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ワールズダスト ~現世に現れし黒き森~  作者: Hekuto
適応と摘出

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第三百三十二話 変質する宇宙ドーム 後編

 修正等完了しましたので投稿させてもらいます。楽しんで頂けたら幸いです。



『変質する宇宙ドーム 後編』



 深き者達の中でもそれなりの役職に就いた者が集まる会議の席で大きな音が鳴る。


「あまりに弱気すぎませんか司令!」


「ちょ!?」


 大きな音の原因は一人の男性が立ち上がった勢いのままに椅子とセットの小さな机を握り拳で叩いた為で、さらに最高責任者に向かって牙を剥きだしに叫ぶ姿に驚いた同僚女性は彼を座らせようとお尻を浮かして男性の服を掴む。


「弱気ですか……」


「そうです! 確かにあの地球人はこの星でも恐ろしく強力な存在です。しかし所詮は個人! 高々一人でやれることなど知れています! ならばいっそ彼の母国を滅ぼし―――!?」


 立ち上がった男性を見上げているにも拘らず、どこか見下している様な表情を浮かべるメーフェイルは呟く。たかが地球に住む人間一人に気を使いすぎと言って良いほどに気遣う姿は傍から見たら弱気に見えるらしく、男性の言葉に同意するような表情を浮かべる者も数人いる様で、それらの人物を確認する様に見回したメーフェイルは自らの下唇を撫でる様に指先を顎に添えると小さく息を吐き、不用意な発言を繰り広げようとする男性を睨む。


「それ以上は困ります。こちらに害意があると思われてしまう」


「で、ですが……」


 目の輪郭が赤く光っているようにも見えるメーフェイルの視線に固まる男性は、白けた表情で何でもないように話す彼女に怯え、狭まる声帯に力を込めて絞り出す様に否定の言葉を零す。


「アーデルとも相談しましたが、我々はユウヒさんとの同盟を確かなものとしたいのです。日本政府や打診があるほかの国よりも、それだけの存在なのです。解りませんか?」


「そんな、わりません……なんでそこまで個人に」


 メーフェイルはユウヒとの関係を地球上のどの国との関係より強固なものにしたいと話し、それは中国のドームから飛び出し、中国の軍と各都市に甚大な被害を与えた、巨龍と呼ばれることが多いアーデルもまた同じであると言う。自分が思っていた以上にユウヒを優遇する上官の姿にわけがわからないと言った様子で椅子に力なく座る男性は、自分でも理解できない感情の波に表情を歪め問いかける。


「それだけ可笑しな相手なんですよ彼は、私とアーデルの予想ではユウヒさんの保有戦力はすでに対惑星戦を問題なくこなせるものと思っています」


 何故ユウヒを優遇しているのか、メーフェイルの答えは簡単なもので、要は危険だからだ。仲良くすることが叶わない脅威であれば排除することも厭わないところであるが、ユウヒは割とちょろく優しい人間である。そんな相手と敵対する利点など彼女の前には存在しない。


「それは、確かに高次生命体である精霊の力は強力ですが惑星全体の戦力は相当なもの、我々も居ますし」


「それを踏まえてもです。戦力の半分を……大半を失って勝利なんて馬鹿な事は言わないでしょ? それにこの間の話……正直底が見えません」


 精霊と言う強力な高次生命体との強固なコネクションを持つユウヒを恐れるのは彼女だけではなく、深き者であれば大抵そうであるが、彼の戦力見積りについて大半の深き者は対処可能だと考えている。しかしそれがそもそも間違いだと言うメーフェイルに、周囲の者達は顔を顰めた。


「揺さぶりを「嫌です」……えぇ」


「下手に刺激して何が出てくるか解りません。それに育兎と言う協力者、あれはこちらを常に警戒しています」


 戦力の半分以上を失って終える戦いは勝利と呼ばず大敗と言うのだと、言外に語られた深き者達、ユウヒを打倒できる戦力を自分たちは持っていると自信を持つ女性はメーフェイルの言葉に驚きの表情を浮かべ、怯えからユウヒに揺さぶりをかけようと提案する若い男性は育兎の名に訝しげに眉を寄せる。


「あの小さいの……」


「まるで年老いた知将のような目、あれは貴方の様な存在も前提に動いているでしょうね」


 天真爛漫に振る舞う白くて小さな少女、それが育兎を見たことがある深き者達の一般的な共通認識であるが、彼女では無く彼と話しその瞳の奥に広がる黒い世界を目の当たりにした者は大抵その見た目との差に肝を冷やす。そんな育兎は常に異星人に対して不信感を抱き続け、常に警戒している。


