもお買い物?」
うわさ好きは女の性であるのか、途中でやめたチャコの話しに少し残念そうな表情を浮かべたリンゴは、その視線をそのまま下におろすと、チャコの慎ましやか胸辺りまでしかな小柄なシシリの顔に目を向け問いかける。
「お手伝いです!」
「おぉ偉いんだなぁ」
「うにゃうにゃ、もっと褒めるです!」
すると、フンスと音が聞こえる様な鼻息を漏らしたシシリは、チャコよりさらに慎ましやかな胸を張ると自信に満ちた表情を浮かべ、彼女の言葉に母性を擽られたらしいパフェが目尻を緩めて、彼女の頭を自然な流れで撫でくりはじめ、そんなパフェの行動にシシリは嬉しそうに目を細めてさらなる賞賛を要求してみせた。
「調子に乗るのでほどほどに、それでお二人は?」
目の前でパフェに全力で甘やかされている妹分に苦笑を浮かべたチャコは、すぐに表情を戻すとパフェとリンゴに何をしていたのか問いかける。
「「探検だ!(ね)」」
その問いかけに全く同じタイミングで全く同じ言葉を口にする二人の目は、とても楽しそうに輝いており、二人を見上げたシシリは探検と言う言葉を聞いて興味深げに目を輝かせた。
「探検ですか・・・確かに皆さんにとっては珍しい物ばかりなのでしょうね。異世界・・・とても気になります」
二人が異世界からの客と言うことを知っているチャコは、確かに二人にとっては珍しい物であふれているのだろうと頷くと、二人の住む異世界に思いをはせて興味深そうな表情を浮かべ、小さく呟き頷く。
「ああそうなんだよ、でも何が何だかわからなくてな、昨日もまさか根菜があんなに活発だとは思わなくて・・・」
「あれ、どう考えても悲鳴あげるタイプの根っこよね」
彼女の呟きに気が付かなかった二人は、珍しいと言う言葉から昨日の災難を思い出し、苦虫を噛み潰したような表情で少し顔色を悪くする。
「根菜? あぁモリコマンドですか、確かに原種は引き抜くと悲鳴を上げますね」
「「やっぱりか・・・」」
その災難とは、今朝リンゴに口をふさがれ涙目を浮かべるパフェの前で、クマが嬉々としてユウヒに語った話で、パフェが不用意にモリコマンドと言う異世界の生物を地面から引っこ抜いたのが原因であった。
モリコマンドと言うのは、地球で言うところのマンドレイクやマンドラゴラと言う幻想生物に良く似ており、植物なのだが根っこが人の形によく似ている。ただし、この種は地球の幻想生物であるマンドレイクなどよりずっとアグレッシブに動き、寝ていたところを勢いよく引っこ抜かれて大きな声を耳元で上げられたモリコマンドは文字通り怒り狂い、原因たるパフェはモリコマンドの集団に追い立てられる事となったのだった。
「チャコ様・・・」
そんなパフェの逃走経路で寛いでいたリンゴは、荒ぶるモリコマンドの集団に巻き込まれ被害を受け、そのことを思い出しげんなりした表情を浮かべる。疲れた表情を浮かべる二人をじっと見上げていたシシリは、小さな手でチャコの服の裾を小さく引っ張ると、懇願するような視線で見上げながら彼女の名前を呟く。
「・・・そうですね、急ぎじゃありませんし案内しますよ」
「いいのか!?」
「あら嬉しい」
シシリの視線に含まれる意味を読み取ったチャコは、小さくため息を零すと柔らかく微笑み、嫌な思い出を反芻するパフェとリンゴの案内を提案し、パフェは手放しで喜びリンゴはにこっと嬉しそうに微笑む。
「ユウヒ殿には多大な恩がありますので、それに比べれば大したことではないですよ」
二人の、いや三人の喜ぶ姿に笑みを深めたチャコは、ユウヒの名を持ち出しながら首を振って見せるが、その言葉を聞いたリンゴとパフェは動揺した様に笑顔を固くする。
