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【完結】転生チート少女、チートスキルを得て勇者になる  作者: 雲英侑李
第4部 3章 魔王の権威と日常 編

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256/324

256話 ようやく

ハンゾウが目覚めた翌日ディアも目覚めたようだ。ディアのステータスはこれまで見たことがなかったけど、どんな感じになったんだろう?


ディア 支配者階級(ルーラード)悪魔の支配者(デーモンルーラー)

スキル{魔力支配}{時空間転移}{眷属召喚(サモンデーモン)}{悪魔支配(マリオネットデーモン)}{眷属創造(クリエイトデーモン)

HP 25348

MP ∞

STR 82361

VIT 12345

RST 100000

AGI 723

魔法:想像魔法

称号:支配者階級(ルーラード)悪魔の頂点(トップオブデーモン)、無詠唱魔術師、魔法創造(クリエイトマジック)


アンチデューンとほとんど同じだ。もともと所持していたスキルの分差が出てる感じだろう。もちろんディアも元々スキルを所持していたけれど、それは{魔力支配}と{眷属召喚(サモンデーモン)}の下位互換だったみたいだし、何か新しい力を得たわけではなさそう。

けど、通常ステータスがアンチデューンと比べてはるかに高い。STRもとんでもなく高いからこれなら肉弾戦もこなすことが出来そう。アンチデューンとは得意分野が違っていいことだ。


ディアに関してはその後も変わったことはなかった。四天王たちへの指示を的確に出してくれている。後は組織構成を変えないとな。リーンをどの位置につかせるかなんだよなぁ。なんにせよ、アンチデューンが戻ってきてくれないとどうにもならないけど、{時空間転移}の気配がある。アンチデューンかな?

その場に転移してきたのは予想通りアンチデューンとアンチデューンに引っ張られてる悪魔だ。明らかに高位の悪魔っぽいけど、アンチデューンと比べたらちっぽけだな。


「リア様、遅くなってしまい申し訳ございません。ようやく捕らえることができたので戻りました。純血の悪魔です。」


捕らえられている悪魔が軽く会釈をする。


「ありがとう。それじゃあこの瓶にそいつの血液を入れてちょうだい。」


「はい。」


そう言いながらアンチデューンはそいつの指を少し切り裂き、血液を採取し始めた。かなり苦しんでいたけれど、仕方がない。後で何かねぎらってあげよう。

すぐにアンチデューンは血液の採取を終え、私に瓶を渡そうとしてきたけれど、私をそれを受け取らず、逆にリーンの血が入った瓶と空瓶を一つ渡し、


「こっちの空瓶をそこで持ってて。」


「はい。」


私は自分の指に傷をつけ、血液を瓶に入れていく。ある程度たまったところで止血し、アンチデューンに調合をさせた。


「その3つを同じ量ずつ混ぜて私にちょうだい。それで解呪できるはずだから。」


「かしこまりました。こちらになります。」


早っ!一瞬だし、見た感じ確かに同量ずつ混ぜてる。進化してさらにすごくなったな。

私は受け取った血液を一息に飲み干す。味は最悪だけど、これで大丈夫なはず。少しすると、体からつきものが落ちたかのように楽になった。そして起き上がろうとしてみると、体が動く!久々に自分で動けてる!これでやっと好きなことをできるし、寝てる間に考えてたことを実行に移せそう!

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