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ワールズダスト ~現世に現れし黒き森~  作者: Hekuto
第二章 異界浸食

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第二百五十八話 よっぽどな事

 修正等完了しましたので投稿させてもらいます。楽しんで頂けたら幸いです。



『よっぽどな事』


 秋を感じさせる空の下で異世界からの来訪者であるバシリスクと一戦交えたユウヒ。いったいどんなやり取りだったのか一方的に怪我を負ったバシリスク達は、交渉の結果調査用ドーム内で保護されることとなり、ユウヒが見送る中寂しそうな目をしてトラックに揺られて行ったのであった。


「スゥー……」

 トラックの隙間から顔を出して見詰めてくるバシリスクの姿を見て、出荷されているようにしか見えなかったユウヒは、直後に石木から電話がかかって来て予想外の事実を知ることとなる。そんな報告によって最もダメージを負ったのは、現在自室で寛ぐユウヒの目の前と言うかモニターの向こうで細く息を吐いている兎夏であった。


「……大丈夫か?」


「ええ……私は大丈夫」

 ユウヒの心配そうな声に反応して幽鬼のように顔をゆっくり上げた兎夏は、視線を合わせると小さく返事を返すと自分に言い聞かせるように呟く。


「それで何が原因?」


「わからないかな、でも地球とそこに重なる空間と次元に対して今までにない何かしらの干渉があったのかも、元々不安定だったところに刺激が入ったから過剰反応が起きたか……」

 石木から伝えられたのは、中東の国で発生したドームからの異形流出である。本来であれば兎夏によって各ドームには様々な制限がなされており、人より大きな生物は出入りが出来ない筈なのだが、どうやら予想外の事態によりその制限が一部解除され、さらに制御リソースのメンテナンスにより即応することも出来なかったようだ。


「なるほどわからん。それで今の状態は?」


「わかっている範囲だと、制限をかけていたドームの機能が一部解除されているわ」

 低下したリソースで分かる範囲の情報を収集し、そこから何が起きているのか調べる兎夏の話は、ユウヒにとって理解の範疇を超えている様で、小首を傾げる彼に兎夏は苦笑をも浮かべながらドームの現状について説明する。


「解除されるとどうなるんだ?」


「今まで出入りを禁止していた種の出入りが出来るようになる。一応最悪の事態は避けられるけど、その結果が中東のドームね、あそこは今一番不安定だったから」

 出入りを禁止していた種が出入り可能になっていると話しながらも、最悪の事態は避けていると言う兎夏の横顔を、ユウヒは今一つ理解してない表情で何となく頷く。


「他のドームは?」


「他のドームはまだそこまで悪化してないから、メンテナンス作業を一部見送って安定化を優先しているわ」

 今回の話を受け急遽一部メンテナンスを見送った兎夏によると、現状最も不安定な中東のドーム以外では異常は出ておらず、中東のドームを安定化させることが出来れば現状ほかで同じような事態に陥ることは無いと言う。


「中東は?」


「あそこはもう無理かな、一度しっかり安定化作業に入らないと再制御するのも難しいのよ……」

 一方、中東のドームに関しては今さら何をしても手遅れらしく、安定化を完了させない限り今後も流出は止まらないと話す。その言葉に何となく察していたユウヒは溜息を一つ吐くと背中を丸め机に頬杖をつく。


「安定化はいつも通りに? 魔力の活性化からの遠隔作業?」

 中東のドームに関しては、すでに支援を打診された日本政府が動いており、以前ユウヒが作っていた装置を整備して送る予定であった。しかし今回の様な緊急事態に対応できる装置ではなく、その結果待ち受けるのはユウヒの仕事量増加である。


「ええそうね、ユウヒ君には新しい活性化装置を作ってもらって自衛隊に設置してもらいましょう。遠隔制御はまだ一週間くらいかかるけど、活性化もそう簡単には終わらないでしょうし」


「俺も行った方が良いか聞いたら駄目って言われたしな……わかった。活性化は少し考えがあるし石木さんと相談しておくよ」

 一番手っ取り早いのはユウヒの出動であるが、そんなことは数えるのが馬鹿らしくなるほどのリスクと国としてのプライドから了承されることは無く、代わりとなるプランがユウヒの中にはあるのか笑みを浮かべ兎夏に目を向ける。


「ごめんなさい……」


「謝ることないだろ? 運が悪かっただけさ」

 自分の不甲斐なさに肩を落としたことで、ユウヒの笑みに不穏なものが混ざっている事に気が付かなかった兎夏は、ユウヒの言葉に顔を少し上げ心配そうな顔が映る画面に目を向けた。