「……」


「びっくりする話は仲間のうちに聞くべきです。敵対してから出される隠し玉は精神衛生上よくありませんから」


 訝しげな表情と理解を示す様な表情の二つに分かれた部屋の中で、小さく溜息を吐いたメーフェイルは、育兎以上にその本質や度量、実力を見通すことが出来ないユウヒの姿を思い出し肩を落とすと、彼の言動に感じる不安を発露するのであった。





 他人に自分の心の中を気が付かれないように普段から気を付けているメーフェイルが、珍しく部下たちの前で弱音を見せた数日後、ユウヒは兎夏の家のリビングで真新しく大きなテレビを眺めていた。


「びっくりだね」


「アメリカってすごいな」


 二人が見詰める先には珍しく快晴が続いている日本のロケット発射場が映し出されている。そこには日本の日の丸とアメリカの星条旗がはためいていており、画面が切り替わると芝生の上で日傘をさした人々が遠くで空へとまっすぐ伸び仁王立ちする巨大なロケットを見詰めていた。


「でも日本の最新ロケット最初の御客がアメリカの偵察ロケットってのは日本らしいのかなぁ」


 どうやらテレビに映っているのは日本の最新ロケット発射の様子を映したライブ映像らしく、二人はアメリカの衛星を載せている日本のロケット発射を見届けるべく兎夏の家に集まったようだ。


「そうなのか?」


「そうじゃない? それよりこれを見てくれよ」


「これは……わからん」


 日本の最新ロケットがアメリカの衛星を飛ばす事に何とも言えない表情で肩を竦める育兎、彼の過去に何があったのか、彼の世界で何があったのか分からないが、ユウヒが見詰める彼の横顔には何かを思い出す様な哀愁が漂っている。


 そんな哀愁を隠す様に笑って見せる育兎はユウヒに書類の束を渡すも、彼にその書類の内容を解読する力は無く、右目を使うのも億劫だと言った表情で大量の数字や図面、計算式がならんだ書類を捲っていく。


「ですよねー、実はこれ僕の方でここ四日ほど調べてた宇宙ドームのデータなんだけど、急激に周囲の空間が歪み始めてるんだ」


「歪むとどうなるの?」


 育兎も見てすぐ何かわかると思って渡したわけではないらしく、悪戯半分で渡したのであろうことはその表情から読み取れた。小首を傾げるユウヒから書類を受け取った育兎曰く、その書類が証明しているものは宇宙に突如発生したドームの異変であり、その異変によりドームの周辺は歪んでいるらしいが、ユウヒはその結果何がどう変わるのか分からず、キッチンカウンターで様子を見ていた兎夏に目を向けるも返ってくるのは首を傾げた苦笑い。


「わかんないけど、歪んでるてことはドームのエネルギーが外に漏れてるって事だと思う。質量の高い物体の周りは空間が歪むって知らない?」


「ほん?」


 兎夏が分からなければ自分にわかるわけがないとユウヒは視線を隣に戻すと、わからないけどと話し出す育兎にジト目を向ける。本来であれば全く別の世界を隔てる壁であるドームは互いの世界のエネルギーを遮断してしまうが、その一部が外に漏れ出ているのは通常考え辛く、空間を歪めるほどのエネルギーとなると異常なドームであってもさらに異常だ。


「偶然かミスかそれとも故意か、事故なら相手も被害を押しとどめるけど、故意なら近付くのは危険だよねぇ? 何が起きるかわからないし」


 それがどういった理由で発生している異常であるか、偶然発生している物ならまだしも故意に行っているものであれば何が起きるかわからない為、今ドームの周囲に近付くのは危険だと話す育兎。


「言わんの?」


「言ったよ?」


「……」


 現在宇宙に打ち上げられようとしている衛星は、ドームの調査の為に組み上げられた衛星であり、その為だけに調整された特注品。ともなれば非常に高額であり当然失うのは非常に痛い衛星であるが、危険だよと言ったところで始まった計画は急に止めようも無く、あっけらかんとした表情で話す育兎に、思わず目を瞬かせたユウヒと兎夏は見つめ合い、そろった動きと同じように見開かれた眼で見詰められる育兎は困った様に笑う。


「計画は止められないってさぁ」


 宇宙ドームへの対応が急がれる中で大国がその力を振るって急遽打ち上げられることとなった正式採用されたばかりのH-3ロケット、本来の予定よりちょっと早く、そして搭載する機器を変更して飛ばされることとなったロケットは、三人の目の前で最終確認を終えて発射のカウントが始まる。





