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ワールズダスト ~現世に現れし黒き森~  作者: Hekuto
第二章 異界浸食

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第百七十三話 砂嵐穿つ山

 修正等完了しましたので投稿させてもらいます。楽しんで頂けたら幸いです。



『砂嵐穿つ山』


 ロシアに向けてユウヒが貸し切りの飛行機に乗り込んでいる頃、元々ユウヒがトランジットする予定だった空港では、ホワイトブロンドの柔らかそうな髪を揺らす女性が、屈強な男を引き連れて荒い足音を上げていた。


「まったく、突然空港変えるとか嫌がらせなのかしら」


「なんかあったみたいですね」

 胸を張り背筋を伸ばして歩く綺麗な女性は、ユウヒを待ち受けていたロシアの傭兵関係者の様で、ルートの変更を聞いて慌てて移動を開始しているようだ。そんな怒り心頭な女性の後ろについて歩く男性は、その屈強な体を曲げて女性の機嫌を伺う。


「何もないならそれこそ嫌がらせよ、間に合うの?」


「十分間に合います。まぁ食事は機内でしてもらうことになりますが」

 彼女の逆鱗に触れないよう言葉を選ぶ男性であるが、一度ヒステリックになった女性は何を言ったところで意味はないと言うもので、睨むように見上げられ苛立ちをぶつけられた男性はびくりと震えながらも、腹に力を入れて話し続けるのだった。


「これじゃアプローチする暇もなさそうね」


「本当に手出すんですかい?」


「ふふ、ちょっと遊ぶだけよ」

 急な予定の変更により、ユウヒと合流は出来てもそのあとの行動に制限が付いてしまった女性は、どこか不安そうな男性の声に苛立ちを一旦飲み込むと、機嫌よさげに笑う。


「にしても赤狐の息子に手を出すとか・・・」

 遊ぶだけだと言う声色に、より一層不安を掻きたてられた男性は、思わず背中を丸めながら先を歩く女性に呟くも、感情が声にも影響しているのかその言葉は尻すぼみになって消えていく。


「戦争でも始める気かって言いたいの?」


「よくお分かりで」

 体の大きさに反してか細い声を漏らす男性に、女性は呆れた様にため息を鼻から漏らすと、彼が言いたいことを察して問い返す。そんな彼女の問い返しに、解ってるんならやめてくれと言いたげな表情を浮かべる男性であるが、前を歩き小さく振り返った女性の顔からは、止まる気など全く感じられない。


「好いた男を盗られたんだからそのぐらいね、それに黒鬼に似た良い男らしいわよ? あいつほどガツガツしてないらしいからさらに良物件よ」

 何故なら、今回の行動には彼女にとって戦争なんかより重要な私情が入っているからで、遊ぶだけと言いつつその本音はどうにも違うようだ。


「・・・(良い歳してよくそこまで盛れるなぁ)」

 その本音の部分を察してしまった男性は、顔を固く引き締めながら心の中で上司についての不満を漏らす。普段優秀なだけに、我を出した姿にはひどくギャップを感じ、そこが良いと言う同僚の言葉を思い出しながらも、被害が自分にまで及びそうな状況に思わず表情筋が引き攣りそうになる大男。


「なんか言った?」

 そんな大男の内心は、急に立ち止まった女性の冷たい目に見抜かれてしまったようで、彼女の手元がぶれたと思った瞬間、彼は鼻に冷たく硬い感触を感じて、全身の筋肉が硬直するような悪寒を感じ立ち止まる。


「イエナニモ、ジュウコウアブナイデスヨ?」

 顎を上げるような姿勢で固まる男性の鼻には、女性が手に持つ銃の銃身が突き付けられており、ダラダラと背中に気持ち悪い汗を流す彼は、必死に絞り出した声で女性に助命を懇願する様に笑いかけた。


「あらごめんなさい? 手が滑っちゃったわ・・・ふふふ」


「ハハハ」

 対する女性は何もなかったかのように軽やかな笑みを浮かべると、冷たく笑いながら手を下ろし、光沢のないグリップを撫でてセーフティをかけると、音もなく銃を柔らかく暖かそうなコートの中にしまうのだった。





 それから数時間後、ユウヒは、ロシアで最初のトランジット先となる空港に到着していた。


「ここがロシア・・・そんなに寒くないかな?」

 トランジットで寄ることとなった空港に着いたユウヒは、外の空気を吸うため建物の外に出ている様で、まだ日の高いロシアの空を見上げながら思ったほど寒くない、むしろ過ごしやすい空気に小首を傾げている。