「そう言って貰えると救われるわね」


「それしかないさ、現状を嘆くよりも何とかする方法を考えないとな」

 困った様に笑みを浮かべる彼女に肩を竦めて見せるユウヒは、嘆くより前向きに行動した方が良いと、社畜時代に悟った心理を口にして笑みを浮かべて見せるが、その目はどこか濁って見える。


「そうね」

 互いに笑みを向け合い自然な沈黙が訪れ、二人の間に優しい空気が流れると、兎夏はどこかそわそわとしたように身動ぎし、そんな彼女の姿にユウヒは口をゆっくり開いた。


「というわけで今回作るビックリドッキリ装置なんだが」


「……」

 そしてそれまでと違う楽しそうな笑顔を浮かべ妙な事を言い出す。突然の豹変に目を見開く兎夏は、その言葉の意味を理解すると視線を逸らし口元をを押さえる。どうやら洩れ出そうとする笑いを堪えているようだ。


「わかるんだな」


「なんのことかしら?」

 一頻り無言で肩を震えさせた兎夏は、何事も無いように向き直り、ユウヒの確信を持った問いかけに対して惚けて見せるのであった。





 そんなユウヒのビックリドッキリ装置は、石木大臣にも今後のドーム対策に必要なためしっかりと説明され、同時にドームの縮小に関する魔力活性化のプランも提案したようだ。


「夕陽よ……」


「どうしました?」

 そんなちょっとしたプレゼンを電話越しに終えたユウヒは、複雑な感情が籠った石木の声が聞こえてくるスマホを片手に小首を傾げる。


「お前さん自衛隊の機密文書見たりしてないよな?」


「え?」


「お前の言った想定は9割くらい陸のいくつかある作戦立案の一つと同じだ。最もリスクが少ない案だったから俺から提案しようと思っていたことが、ほぼクリアされている……ふつう疑うだろ」

 どうやらユウヒの提案した内容は、陸上自衛隊でも考えられていた作戦にほぼ沿ったものであるらしく、ここまで似ていると機密を何らかの方法で取得したのではないかと疑ってしまう石木。しかしその必要や意味が無いことは理解しているらしく、その疑いの言葉には多分に困惑の感情が含まれていた。


「なるほど、俺は見てないですけど母ならわからないですね? 半分くらいアドバイス貰いましたし、本職ですし?」


「黒鬼じゃねーのな」

 石木の話す内容とその声に含まれた感情から状況を察したユウヒは、小さく頷きながらその疑問を否定すると、しかし相談にのってくれた母親に関しては保証できないと言う。割と明華に関しては洒落にならないのだが、それよりも石木が気になったのが勇治ではなく明華に相談したと言う所の様だ。


「最初は父に聞いてたんですけどね? 途中から完全に」


「まぁ、いつも作戦立てるのは赤狐、おまえのお袋さんだからな」

 年頃の娘を持つ石木にとっては色々と考えてしまうような話だったらしく、最初は勇治に相談していたと言う言葉に、思わず声が少し明るくなる。そんなどこにでもある家庭の事情を抱える石木は、密かに救われると明華が相談に乗るのはある意味で理にかなっていると話す。


「それで、何とかなります?」


「ミサイルに関してはあちこちから搔き集めにゃならんだろうが、中身を作るうえでのサンプルはすぐに準備しよう。またあの倉庫になるが材料も何とかしよう」

 そんな天野家で立てられ、自衛隊でも想定したらしいプランにはミサイルが大量に必要であるらしく、自衛隊の想定を上回る物資の量に唸る石木であるが、すでに了承をとれた場合の準備は進められている様だ。


「急ぎますね」


「そりゃあなぁ? あちらさんからは、何でもいいから急いでくれって言われてるからよ?」

 思ったより政府は今回の中東ドームに関して急いでいるらしく、その事に驚いたような表情を浮かべるユウヒは、支援の依頼があった国の焦り様に不思議そうな表情を浮かべる。


「俺の勘ですけど、ドーム周りに出てきている生物はそこまで危険じゃないと思うので攻撃しない方が良いと思います」


「あー……まぁ、参考にしよう。もうすでに攻撃して返り討ちにあっているらしいからな、自衛隊も目の敵にされる可能性がある。その時は流石に応戦せざるを得ないだろう」

 ニュースにより全世界に知れ渡った中東ドームからの流出事故であるが、どうやらユウヒの勘はドームから出てきた異形の生物に危険を感じていない様で、そんな相手に対して先制攻撃を加えるのは危険だと話すがすでに手遅れの様だ。


「それはまぁしょうがないですけど、返り討ちですか……」


「あの国の装備品は大半貰い物だからな、空軍に至ってはだいぶ古い機体を使っているはずだ」

 すでに問題のドームがある国では異形の者達に対して攻撃を行ってしまい、さらには返り討ちにあっていると言う。元々がそれほど軍備豊富な国ではなかったことも原因のようで、そんな状況になっていると初めて知ったユウヒは眉を顰める。