 一方その頃、地球の最新技術に先んじて宇宙に飛び出た旧型艦が一隻、与えられた任務を遂行すべく宇宙ドームを視界に収めていた。


「こちら採掘艦サマイ、予定通り採掘ポイントへ向かい航行中。サブミッションのドーム観測継続中」


 採掘艦サマイ、深き者の艦隊内では旧式となる宇宙船で、過去には中距離支援艦として大型の戦艦と戦列を組んだこともある。しかし現在では時代遅れの設備と老朽化により第一線を退き、装備を変えて採掘艦と名を変えた。細長い艦の船首で見開かれた瞳には哀愁が感じられ、増加コンテナで太った体を重そうに進めながら遠くのドームを見詰めている。


「観測対象に変化ありません」


 そんな旧型艦の艦橋は老朽しているとは思えないほどきれいで広く、白く明るく照らされた部屋の中には透明なガラス管いくつか設置され、中にはきれいな水と不思議な植物が浮いていており、広い部屋の前方には艦首の瞳が見詰めるドームが大きく映し出されていた。


「了解、旗艦へ採掘艦サマイはドームに変化を「待て!」え?」


「もう一度調べてくれ何か変だ」


「は、はい! 再走査開始、順次表示していきます」


 観測当初から様子を変えない宇宙ドームは今回も変化がない、そう言われながら画面を見渡していた艦長席に座る男性は、リラックスさせていた魚っぽい表情を顰めるとすぐにもう一度調べるよう指示を出し、一仕事が終わったと水の流れるガラス管に目を向けていた女性を慌てさせる。


「うむ……これは、何か出てきている?」


「画像処理を行います」


 前方に向かっていくつも並ぶ席にはそれぞれが担当する機材が並び、慌てて再走査を行う女性の後ろに座る老齢の男性が、目尻の皺を伸ばす様に目を開きながら走査されていく映像の一部にマーキングを入れると、隣に座る女性が画像の一部を切り抜き別画面で解像度を上げながら拡大していく。


「これは、砲塔でしょうか? それにしては」


 そこに映し出されたのは丸く大きな団子にストローを刺したような形の物体、解析が進むにつれてそれが機械的なシルエットの砲塔に見え始め、巨大なスクリーンを見上げる誰かが不思議そうに呟く。瞬間、


「機関最大! ドームから離れる!」


「砲塔部に変化あり発光確認!」


「撃ち落とせ!」


 嫌な悪寒を感じた艦長席の男性は大声で指示を飛ばし、その指示の語尾を食う様に画像を確認していた女性から声が上がる。明らかに何かを追従するように動いていた砲塔の先端は突然光を発し、館内に攻撃を受けた際に自動で反応するアラートが鳴り響く。


 長距離砲撃は完全に撃ち落とさなくてもある程度のエネルギーをぶつける事で拡散し命中精度が下がる。その為の防御砲撃を指示された艦の砲塔は音も無く開いた装甲板からいくつも迫出す。


「右舷前方にワープ反応!」


「次から次になんだ!?」


 しかしその砲撃準備が完了するよりも早く艦橋内には別のアラートと共に複数の警報音が鳴りだす。複数の音により状況を確認して行く艦長席の男性は手元の機器を操作して自分の前の前に宙域図を表示させる。


「右舷前方より攻撃、前方通り過ぎます!」


「外したのか?」


 艦内に鳴り響くアラームはどういう原理か、異常が発生した方向から音が聞こえる仕組みになっているようだ。左側面から聞こえていた尖った音に混ざり右前方から丸みを帯びた低音が聞こえたかと思うとすぐに右前方からも尖った音が鳴り響き、直後採掘艦の目と鼻の先を極太の光が通り過ぎていく。もし当たれば艦橋をまるごと飲み込んでいたであろう光に息を飲んだ男性は、思わず浮かしたお尻を艦長席に沈ませながら小さく呟く。


「これは、ドームからの砲撃が消し飛びました!爆発光確認」


「助けられた? いったい誰が……」


 しかし、それは彼らの艦を狙って外したものではなく、精密にドーム側からの攻撃を狙った迎撃のための砲撃であった。その事に気が付いた艦長席の男性は、ドーム側に発生した爆発光に顔を照らされながら右前方を映しだすスクリーンに目を向ける。その表情は安堵と不安で血色が良くない。


「砲撃方向拡大、宇宙船を確認、画像出ます」


「これは戦艦級? いやそれにしては、消えた!?」


 元々肌が青白い人種が多い深き者でも不安や強いストレスに苛まれればより顔色も白くなるもので、そんな顔をスクリーンに向けていた男性は、艦長席の肘掛を強く握りながらそこに映し出される巨大な艦影に声を漏らし目を見開くと、突然揺らめく様に姿を消した艦に驚いた様な声を上げた。


