登場人物紹介（１～３１話）
若干のネタバレがあったり、なかったり。
まとめ的な人物紹介。
スノウ
女装王子。本人的には女装趣味はない。鈴蘭の保護者。
白の国世継ぎ。美形。故に求婚者が押し寄せる。
嫌気がさして王子休業中につき、女装中。
うっかり偶然拾った少女が嵐の目。
思いも寄らぬ騒動に巻き込まれていくことに。
苦労多き経験から、警戒心と用心深さは筋金入り。
鈴蘭
異世界人少女。主な職務はスノウと遊ぶこと。
衝動的に動くことが多く、スノウの保護対象。
素知らぬ顔で他人を動揺させる行動に走る。
本人も知らなかったが前世の因縁故に異世界へと拉致される。
前世妻の呪いによって変容の憂き目に遭っているが…
基本的に難しい考えは放棄する傾向にあるので、意外に平気そう。
ベルリオ
女装騎士。本人的には女装は不本意。側近三人衆の一人。
戦うことしか脳のない根っからの戦士。そのため柔軟さが足りない。
見事な体躯に恵まれ、女装中はアマゾネスにしか見えない。
反則的に強い。
サンドリオ
女装書記官。化粧映えする地味顔なので、美人に変身。側近三人衆の一人。
元々は軍学校にも通った騎士家系の次男坊。有能。
丁寧な口調でたまに毒を吐く。結構自分本位な本音がチラ見している。
側近達の中で唯一リア充。しかし女装のせいで婚約者に会いに行けない。
ラプランツェ
女装魔法使い。いつだって活き活き。側近三人衆の一人。
実力者だが、性格に問題あり。平気で黒魔法を使う白魔法使い。
女装中は豪奢な美女にしか見えない金髪美人。
素性に謎が多いが誰からも怪しまれないのは、これも一つの人徳か。
ミレット
きまじめ侍女さん。実質的にほぼ一人で上記5人の世話をしている。
王妃様から王子たちの面倒を見るために派遣された。
常に表情が微笑で固定されているため、感情が読みにくい。
王様
スノウの父。有能だけど妻のかわいいわがままには弱い。
息子の女装で社交界を揺るがし、無能どもを釣り上げる計画進行中。
王妃様
スノウの母。女装の発端。絶世の美女さま。
無茶を言い出すのは大概この人。
桜
鈴蘭の実弟。生意気だけどそこが可愛い盛りの小学六年生。
鈴蘭が異世界転移する際、巻き込まれた疑惑があるが…？
『銀白の王妃』エレンシーゼ
白の国の初代王妃。歴代最強と謳われる白魔法使い。
女神のような慈悲と美貌で慕われる、心身合わせて真っ白な人だった。
しかし夫の魂への執着から、人生の最後で黒魔法に走り…
鈴蘭に降りかかる災禍の元凶。
