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宵闇の唄
蹣跚 言葉が正しく響かない
悄愴 言葉が上手く出てこない
消光 不甲斐ない御遊びも終わりか
涕泣価格 攪乱と 砕け散ったニュアンスの
子供の消えた宵闇のハーモニーで消えてゆく
挺然逓減 宵闇に紛う
跳梁跋扈 常世に堕ちていく
有罪判決 冤罪だって
眩みに韜晦 知らずに溶けていく
深き恋情 創痕 堕
藪蛇 心が今日日に酩酊然もなくば
傲慢 心が常闇に堕ちていた
剔抉 どうして心から笑えないんだ
綺語虚偽 散乱と 声が枯れるまで叫ぶのさ
子供の消えた現世に罵られていく
嬌声誑惑 宵時見紛う
擾乱常套 微睡に堕ちていく
噎鬱曠劫 鴻鵠なんていない
塵芥に塵埃 知らずに募っていく
浅き希望 燼滅 怪
夜闇宵闇の沙汰と 壊れている心のトリック
子供の消えた蜃気楼の中に溶けていく
荊棘惨状 宵時に紛う
軽慮浅謀 常世に堕ちていく
翕然讒謗 罵倒されては
暈しに崩壊 知らずに溶けていく
悪魔の蠱毒 惨憺 墜