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⑧
別々の進路に決まった友達が彼女と別れた。
中一の頃から付き合いはじめて、長く続いていた。
別れる要素なんてなかったのに。
毎日一緒にいられないから。
気持ちが離れてしまうだろうからって。
不安だけで二人は別れを選んだ。
未来のことはわからないのに。
僕も気持ちが薄れるのだろうか。
新しい生活が始まったら、君を忘れる日がくるのだろうか。
頬杖ついて、その横顔を見る。
夕陽をバックにした君は、どこか寂しげな笑みを向けた。
別々の進路に決まった友達が彼女と別れた。
中一の頃から付き合いはじめて、長く続いていた。
別れる要素なんてなかったのに。
毎日一緒にいられないから。
気持ちが離れてしまうだろうからって。
不安だけで二人は別れを選んだ。
未来のことはわからないのに。
僕も気持ちが薄れるのだろうか。
新しい生活が始まったら、君を忘れる日がくるのだろうか。
頬杖ついて、その横顔を見る。
夕陽をバックにした君は、どこか寂しげな笑みを向けた。
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