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 受験会場では、誰もが眉間にシワを寄せて前のめりだった。


 本番の朝。


 会場までの道のりは、溶けた霜が煌めいて妙に眩しかった。


 吐く息が白い。


 胸一杯に空気を吸い込むと、身震いした。


 僕はどういうわけか気持ちが晴れやかで、閉塞的な中で周りが良く見えていた。


 皆、状況は同じだ。


 あとは力を出し切れるかどうか。


 問題が目の前に置かれても動じなかった。


 精一杯やるしかない。


 結果を心配するのは後でもできる。


 今は集中するだけだ。

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