48話 強さへの信頼
「この城に仕えている騎士や衛兵の中で女性のみを出陣させます。といっても彼女らはあくまで正確な情報をあなたや皇帝様にお伝えするためです。相手の軍勢とサリスの相手は私一人でします。万が一私が劣勢に立たされた場合彼女らにはそれを城まで伝えてもらう役割も担ってもらいます。」
「あなただけでサリスに対抗できると証明できるものは何かありますか?いきなりそういわれましても私たちはあなたの強さを知りませんので。」
「そうですね。それでは私の冒険者カードを見ていただけますか?そうしたら私がいかに強いかわかっていただけると思います。」
「拝見いたします。」
リア 人間 11歳
スキル{鑑定}、{賭博}、{創造神}
Lv.52
HP 1124
MP 11111
STR 1800
VIT 330
RST 8500
AGI 220
魔法:自然系統全般、火魔法全般、中級回復魔法、暗黒魔法全般、神聖魔法全般、上位支援魔法、召喚魔法(悪魔召喚、精霊召喚、従魔召喚、天使召喚、死霊召喚)、極大魔法
称号:無詠唱魔術師、ゴブリンキラー、天災打破、神
大臣はまたしても硬直した。あまりにも高すぎるステータスに驚いたのだろう。
「これは失礼いたしました。リア殿に一任したいと思います。私は公邸にそのことを報告するので中座させていただきます。開戦は今夜になると予想されるので準備しておいてください。メイドを読んで部屋に案内させるので担当の者が来るまではそちらにておくつろぎください。それでは失礼いたします。」
そう言い残すと大臣は一人そそくさと退出していった。少しするとメイドがやってきて少し離れた部屋へと案内された。それからリアはサリスとどう戦おうか考えながら1時間ほど部屋で休憩を取ったのだった。




