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哀を愿む
奢侈に凪ぎ あの日ボクは滅入った
黍離の嘆に溺れている 瞞着のお味は如何?
相変わらず呪詛を口遊み 話を真面にできないな
贅言に逆らって 阻まれ砕身した
超邁 朝盈夕虚 豺狼も愛憎と粉々現象
灰と杯の交わし合い 愛と哀の変わり合い
最終列車は瞬ぐ間に消えていく
遠退いた愛の感情に縋り
蠢爾の傍観は酩酊に透けて
恥辱は泥被って凪いだ 危機感の衰退 懾
何にもなんないと断言し 絶望に溺れていく
遠退いた愛の哀に孕まれ堕ちていく
揶揄 覬覦 諂諛
泣いて掻いて飽いて移ろっていく環状線
あからさまに弛緩した変更点 粉々になった覘望 靦然
危惧 奇遇 杞憂 左右
銘々は檮昧に
痛い
履き違えた水底に溺し 遍く代償を翳し
晒して曝して禁忌は如何様だ
理を砕き魘夢に堕ちた
遠退いた愛に縋り
蠢爾の傍観は酩酊に透けて
恥辱は泥被って凪いだ 危機感の廃頽 凋
どうにもならないと断言し 幸福も夢も見れず滑り落ちていく
遠退いた愛の哀に孕まれていく 呑まれて 苦