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②
退屈なふり。
校庭を眺めるふり。
視線は君を通り抜けている。
ふり、ふり、全部、ふり、だ。
全然、意識していない。
横顔なんて見ていない。
でも、
「最後に隣り合えたね」
なんて言われたら、もう何もかもぶっ飛んでしまうじゃないか。
本当にそう思ってくれているの?
君は何を思って笑いかけてくれるの?
話したい気持ちは苦しいほど膨らんでいる。
なのに僕は裏腹で。
曖昧な態度で頷くことしかできない。
もっと上手く笑えたらいいのに。
退屈なふり。
校庭を眺めるふり。
視線は君を通り抜けている。
ふり、ふり、全部、ふり、だ。
全然、意識していない。
横顔なんて見ていない。
でも、
「最後に隣り合えたね」
なんて言われたら、もう何もかもぶっ飛んでしまうじゃないか。
本当にそう思ってくれているの?
君は何を思って笑いかけてくれるの?
話したい気持ちは苦しいほど膨らんでいる。
なのに僕は裏腹で。
曖昧な態度で頷くことしかできない。
もっと上手く笑えたらいいのに。
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