「なら最初から攻撃しなきゃいいのに」


「報告書だと近づいて来たから威嚇で撃ったらしいが、それが見事に命中したらしいぞ? まぁそのまま襲われてハンヴィーは勢いよくひっくり返されて三台御釈迦になったらしいがな」

 たらればで話してもしょうがないと思いつつも、思わず口をついて出てしまうユウヒの本音に、石木も似たような感情なのか乾いた笑い声を洩らしながら偶然に威嚇が当たったと話しながら、しかしその一発に対する被害は馬鹿にならないとため息を洩らす。


「あれって結構でかいですよね?」


「アメリカらしいサイズだな」

 アメリカの軍向けに製造され、その後各国でも使われたり払い下げられたりしている大型の車両、そんな車をひっくり返して破壊したと言う事実に少し驚くユウヒは、ニュースに出ていた生物を思い浮かべながらどういう攻撃を喰らったのかと唸る。


「結構な力持ちですね」


「なんでも翼竜らしいぞ? ワイバーンとかそう言う類なのかもな」

 ニュースに出ていたのは遠くに見える黒い鳥の様な影だけであり、明確な姿を捉えたものはなく、しかしハンヴィーをひっくり返したと言う事はそれだけの力があると言う事であり、石木のワイバーンと言う言葉に興味深そうな笑みを浮かべるユウヒ。


「視てみないと何とも言えないですね」


「国が荒れてっから行くのは無理だぞ?」

 しかしそんな生物を直接視る事は叶わないらしく、先を制するように釘を刺してくる石木に、ユウヒは無言で不満を伝えながら眉を寄せる。その後も石木と詳しい話し合いを続けたユウヒは、日を跨いだことに気が付くまで延々提案と思案を繰り返すのだった。





 時は少し遡り、ユウヒが何ともどたばたとした一日を終え帰宅した頃、調査ドームへ出荷された鶏ことバシリスクはと言うと、調査ドームの自衛隊員や民間協力者から遠巻きに観察されながら担当者と対面していた。


「……」

 事前にユウヒから色々と説明を受けていたバシリスク達は、三歩歩いて忘れてしまうことなく彼の言葉を守り実に大人しく静かである。


「………」

 担当者たちと無言で見つめ合う間も、チラチラ周囲を窺いはするも勝手に歩き出す事もなく、目の前で見上げてくる三人の姿をその黄色がかった金色の瞳に映していた。そんな担当者たちは彼ら二匹の姿を一頻り見詰めた後、顎を人差し指と親指で挟む様に触ると一つ頷く。


「………………同じ匂いがするでござるな」


「こけ?」

 そして徐に一言呟くゴエンモ。どうやら彼らバシリスクの担当は彼らのようで、万が一を考慮すると間違った人選ではないが、そのことを聞かされたユウヒは極めて不安を感じ、彼らを見送る時も一抹の不安を抱いていた。


「あぁ……女との出会いが無く飢え」

「そして女でひどい目に合う奴の匂いだ。面構えが違う」


 そんな忍者達が彼らにどんな匂いを感じたのかと言えば、鶏と同じ鳥の匂いなどではなく自分たちと同じ宿命を背負う匂いの様だ。


「「こけ!?」」


 出会ってすぐに不穏な事を言い出す忍者に対して、バジリスク達は思わずそれまで塞いでいた嘴を開き驚愕の声を洩らす。誰だっていきなり女難の相が出ていると言われれば驚くものであり、特に番を求める彼らにとっては致命的な言葉と言える。


「此奴ら、言葉を理解してるでござるか?」

「さぁどうだろ? ニュアンスか何かじゃね?」

「テレパシーとか野性的な何かかもな?」


 自分たちの言葉に反応を示したバシリスクを見上げ小首を傾げるゴエンモの呟きにジライダとヒゾウは不思議そうな顔で言葉以外の何かではないかと言う。流石に異世界から来たバシリスクと言う異形が日本語を解するとは思えず、実際にその考えは大体あっている。


「こけけけ」

「くけけけ」


 どういう理論で理解しているのか、近くで隠れて観察している大学関係者にとっては良い研究題材なのではあるが、忍者にはそれほど重要な事ではなく、バシリスクにとってもそんな事より優先することは山の様にある。


「なんと!」

「わかるのかライ、ゴエンモ!」


「コケ!」

 そんな優先事項のトップにあるものについて相談しているのであろうか、必死な表情と身振り手振り? 羽振りながら何かを訴える二匹のバシリスクにゴエンモはすべてを理解したように表情筋を引き締め頷き、ジライダはバシリスクと共に驚きの表情を浮かべた。