「ステルスだと思われます残留エネルギーが微弱で位置特定が出来ません。ワープ反応確認」


「短時間の連続ワープだと? あれだけの砲撃の後だと言うのに……」


 光の反射を遮断屈折し姿を眩ませる巨大な船の性能に驚き、さらにはワープ直後に強力な砲撃を行ったにも関わらず即座にワープで離脱した艦の性能に艦長席の男性は閉口してしまう。


「痕跡全て消失」


「……すべてのデータを旗艦へ送信、見たままを報告」


「了解」


 ワープ反応から一分程度でその痕跡ごと消えてしまった戦艦の性能は、深き者をしても驚異的な物であったらしく、謎の高性能戦艦に眩暈を覚える男性は、艦長席の背凭れに体重を預けながら指示を出し周囲の乗組員は戸惑いながらも指示通り作業を進めていく。


「……ふぅ、初めての宇宙は何があるかわからないな」


 部下が仕事を進めていく音をBGMに目を瞑っていた男性は、落ち着いて来たのか目を開くとその単色の瞳を細めてため息と一緒に呆れた様に呟く。


「初めてですか?」


「こちらの世界の宇宙は初めてだろ? 何がどう違うかなんてわからんさ」


 艦長と言う職務に就く以上は初めての宇宙などではない男性であるが、まったく別の世界の宇宙となれば新人と変わらない。仕事が無く暇をしていた女性の声に笑って見せる男性は艦の状態を監視する画面を開き息を吐く。


「確かに……調査機器の精度を厳とします」


「無理はするなよ」


 地球を発った時より緊張の色が見てとれる艦長の横顔を見詰める女性は、気持ちを入れ替えるとすでに終わった自らの仕事を再確認する為、自分に用意されたデスクに向かい機器を操作し始める。そんな生真面目な女性の行動に目を見開く艦長席の男性は苦笑いを洩らすと、青銀色の前髪を掻き上げてそのまま後頭部を掻きながら肩を竦めるのであった。





 一方その頃、頭を抱える影が二つ。


「……見られました」


「きっとマスターなら理解してくれます……」


 最近色々な部分を修復した結果、真新しい義体を手に入れて人工天体の中を忙しく走り回る要塞AI、そのメインフレームの前で同じような両膝を付いた状態で頭を抱えるのは緑と白の華奢な少女であるアン子、サポートユニットの蔦篭で作られた椅子も床に落ちて力なく萎れている。


「大丈夫でしょうか?」


「……だいじょうぶだとおもいます」


 深き者の採掘船を砲撃で救った戦艦と言うのはこの二人が制御している宇宙船であった。ユウヒとの繋がりがある彼らに迫る危険を感知した二人は、即座に動ける採掘船を動かし彼らを救ったのだが、急に動いたためステルス機能が一部でエラーを起こしその姿を彼ら深き者の前に晒してしまったのである。


「……」


 不安そうな問いかけに震える声で返すアン子、彼女の知るユウヒであれば大抵の事をは許してくれていた。しかし一方で非常にシビアな面があるのも事実で、報告して返答を聞くまで彼女自身絶対に大丈夫と言えず、しかし不安そうな要塞AIの前でそれを言う事も出来ないのであった。そんな彼女の思いを察した要塞AIは無言で覚悟を決める。


「それよりドームに変化ありますか?」


「砲塔は破壊完了しました。現在ドーム表層に極めて大きなゆがみを複数検出、事態が動くのも時間の問題かと」


「……マスターに連絡します」


 そんな彼女たちは、一発の砲撃で深き者の船を救い同時にドームから出現した砲塔も破壊していた。非常に効率的な攻撃運用を行ったが故に採掘船の鼻先を掠めたりステルスが不十分であったりとなったわけだが、それでも彼女達の性能の高さが伺える。


「ちゃんと説明もお願いします。私は頑張りました」


「……」


 そんな彼女達も上司へ失敗の報告を入れるには相当なストレスを抱えるらしく、不安を隠すことなく念押しする要塞AIに親指を立てて見せるアン子は吐血しそうな顔で震え、そんな彼女を敬礼で見送る要塞AIの義体たち、短い時間で彼女達はずいぶん打ち解けたようだ。



 いかがでしたでしょうか?


 突如現れた宇宙のドームはこれまでのドームと同じように黒く丸く、しかしその球体の周囲は地上のドームとは違い歪み始め、近付く者に強力な砲撃を始めた。果たしてユウヒ達を待ち受ける宇宙ドームの脅威はこの程度で済むのか、次回もお楽しみに。


 読了ブクマ評価感想に感謝しつつ求めつつ今日もこの辺で、また会いましょうさようならー

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