異世界タバコ職人の仕事
若旦那さんの煙草1本読んでたら思い浮かんだぜ
俺は数あるタバコ職人の中でも知る人ぞ知るタバコ職人だ
時間があるときなんかに適当なところに露天出させてもらって売ってるがあまり売れない
まあしょうがねぇここは安全な世界ではなく魔物が蔓延る世界だ煙草の臭いですぐ気づかれておじゃんになるかもしれんがそんなこたあかんけえね
まあ街中の裕福な人が吸うためのものを作っていたんだが最近タバコの葉が値上がりしてないろいろ混ぜてみたところなんと虫除けの効果が付くうまいタバコが生まれたのさ
――――――――――――――露店を開いてはや3時間-――――――――――――――
ちっとも売れないってどういうことだよ
味自体は変わんねぇのに
まあ俺の名前が知られてないのも理由にあるかもしれんがこれじゃあしょうがねえ
もっといいやつを作らねば
――――――――――――――2年後――――――――――――――
やっと完成したぜ支援効果のつくタバコこの煙を吸えばそれぞれのこうかがつくようにしてあるんだぜ
これで売れん勝ったらもうシンプルなもの一筋にしてやる
-――――――――――――――100年後――――――――――――――
「ふう疲れたぜ」
全くあぶねぇとこだったぜこのタバコがなけりゃあ危機一髪だったってこともないがあるだけであんしんできるぜ
支援効果付きのタバコは簡単にできるし葉の組み合わせ次第で好きなように変ええるからと有名になりましたと