「・・・ねぇ、ユウヒはまた何をやらかしたの?」
「わからん」
「聞いていないのですか?」
度々ユウヒを称える獣人達に出くわしている二人であるが、ユウヒが何をしたのかはいまだに知らない。ユウヒに直接聞こうとも思っていたようであるが、タイミングからかそれとも怖さからか未だに聞けていなかった。
そんな二人の女性が顔を見合わせ首を傾げる姿に、チャコは少し驚いたように目を見開くと、不思議そうに二人へ問いかける。
「うむ、あまり話せもしてないし・・・説教も食らったから聞きづらい・・・」
不思議そうなチャコの問いかけに、パフェはどこかばつの悪そうな表情を浮かべ、顔の前で人差し指を合わせて背中を丸めると、ユウヒの説教を思い出したのか顔を蒼くしていく。
「あれは怖かったです。氷漬けよりもっと怖かったのです」
口をすぼめ暗い表情で話すパフェの言葉に、こちらも説教をしているユウヒでも思い出したのか、尻尾を丸めてお腹の前で抱きしめたシシリが、恐ろしげな表情を浮かべ小さく震える。
「・・・そうですね。知っている範囲でよければ、いえネム様に聞いた方が早いでしょうし、買い物が終わりましたらネム様の家に案内しますが、どうします?」
「え、いいのか? そんな勝手に決めてしまって」
二人の様子に苦笑を浮かべたチャコは、丸まりそうになる尻尾を気力で小さく揺らすと、一番事情を知っていそうなネムに聞くことを提案し、パフェはその提案に首を傾げるもどこか嬉しそうな表情を浮かべた。
「はい、ネム様は立場上あまり他者と接することが少なく、その上なんだかんだと強がるわりにさみしがり屋なので、いい機会だと思われます」
「・・・様とかつける割には結構辛辣なこと言うのね」
「事実ですので」
そんなチャコの提案には、いろいろと彼女なりの思惑がある様で、その思惑を隠すことなくパフェとリンゴに話す。遠回しにネムの事をボッチなさみしがり屋だと評したチャコは、リンゴの突っ込みにも特に動じることなくニコリと笑って応える。
「チャコ様はいつもこんな感じでみんなの心に深いきずいにゃにゃにゃにゃにゃ!!」
「さぁ案内しますのでついてきてください」
チャコの言動に二人があいまいな笑みを浮かべる中、三人のやり取りを見上げていたシシリは、肩を竦めると不用意な言葉を洩らしてしまう。その言葉は最後まで話し終わる前に奇声へと変わり、その奇声の原因であるチャコはシシリの顔面を握りしめたままパフェとリンゴの案内をするべく歩きはじめる。
「お、おぉ・・・」
「・・・無残」
チャコのアイアンクローによりぐったりとしたまま引きずられていくシシリの姿に、パフェとリンゴの二人はドン引きした表情でそれぞれに小さく呟き、チャコと言う獣人の少女に僅かな恐怖を覚えるのであった。
妙な空気のままパフェとリンゴが空市へと向かう一方、ルカがすやすやと眠る集会場の裏手には、
「ふぅこんなもんか、力ばっかで技がなってねぇんだよなぁ・・・やっぱ恵まれた身体能力があるとそうなるのかねぇ?」
複数の熊人族の雄が地に伏す中、額に掻いた汗を乱暴に拭うクマの姿があった。その表情は満足そうであるが同時に残念そうでもあり、彼の顔に浮かぶ残念そうな感情は、気を失い目の前の地面に転がされた熊人族の雄たちに向けられている。
「すごい・・・」
「全員のしちゃったよ・・・」
「しゅ、しゅてき・・・」
複数の熊人族を相手にしたクマは、流石に暑くなったのかジャージの上着を脱ぐと腰に巻き始め、髪からも滴る汗には、高く昇った日の光がキラキラと反射していた。
