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卒業式。
思い返せば冴えない三年間だった。
でも、中学生最後の日は清々しい気持ちで迎えることができた。
僕は友達と連れ立つ君を見つけ、目で合図を送る。
僕たちは二人にしかわからないやり取りで次第に近づいていく。
「第二ボタン、いる?」
余裕ぶってそんなことを言ってみる。
「いらない」
予想外の答えに、
「なんで?」
と訊いてしまう。
君は少し考えるそぶりで、だって、と前置きしてから、
「またすぐ会うから」
と笑うのだった。
卒業式。
思い返せば冴えない三年間だった。
でも、中学生最後の日は清々しい気持ちで迎えることができた。
僕は友達と連れ立つ君を見つけ、目で合図を送る。
僕たちは二人にしかわからないやり取りで次第に近づいていく。
「第二ボタン、いる?」
余裕ぶってそんなことを言ってみる。
「いらない」
予想外の答えに、
「なんで?」
と訊いてしまう。
君は少し考えるそぶりで、だって、と前置きしてから、
「またすぐ会うから」
と笑うのだった。
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