「言葉が解らない事がわかったでござる」

「だろうな」

 引き締められすべてを理解したような表情のゴエンモ曰く、何を言っているのか分からない事がわかったらしく、その言葉にジライダは飽きれ、バシリスクは思わず乗り出していた体を地面に倒してしまう。


「あーでも何を言いたいのか分かる気がするな」


「こけこけコケコケ!」

「くけっこ!こけっこ!」


 一方、漫才の様なやり取りを行うバシリスクとゴエンモ達の横で、ヒゾウは一人腕を組んでいたかと思うと、何となく言いたい事がわかると話し、そんな彼の言葉に反応した二匹は先ほどまでより激しく何かを訴え始め、土埃を上げながら忙しなく羽を動かす。


「それでなんだって?」

「種族は問わないから番になれる娘はいないかって言ってる希ガス」


「「こけっこ!」」


 暑苦しさまで感じるような二匹をじっと見上げていたヒゾウ曰く、種族の一致などは問わないので番になれそうな女の子を紹介してほしい様だ。その答えは大正解であったらしく、呆れるジライダとゴエンモの前でバシリスクの二匹は称賛するように羽先でジライダを指して喜びの声を上げる。


「当たりらしいでござるな」

「なんでわかんの?」

「さぁ? ニンジャ的な何かじゃね?」


 人の言葉を解する不思議な能力はバシリスクにだけ備わっている物じゃなかったのか、ヒゾウにも二匹の言葉が漠然と理解出来ているらしく、不思議そうなジライダにヒゾウはよく理解できていないらしく首を傾げてニンジャ的な能力ではないかと答えた。


「しかし番でござるかぁ」

 神によって若干無理やり与えられた忍者と言う概念は、彼らに絶大な力を与えたが同時に理解の出来ない不可思議な能力も複数与えており、時折その理解不能な力に振り回される彼らは、精神安定上あまり気にしないことにしている様だ。


「……ふむ、わかった適当に紹介してやろうじゃないか」

 そんな、何事も受け入れる様に成長した彼らは、バシリスクの要望も受け入れるらしく、唸り考えるゴエンモの隣で何か思いついたジライダは一つ頷くと、どこか尊大に体を伸ばして反り、バシリスクに不敵な笑みを浮かべる。


「!!!」

 その効果は劇的であった。


「うお!? こらモフモフしてくるな!」

 無言で大地を踏み込み飛び掛かったバシリスクは、その胸のふわふわした羽毛をジライダに押し付けると羽で彼を抱きしめ歓喜の鳴き声を上げる。しかも二匹から挟まれるように抱きしめられたためすでにジライダの足は宙に浮いており、その熱烈な歓迎には流石の彼も困惑が隠せないようだ。


「なつかれたでござるな」

「大丈夫か? そんなこと言って」


 危険を察知して一歩下がっていたゴエンモは呆れたように呟き、周囲から心配と羨望の眼差しを受けるジライダを見上げていたヒゾウは、小首を傾げながら広げられた大風呂敷に不安そうな表情を浮かべた。


「知らん! 上手くいくかは運とお前ら次第だ!」


「「こけっこ!!」」


 いい加減羽毛の海が鬱陶しくなってきたらしいジライダは、忍者として備わった能力を使い一瞬でモフモフの海から抜け出すと、体に付いた柔らかい羽毛を手で払いながら少し怒った様に、しかしどこか恥ずかしそうにバシリスクを見据え、紹介はするがその先はバシリスクの努力次第だと言い放ち、バシリスク達は華々しい戦場に向かう新兵のように綺麗な敬礼を見せる。




「無駄に敬礼が綺麗ですね」

 そんなやり取りを離れた場所から観察していた女性自衛官は、隣で同じく様子を見ていた調査ドームの代表に呆れが籠った声で話しかけていた。


「異世界の鶏は軍事訓練が必須なのか?」


「現実逃避しないでくださいね?」

 しかし返ってきたのはどこか惚けた返事。現実逃避をしているとしか思えない言葉に眉を寄せる女性を、男性は眉を上げて見下ろすと困ったように唸り空を見上げる。どうやら特にボケたつもりが無いらしい男性は、賑やかさが増しそうな調査ドームの状況に僅かな疲れを感じるのであった。



 いかがでしたでしょうか?


 よっぽどのことが無ければ大丈夫、日常においても割とフラグになる言葉ですよね。果たして新たな問題を吐き出し続けるドームはどうなっていくのか、そして鶏たちの運命や如何に、次回も楽しんで貰えたら幸いです。


 読了ブクマ評価感想に感謝しつつ今日もこの辺で、また会いましょうさようならー

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