31話 パワーアップ
ギルマスの部屋をあとにしたリアは宿屋に戻った。昨日はダンジョンに潜って徹夜したのでさすがに疲れたのだ。
「おぅ、リアおかえり!格付け試験はどうだった?」
宿屋のドアを開けるとレイが声をかけてきた。
「めちゃくちゃ疲れました。」
「ランクは何になるって?」
「あんまりにも異例すぎるから1週間後に来てくれって言われました。」
「異例っていうのは?」
「ダンジョンボスまで倒したんですよ。8層にゴブリンキング、9層にアークデーモン、ダンジョンボスがアダマンタイトゴーレムっていう感じだったので」
「アダマンタイトゴーレムってマジかよ!」
「マジです。」
「とんでもねぇな。まぁ、きょうは休みな。夜になったら飯を持って行ってやるから。」
そういわれたので部屋に戻ることにした。
部屋に戻ったリアは特にすることもないので自分のステータスを確認することにした。
リア 人間 11歳
スキル{鑑定}、{賭博}
Lv.48
HP 1000
MP 10000
STR 1750
VIT 325
RST 8230
AGI 220
魔法:自然系統全般、火魔法全般、中級回復魔法、暗黒魔法全般、神聖魔法全般、上位支援魔法、召喚魔法(悪魔召喚、精霊召喚、従魔召喚、天使召喚、死霊召喚)、極大魔法、マテリアルサーチ、フィジカルストレングス、アラーム、マテリアルクリエイト、アイテムボックス
称号:無詠唱魔術師、ゴブリンキラー、魔法創造者、天災打破
冒険者カードもちゃんとステータス更新されている。かなり高精度な鑑定魔法のようだ。おそらく永続的に鑑定できるのだろう。
しかし、体の大きさの限界なのかAGIは上がらないようだ。ほかのステータスはとんでもないことになっている。レベルはギルマスの方が高いがステータスを見比べると天と地ほどの差がある。とんでもないステータスになっている。
(けど、魔法を作れるのはいいけど、こうも多くなると忘れそう。何かいい方法ないかな?)
リアはしばらく考えるととある魔法を作り出した。それは「想像魔法」。
これは使用者が思い描いたことを現実化する魔法である。どのような効果を発揮するかによって消費される魔力量が変わる優れものである。それぞれの専用魔法を作るよりは多くの魔力を消費するがこの方が効率よく使えるだろう。
ということでさらに変化したリアのステータスがこちら
リア 人間 11歳
スキル{鑑定}、{賭博}
Lv.48
HP 1000
MP 10000
STR 1750
VIT 325
RST 8230
AGI 220
魔法:自然系統全般、火魔法全般、中級回復魔法、暗黒魔法全般、神聖魔法全般、上位支援魔法、召喚魔法(悪魔召喚、精霊召喚、従魔召喚、天使召喚、死霊召喚)、極大魔法、想像魔法
称号:無詠唱魔術師、ゴブリンキラー、魔法創造者、天災打破、全能