「まだ明るいからな」

 その隣では、パイフェンがユウヒの不思議そうな表情に目を向け、彼の疑問に答えて楽しそうな微笑む。


「夕陽さん、40分後に出発だそうなのでそれまでに戻ってきてください」


「わかりました」

 頷き納得するユウヒに、パイフェンが頭を撫でようと手を伸ばした瞬間、駆け寄ってきた自衛官が予定を告げる。一般人と違うキビキビとした動きに思わず背筋を伸ばすユウヒは、体に入った力を抜きながら返事を返し、パイフェンは思わず苦笑を漏らす。


「それじゃ俺はちょっち花でも愛でて来るぜ」


「ナンパ?」


「わかってるな夕陽!」

 ユウヒに笑っていることがばれないように顔を逸らしたパイフェンは、くるりと回り踵を返すと、ズボンのポケットに手を突っ込み軽い足取りでその場を離れる。どうやらこれから出発までの間でナンパに行くらしく、ジト目のユウヒに突っ込まれるも特に悪びれた様子もなく、むしろ自分の行動を理解してくれるユウヒに振り返り、嬉しそうに親指を立てて見せた。


「遅刻したら置いていきますね?」


「・・・笑顔で言う事かよ、まぁ大丈夫だ。夕陽はトイレか? 一緒に行かなくて大丈夫か?」

 親指立てて白い歯を見せ笑うパイフェンに、ユウヒもまた無駄にさわやかな笑顔で答える。言うだけ言って踵を返し歩き出すユウヒの背を、少し赤くなった顔で見つめるパイフェンは、呆れた様な声で突込みを入れ、空港内に戻る彼に予定を聞く。


「・・・くんなよ?」

 パイフェンの予想は当たったらしく、ちらりと振り返ったユウヒは怪訝な表情で一言呟く。


「フリだな!」

 このバイセクシャル女傭兵は何やら過去に前科を持っている様で、その時の事を思い出しているのであろうユウヒの言葉に、彼女もまた当時を思い出し目を輝かせる。


「はいはい」


「スルーとか酷いぞー!」

 何があったのか分からないものの、それはユウヒにとってあまり良い思い出ではない様で、これ以上は嫌な思い出ばかりを思い出してしまうと言った表情を浮かべた彼は、目を輝かせるパイフェンに向かっておざなりに手を振り空港内へと歩いていく。


 その後、ユウヒに不満を漏らしたパイフェンは、その場でほんの数分どっちに歩き出すか悩み、しかしユウヒが本当に怒りそうだと肩を竦めると、ちょうど空港にやってきた女性の団体に向かって歩いて行くのであった。





 その昔、まだ俺が純粋無垢な・・・たぶん純粋無垢な? 学生であった頃、パイフェンさんはトイレの個室を乗り越え、洋式便器に座る俺の股間に頭から突っ込んできたことがある。当時は酔っていたようだが、それからしばらくトイレに乱入してくるのがあの人のマイブームになったらしく、度々個室乗り越えを敢行してきた。


「ねぇ男の子って友達とかと一緒にトイレとか行くものなの?」

 まぁ、最終的に母さんの逆鱗に触れ文字通り血祭にあっていたのだが、正直あの時の股間の痛みと羞恥は、ちょっとしたトラウマものである。そんなことを思い出していると、左手首からギリギリ聞こえるくらいの声量で、どこか興味深そうな声が聞こえ来た。


「第一声がそれとか・・・そんな奴もいたけど俺には理解出来ん」

 いつから聞いていたのか、俺はスマホを左手で取り出すと耳に当て、電話をしているように見せかけ、好奇心に満ちた表情の女性に返事を返す。確かに学生の頃は妙にトイレに徒党を組んでいく同級生が居たが、正直理解できない。トイレなんて一人でゆっくりやりたいものだと思うが、ましてやパイフェンさんはあれで女性であるのだ、一緒になんて身の安全を含めて絶対に嫌である。


「そうなんだ。女子も結構そういう子居るけど私も解らないわ」


「それで? 何かあったの?」

 どうやら女性にもそういった行動を見せる人はいるらしく、そのことが理解出来ない彼女もまた俺と同じ思考の様だ。何となく好感度が上がる気がしながら、しかしこっそり話を聞いていた彼女にジト目を浮かべると、どんな要件なのか問いかける。


