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まだもう少しだけ続きます(S)

「うむ、ワシのと同じように色とは関係ないのかもしれんな」


 おい、じゃあもうどうすればいいんだ。能力貰ったって使えなきゃ意味ないじゃないか。というか奈落の王も、もうちょっとヒントとかくれても良くないか。


「とりあえず、ハドアくんが考えられる限りのありえない魔法をイメージしていくしかないかな」


「考える限りのって言われても。うーんそうだな」


 俺は地面めがけて拳を振り下ろす。イメージするのはすり抜けるイメージ。当たり前だが、拳はイメージ通りにはならず地面にぶつかった。


「透過能力とか憧れてたんだけどこれじゃないか」


 その後も考えられる限りのありえない魔法をイメージした。透視能力をイメージして学長を凝視したが服は透けず、透明化をイメージして体が透明になるのを待ったが変化はなく、時間停止能力なんかもイメージしたが時は止まらなかった。え? なんでこんな能力をイメージしたかって? そりゃあ、男の子なら一度は憧れる能力だからさ。


「あれもダメこれもダメ。もうありえない能力のネタが尽きかけてきたぞ。学長はどうやって、持続魔法に気づいたんですか?」


 そういえば、学長が魔法に気づいた時のことを聞いていなかった事を思い出した。


「ワシの場合は使った魔法がもうちょっと長く発動すればなーと、考えていたらいつもより魔法が長く発動して気づいたんだ」


 そんな軽い感じで魔法発動しちゃったのか。


「かれこれ一時間位たったし一度休憩にしよう。ずっと考えたところで、いいイメージが浮かぶとは限らんしな」


「そうですね」


 学長は前の休憩と同じように、ウィガロさんから貰ったハーブティーをコップに注いだ。


「はい、どうぞ」


「あ、ありがとうございます」


 学長の手からコップを受け取ろうとした時、コップを受け取り損ねてコップが手から離れてしまった。

 あ、せっかくのハーブティーが無駄になっちまう! そう思った時、目が熱を持った気がした。すると、目の前にありえない光景があった。


「こ、コップが傾いてんのに水が溢れてない……」


 地面に落ちてコップは傾いているのに、中のハーブティーは溢れるどころか波紋一つない。


「えーと、まさかこれが俺の魔法?」


 特に何かをしている感じはない。試しにコップの中のハーブティーを人差し指で突いてみる。


「うわ、硬い。まるで石みたいだ」


 一瞬凍ってるのかとも思ったが、ハーブティーは暖かいままだ。


「ほう、これがハドア君の力かね。見たところ対象の動きを固定させる能力の様だね。これもう一度動かせるのかい?」


 コップの中身を見た学長は俺にそう言った。


「わかりませんけど、とりあえずやってみます」


 俺はハーブティーに視線を向け、動けとイメージする。


「元に戻ってる……」


 コップを少し揺らすとハーブティーはその動きに合わせ波を打つ。


「まだ完全に扱えるわけではないが、ハドアくんの力もわかったことだし、そろそろ次の用事を片付けるとするか」


 あ、これでやっと学園に戻れるのか。長かった。いやたった一日だったけども、一日の内容が濃すぎて何週間も外にいた様な感覚する。エレナには旅するとか言ったけどこれなら日帰りで……。ん? 学長今なんて言った?


「が、学長? い、今なんとおっしゃいましたでしょうか?」


 き、きっと聞き間違いだ。そうに決まっている。そうでなくてはおかしい。だって、用事はもう終わったんだから。こんな危ない旅はもう終わりなんだ。


「え? ハドアくんの力もわかったことだし、そろそろ次の用事を片付けるとするかと言ったんだが?」


「よ、う、じは! さっき終わった! はい、帰ろ! あったかい学園が待っているー!」


「終わったよ。だから次の用事に……」


「あんた、オラクルの一部を譲ってもらいに行くって言ったんだろうが!」


 まぁ、それすらもあやふやに言われたがな。大事なことは何一つ言われてなかったけどな。


「というか、用事が他にもあるなら先に言えよ! 大事なことはちゃんと言葉にしなきゃ伝わらないんだぞ!」


 俺は学長に思いの丈をぶちまけた。


「荷物も数日分用意してるし、わかってるのかなって思って……」


「わかるわけないだろ!」


 う、嘘だろ……? この危険な旅はまだ終わらないのかよ……。


「大丈夫だよハドアくん。次の用事はこれよりも安全で簡単じゃ」


 これよりもとか言われても、この旅自体が危なすぎて比較にならねぇよ。


「次の用事って何なんですか?」


 俺は投げやりにそう返した。


「転校生のお迎えじゃ」


「て、転校生? その転校生は何処にいるんですか?」


「あの山だ」


 学長が指差したのはこの辺りで一番大きな山。トッチクルッタ山脈だった。

 はい、どうもSです。


 皆様のお陰でこの小説の閲覧数が3000回超えました! いぇーい!!(どんどんぱふぱふ)

 なんか前にもやった気がしないでもないですが(いや、1000回の時にやったわ)やはり大台に乗ると嬉しいものですね。あれから3倍も閲覧数が増えたのか。2倍じゃないですよ? 3倍ですよ? 3倍。2倍より凄いことなんですよ?(いや、何言ってんだこいつ……頭わいたのか?)。これからもこんな感じでやっていくと思いますが、どうぞよろしくお願いします(深々と土下座)。


 では、今回はこの辺で。内容には触れないぞ!今回はネタバレ一切なしやー!!では、バイバーイ。



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