そんなクマの汗以上に輝いているのが、熊人族の女性陣がクマを見詰める瞳である。まさに見惚れると言う言葉を表す様な表情を浮かべている彼女たちは、汗をぬぐうクマを見詰めながら熱っぽく呟いていた。
「つかやっぱ思ってた通りだったな。全体的な筋力が上がってるのは明らかだが、検証班の話もあながち間違いでもないのか? でもそうなると、メロンさんの今後が怖い・・・」
一方そんな視線に気が付いていないクマは、難しい表情を浮かべながら自らの腕を握ったり振ったりしながら首を傾げ、何を考えたのか僅かに顔を蒼くする。
「あ、あの! これどうぞ、水で濡らしておきました!」
「え? あぁすまんありがとな」
体の調子を確認すればするほどなぜか精神的ダメージが蓄積されていくクマに、熱っぽい視線を向け続ける女性達、その中の一人は意を決した様に表情を引き締めて水で濡らした手拭いをクマに差し出す。急に目の前に突き出された手拭いに、思わずきょとんとした表情を浮かべたクマは、状況を察すると笑みを浮かべながら手拭いを受け取り、汗の流れる顔を気持ちよさそうに拭き始める。
「いえ!」
「あ、のど渇いただろ!? すぐ準備してあげるからね!」
「あ、ああ・・・ありがと?」
クマの浮かべて見せた笑みを、そのクリクリとした瞳で見つめた女性はうわずった声で返事をすると、ベルベットのような両頬を恥ずかしそうに手で覆いながら一歩下がった。そんな彼女の姿を睨んでいた別の女性は、何かひらめいた様に声を漏らすとクマに声をかけて走り去り、急に大きな声をかけられびくりと肩を震えさせたクマは、声のした方向に目を向けると首を傾げお礼の言葉を呟く。
「あのあの・・・か、かっこよかったです!」
「おう、あんがとさん。さぁて薪割りもしないとな」
気が付くと妙な雰囲気であふれる周囲の状況に、かけられる声に答えながらも気持ち悪い汗を背中に感じるクマ。
『・・・・・・』
「うぅん・・・(これはモテ季来たか? つってもこう、ドキドキはしないんだよなぁ。ケモ度が高いせいかペットに懐かれてるみたいで・・・なんとも)」
周囲に集まる女性達から向けられる視線からは明らかに好意的な物を感じ、そういった勘に鈍いわけでもない彼は、薪割りの準備をする間も背中に感じる視線の意味を明確に理解していた。しかし、周囲の女性達の見た目も関係し、どうしても恋に発展しそうなドキドキを感じることが出来ないでいる様だ。
「冷たい水持ってきたよ!」
「おう、さんきゅう・・・」
薪割りの準備をするクマは、走ってきた熊人族の女性から冷えた水の入れられた木製のコップを受け取ると、お礼を言いながら水に口をつける。
「・・・・・・(贅沢、贅沢なのはわかるが・・・できれば普通の女性にモテたい。せめてケモ度低めでお願いします。俺は高レベルケモナーでもケモニストでもないんだよ)」
そんな彼を囲むのは、皆一様に獣の特徴を色濃く残す獣人の女性達、その中でも多いのは熊人族の女性で、その小柄な容姿も相まって彼の目には少し人寄りにデフォルメされた大きなテディベアにしか見えず、可愛くはあるのだが、その『可愛い』は彼の求めるものとは種類がだいぶ違うのであった。
いかがでしたでしょうか?
大人しくとはちょっと言えないものの、早々にユウヒが心配するような事態にはなっていない様ですね。しかし、何やらおかしなことも起きていそうなので、今後も彼ら彼女らを見守って頂ければ幸いです。
それではこの辺で、またここでお会いしましょう。さようならー