「・・・ええ、良いとも悪いとも言えないけど、中国ドームの話は覚えてる?」


「大体は覚えてると思うけど?」

 俺の問いかけに少し妙な間を置き話し始めた彼女は、中国のドームについて話し始めた。気のせいか少し不満そうな声色だが、何か問題でも起きたのであろうか。


「その時話してた山がね、砂嵐の中から顔を出したわ」


「ああ、それじゃとりあえず落ち着く感じ?」

 話していた山、それは登山愛好家が喜びそうな巨大な山が次元の穴とやらから出てきていると言う話であろう。なんでも一個ではなく複数なのだと言うから驚きである。そんな山が到頭姿を現したらしく、ようやく中国の巨大ドーム爆発も一段落と言ったところの様だ。


「それがね、まだ半分くらいしか異世界側の流出終わってないの」


「え?」

 うん、どうやら一段落とは違うらしい。


 砂嵐は結構な高さまで舞い上がっていたはず、少なくとも衛星写真ではそう見えた。そんな砂嵐から頭と言うか顔と言うかその姿を現したにも関わらず、まだ半分も残っていると言う。いくら登山愛好者絶賛予定とは言え、大丈夫であろうか。


「なのにもう富士山なんか疾うに超えちゃって、単純な推定でも一万メートルを超えそうなのよね」


「やったね、エベレスト超えだよ・・・超えてるよね?」

 一万メートルと言われても今一ピンと来ないが、一万なんて桁の山聞いたことないのできっとエベレストも超えることになるのだろう。・・・超えてるよね? 俺、山ってあまり興味が無いから少し不安である。


「エベレスなんて目じゃないわよ、まぁ・・・自重で崩れる可能性もあるからどうなるかわからないけどね」

 どうやら超えているらしい、正確な高さは解らないけど彼女の呆れた視線と口調からだいぶ差がありそうだ。と言うか普通、山の高さとか聞かれても解らない人が大半だと思うんだ、だからその呆れの中に妙な優しさを含んだ視線はやめてほしい。


「気流とか色々変わりそうだな」


「そうね、ただその山の含有物質がほとんど地球にない物質なの、今砂嵐の外に出てきた部分だけでも9割は地球に無い組成よ」

 それにしても砂漠に突然そんな山が生えたら風の流れとか結構変わりそうだ。毎年飛んでくる黄砂が和らいでくれるならいいのだが、気候にどのくらい影響が出るのであろうか、なんてことを考えていたら、どうやらそれどころではなさそうだ。


「え・・・あり得るの?」


「異世界だもの、まぁ基本的な原子や性質はそう変わらないかもしれないけど、魔力を大量に浴びた物質特有の変質も見られるし、地質や鉱物の学者は喜ぶんじゃない?」

 地球に存在しない物質か何かで構成された山なんてものがありえるのか、とも思うが、確かの彼女の言う通りその山は異世界に有ったものなので、特別おかしくはないのかもしれない。それにしても地球に無い、しかも魔力由来の物質・・・気になります。


「気になります」


「ここにも喜ぶのが居たか」

 思わず心の声が口から洩れたが、何故そんなジト目を向けてくるのでしょうか? 少し気になると言っただけなのに、いやまぁ不謹慎ではあるのかもしれないが、出来ればどこかの暴走大学教授共の様に俺もじっくり調査や研究をしてみたいのだ。


「なんだか声が暗いけど、喜べない状況?」


「元々喜べる状況じゃないけど、ちょっとおかしいのよ」


「おかしい?」

 それにしても俺を見る彼女のジト目以上に気になるのは、その少し沈んだような暗い声だ。確かに喜べる状況ではないが、俺の勘が囁く通り彼女には別の不安材料があるらしい。


「構成割合が自然に変質するレベルを超えているの、何か人為的か作為的な印象を受ける感じね」


「作り物ってことか?」

 どうやらその異世界の山と言うのは、魔力のある異世界の山であるとしても違和感のある山であるらしく、そこには作為的な何かを感じると言う事であった。


 それはその山が作りものかもしれないと言う事であろうか? それはそれで興味深い、大きな山と見せかけて実は人工物で、さらに秘密基地とかだったら大抵の男の子は大喜びです。マルーンとアーフも遺跡がある山から来たと言っていたわけなので、無いとは言い切れないのではなかろうか、いや是非あってほしい。


「そこまでは言わないけど・・・あとは、魔力が不活性も活性も関係なく山の天辺から噴き出してるの」

 えっと、確かに妙な妄想をして思わず興奮してしまったが、その馬鹿な子を見るような優し気なジト目はやめてください、新しい扉が開きそうなのです。


「・・・体調は大丈夫なのか?」


「高出力で広範囲に噴き出しているわけじゃないから大丈夫。例えるなら噴火みたいな感じかしらね」

 それにしても魔力か、モニター越しでは彼女の詳しい体調を診る事は出来ないので、本当のところは解らないが、話が本当ならその噴火の様な魔力による体調変化はないようなので少し安心である。いま彼女の支援が受けられなくなると言うのは、正直命綱が消えるようなもので、不安しかない。


