ひつようなものは身一つ。なわけがない。
参考文献
一般財団法人 日本車両検査協会 著
『自転車組立、検査及び整備マニュアル』
『自転車組立、検査及び整備技術審査 自転車技士学科試験過去問題集平成26年度版 過去三年分(平成23~25年)』
『平成26年度 自転車技士・自転車安全整備士試験 受験者心得 ※試験当日に必ず持参してください』
DVDビデオ
有限会社サイクルメンテナンス
『ホイール組みの達人』
受験資格
自転車技士
18歳以上(平成8年8月末日以前に生まれた者)
自転車の組立、検査及び整備に関し、2年以上の実務経験。
(筆者はネット出願したので勤務地は書いたけど実務経験関係なかった)
自転車安全整備士
18歳以上(平成26年度なら平成8年8月末日以前に生まれた者)
自転車の点検及び整備並びに自転車の安全利用に関する指導に関し、2年以上の実務経験。
(※ 筆者に指導経験? あるわけがない!)
【必要なもの】
工具一式(必須)
鉛筆HB二本以上(貸出は無いらしい)、消しゴム(同じく)
自転車の新車一台(必須。持ち込みの細かいレギュレーション、サイズなどはご自身で調べてください。
完全な新車だが、多少の傷は準備前分解を済ませたあと試験前に申告しておけば減点されずに済むそうです)
また、隣の受験者の会話を盗み聞ぎしている限りでは『五回くらい練習分解した車を販売した』『廃棄車両を用いた』など笑えない話も。
あと、24インチとしか思えない自転車を持ってきている受験者さんもいたなぁ。
(サイズのレギュレーションもある)
【持って来いと言われたが使わなかったもの】
荷札。油性インク。(でも持っていこうね?!)
2014年の堺商工会議所会場では自転車につける荷札をあらかじめ用意してくれ、半券として所持することが出来た。
受験票入れに半券を入れたままにして面接後取って返して平謝りで半券を返してもらった愚か者がいる。筆者の事である。
(2015年度追記。この半券を兼ねた荷札は本年度も支給されました)
【持って来いと言われなかった筈だが必須だと感じたもの】
腕時計
ペーパーテスト時、筆者の受験した堺の商工会議所では時計を見ることが可能な配置に時計は無かった。
電卓
実は持ってきて良い。計算機能のみのタイプであること。
ないのとあるのとでは走行距離などの問題の簡単さが違います。
道具を運ぶ大型の台車(駐車場から会場までに運ぶと色々死ねます)
某ショップの人が、ブレ取り台というとても大事な工具を見事にバザール状態にしていたっけ。
ブレ取り台を倒してしまったり、運搬時に肝心の自転車を傷つけると不味いので毛布のようなものもあったほうがいいと思います。
予備部品
見事にパンクをかました受験者がいた。
一回でも練習に使ったディレーラーワイヤ(変速機のワイヤ)やブレーキワイヤはまっすぐに見えてもこじれて小さな穴を通ってくれない事がある。
筆者は途中でディレーラーワイヤをプチブチきって無理やり通したが安全上は絶対やってはいけない。
2015年度の再受験のとき、直前に新品に交換したにも関わらずほどいて組み付けの時点でフロントディレーラー(前方変速機)のワイヤーに痛みを発見。筆者は締めすぎの傾向がある模様。
たいして高いモノでもないのだから予備部品は持っていくこと。
ニップルは4つほど。スポークは長短2本ほど(曲げることがある)。
ワイヤキャップは素直に端っこをワイヤカッタで切断して新しくつけたほうが早い。
(会場によっては子供が遊ぶ体育館だったりするので子供がワイヤの小さな針金でキケンな目にあったりしたら目覚めが悪い)
2015年の再受験時、筆者の用意した新品スポークに薬品痕っぽい磨き傷があり、それを発見した試験官からスポーク色分け疑惑をかけられたことがあります。
新品だから安全など甘いことは考えず、持ちこむものすべては点検確認のこと。
自動車
自転車運搬、道具運搬など。言うまでもない。
試験に使う自転車は実態はさておき新車限定なので乗っていくわけにはいかない。
お弁当。水筒
たいていの試験会場はお盆の酷暑の中で開催される。
また、食堂の許容量からいっても弁当は持って行ったほうがいい。
【便利なもの】
コードレス電動インパクトドライバ(分解作業が圧倒的に楽になります)。
筆者は日立のFWH 7DLを購入。
軽い。折り曲げが出来て使いやすい。普通のドライバとしても使える。手元を照らす機能がついている。試験時間余裕で持つバッテリと重宝な品でした。
携帯電話
面接試験は番号順ではなく、五人ずつ呼び出されるのですが、
番号が若い筈の筆者は一番最後のグループにされてしまい会社の皆さんを大いに待たせる結果になりました。
連絡はしっかりできるようにしよう。
不足分などはおいおいと。
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