第三十話 ミレニア=オーキッド
文量少ないです。すいません。
あと、更新が中々出来ず、すいませんでした。
これからも乱れます。これもすいません。
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寒くなってから、寝不足とやるべきことに追われる日々でした。
でも、テストはクラス4位でした。
どうでも良いですね。ハイ。更新頑張ります。
「……で、ミレニアさんだっけ? 貴方の話を全部聞いたけどさ」
ミレニアは机の上に仁王立ち。
オレは地面に胡座を組んで座っている。
その状態で、彼女はコチラを睨みつけてきた。
「なによ」
「“超”を付けても良い程、下らなかったよ」
【そうですね】
ミレニアの目線が鋭くなり、眉がピクッと跳ねる。
「く、下らな──っっ!? 私の弟子を倒しておいて、よく言えるわね!」
「倒したっていうか、勝手に喧嘩吹っ掛けて来たのを──
……あ、倒してたか!」
「ふぬぬぬ……! とにかく、私にもその術を掛けてみなさい!」
またそれか。
本日何回目だ。
「えっ、何で?」
心底面倒くさそうに返すと、ミレニアはさらに踏み込んできた。
「いいから、かけな──」
(じゃ、サブ頼んだ)
【はーい】
その気軽な声と同時に、
バチッ、と透明な衝撃波がミレニアの目の前で弾けた。
次の瞬間。
ミレニアは白目を剥き、その場に倒れた。
教室を覆っていた簡易結界も、同時に霧散する。
そこへ、ちょうど入って来たグラウス先生が首を傾げた。
「……何故ここに?」
例の女子生徒が、慣れた様子で事情を説明する。
うん、デジャヴ。
「カイン、またか。まぁ良い。クラスの後ろに放っておけ」
そうして、今日の授業が始まった。
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2限が終わり、昼食前の静けさが教室に戻った頃。
ミレニアは、ようやく目を覚ました。
自分の手を見つめ、小刻みに震えている。
……おそらく、朝の光景を思い出したのだろう。
だからか、コチラを唖然と見上げてきた。
「……な……に……、いま……の……」
昔だけどな。と、思わずツッコミたくなる。
教室中の視線が、一斉に彼女へ向く。
……俺も、その中の一人だ。
ミレニアは言葉を失ったまま、しばらく固まっていた。
……と思った次の瞬間。
「……しゅっ、しゅごっ……しゅごいっ!!」
「え?」
「こ、これがしぃんめいの力……!」
いきなり握手を求めるように手を伸ばしてきて、
反射的に後ろへ飛び退く。
なんなんだ、本当にコイツは……。
強いとか以前に、行動が怖い。
その間に、ミレニアは魔法の詠唱を始めていた。
「神に仕えしその魂を此処へいざ給へ! バインド!」
(ねぇ、避けれる?)
【対策済みです。ご安心を】
サブに抜け目は無く、バインドはあっさりと破られた。
……でも、容赦無さすぎだろ。
正直、うちの学園長より怖い。
「くっ、効かないとは……。こうなったら……」
本気で悔しそうに歯噛みしている。
「カイン様! この私を、貴方様の部下にして下さい!
弟子でも雑用でも構いません!
できれば上司がいいのですが……!」
「なんで上司になるんだよ……」
「だって、私、上位クラスよ!」
威張るな、そこ。
負けてるだろ。正確にはサブに。
【カイン様、距離が詰められています。
そろそろ危険度判定に移ります】
カラオケの採点みたいに言うな。
あと、さっきからずっと危険なんだけど。
すると、どうしてか、ミレニアは胸の前で手を組み、今度はやけに真剣な顔で言い放った。
「この学園の流儀なら……強者の下につくのが当然でしょ?」
こうして、強さに惹かれた危険人物が一人、
オレの周囲に居座ることになった。
学園生活は、確実に――面倒な方向へと動き始めていた。
ちょっとたんぱくになってました。




