煕逗瀛ーきずうみー

真夜中のリリック

有言実行　矍鑠（かくしゃく）　優越　混合　輪廻

あるべからずの大衆心理

輾転反側（てんてんはんそく）　悲愁　悒悒（ゆうゆう）　鬱鬱（うつうつ）

仮初（かりそめ）の口づけ越しに

嗷嗷（ごうごう）と木霊した

罵詈雑言（ばりぞうごん）の解明

赫怒（かくど）も増して

厭（いと）いの間隙

退場　対抗　不貞腐（ふてくさ）れて

「遉（さすが）は倫理的発言ですね」

御礼　鮮明　脳漿（のうしょう）出して

粉々に成った耄碌（もうろく）の硲（はざま）

真摯（しんし）に渇愛（かつあい）を宣（のたま）って

医者の不養生　賛成　賛同　潸潸（さんさん）

言葉足りずの　瞞（まやか）し頂戴

抱薪救火　傲慢　操作　努努（ゆめゆめ）

仮初の口づけ越しに

毫釐（ごうり）で惨落（さんらく）した

恋い慕いの愛憎

憤怒も満ちて

慊焉（けんえん）の薄情

偶像　横行　悪行無道なんだって

「迚、罵詈讒謗（ばりざんぼう）で蔑視ですね」

逸脱　倦厭（けんえん）　匙加減して

真夜中に吐露した慟哭（どうこく）の盤屈

真意に溺愛を晒して

御目通り　睇視（ていし）　牴触（ていしょく）　褻言（せつげん）　表裏

虚言を　正解を　聞かせてください

嗚呼　此処に其処に何処に投げたの

惨憺　感嘆　驚嘆　慷慨（こうがい）　正体　どうだい

遑遑（こうこう）　罵倒　消灯　同等

「ずっと僕は詬罵（こうば）していました」