「噴火かぁ・・・いっぱい魔力が詰まっていたのかな?」

 それにしても噴火か、一時期富士山が噴火する、火山活動の活性化でマグマの圧力が上がっている、なんて報道もあったが最近は全く聞かなくなった今はどうなっているのか。もしかしたら現在進行形で魔力を噴き出している異世界産の山には、富士山の様な火山のマグマの代わりに、大量の魔力が詰まっているのかもしれない。名もなき異世界の不活性魔力も相当な量だったようなので、噴き出すほどなら無くはないはずだ。


「ほんと良い勘してるわ。そうなの、ただの山にしてはエネルギー総量が異常に高いみたいで、まだ一部しか調査できてないから詳しくは分からないけど、ただの岩の塊ではなさそうね」


「あまり良い話じゃないな・・・」

 大体当たってほしくない勘ほど的中率が高い、そして当たってほしいことは大半予測から微妙にずれるものである。


「うん、何が起きるかわからないって気持ち悪いわよね。今わかっているのはこのくらい、落ち着くまでにはまだ時間あるから続報を期待していてね?」


「うわーたのしみー」

 なるべく悪い予想はしたくないのだが、期待しろと言う彼女の苦笑を見てしまうと、前向きな考えはとても出来ず、返事する声も自然と単調になってしまう。魔力の無かったこの世界が異世界の魔力で満たされていく姿を思い浮かべ、事実トイレの窓から見た世界に様々なものが見えることで表情が歪む。


「うふふ、何か聞きたいこととかある?」


「はぁ・・・そうだな、ロシアのドームはどんな感じ? 爆発の被害があまり及ばない安全な場所から見学したいところなんだけど」

 どうやらその歪んだ表情は面白いことになっているらしく、俺を見詰めるモニターの向こう彼女は、先ほどとは違う楽しそうな声で笑う。そんな笑い顔を見ていると、少し心が軽くなる気がして、残りの良くない気分を溜息と共に吐き出した俺は、さしあたりの心配事であるロシア巨大ドームの状況について問いかけた。


 ひょんなことから不相応な力を手に入れてしまった右目は、対象との距離が延びると解析能力が著しく下がる傾向にあり、それ故なるべく近くでドームの状況を見たいところなのだが、かといって爆発に巻き込まれたくもない。


「そうね、夕陽君ならそばで見ていても大丈夫だと思うけど、その他の人を考えると外縁部から10キロメートルは離れていてほしいかな? あ、でも異世界側で何か起きてるみたいで数値の変動が激しいから、すぐに近づいたりしちゃだめよ?」


「まぁしばらくは離れて観察するしかないかな、何もなければ」

 確かに俺だけなら魔法の併用で爆発圏内でも安全に観察することは可能だと思うが、しかし今回は自衛隊の人たちと一緒なので単独行動は難しいだろう。ここは日本ではなくロシアと言う外国、勝手に行動しようにもロシアの軍人さんが許可しないと思われる、と言うか正直、あちこちでアサルトライフル持って歩いてる人たちが怖い。


「それどう考えてもフラグよね」


「予定より到着が早くなりそうな時点で何かあるよね」

 しかしそれも何もなければの話で、緊急事態が起きた場合は自由に行動していいと、石木さんから許可をもらっているし、なんでもロシア大統領からの許可も出ているそうだ。急に対応が変わったところを見るに、何もないとは思えないし俺自身いつもと違う嫌な予感も感じているので、今更フラグ建てようが圧し折ろうが結果は変わらいと思う。


「何かある前提で考えていた方が良いって事?」

 良くない予測で動くのは、特に悪い事ではないだろう・・・と言うかだ。


「そんな気が・・・するんだよ」

 石木大臣から、ロシア大統領が『緊急時に置けるロシア国内での自由行動』を許可した、と言う話を聞くよりも先に母さんからその話を聞かされていた時点で、何か起きる事を俺は確信している。こういった周囲よりも早く母さんが先手を打ってアドバイスなどを行う時は、大抵その必要があると言う事なのだ。何が起きるのか分からないがそれでも送り出してくれたと言う事は、俺でもなんとかなると思うので前向きにやってみようと思う。



 いかがでしたでしょうか?


 ロシアのドームに着く前に、中国のドームがまた一歩異常な状態へと進んでいく、果たして異常の上に異常が降り積もる地球はどうなるのか、ユウヒは無事日本に帰れるのか、楽しみにしていただけたら幸いです。


 それではこの辺で、またここでお会いしましょう。さようならー

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