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空想天災
催眠応用 理想衒って
半壊ビルディングス 明け透けな表情
志も粉々 闇夜の現世
曖昧に俄然増した劣等が
僕を嗤ってるんだ
もうやめてくれよ
拒絶は天災 廃れる脳裡に逃げ込んだ「迷い」
忙しなく言って 靉靆溶かして
あの日から変わらない想いを 胸に再び抱いて
無実の主張挈げて 相対相応しくない
息遣いも焦ってしまって病んでいた
沈む陽を眺めて
僕の瞳孔に映る知らない僕
追いつきたくて憂いに依って
背景に覲える環状線 縫い付けた嘲笑
空想に逃避 行きつく先は何処なんだ
だからもう泣かないで
虚勢を無理に張り続けて
苦言の連鎖 亡
拒絶は天災 焼ける脳裡に逃げ込んだ「迷い」
忙しなく言って 靉靆溶かして
あの日から変わらない想いを 胸に再び抱いて
空想天災 所以の劣等
もう御終いにして前を向こう