4/28
ワンピースは宝物
大好きなご主人さまからのプレゼント
それはシルクのワンピース
長いキスの後、ご主人さまは床に紙袋を投げ捨てた。
「その中の服を着ろ!」
「はい、ご主人さま」
あたしはひざまづいて紙袋を手にとる。
ノースリーブで胸元が大きく開いたミニのワンピースだ。
かわいい!
あたしが大好きなパステルピンク。清楚だけどセクシー。
あたしの好きな色を覚えててくれたんだ。
嬉しい!
でも、ご主人さまには既に裸を見られているとはいえ、男の人の前で見られながら着替えるのは何だか恥ずかしい。
あれ?この肌触りってシルク?
「これってシルクですか?とっても高かったんでしょう?」
「こら!余計な事いわないの」
あたしは鼻を指で弾かれる。
「お許し下さい、ご主人さま」
あたしは鼻を押さえながら慌てて謝る。ご主人さまったら照れているんだわ。
ウフっ嬉しい。自然に笑みがこぼれてしまう。
このワンピースは私の大切な宝物にします。
ありがとうございますご主人さま。あたしは指先にそっとキスして、その指を首輪に押し付けた。
愛しています、ご主人さま。