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210話 神獣スキル{四聖獣}

一通り雑談が終わり、特にすることがなくなるころには昼過ぎだった。話すことがなくなり皆急におなかがすいてきたようだ。私は空腹もあまり感じないので時間を見ていないと食事などは忘れてしまうことが多いのだ。


「すみません。すっかりお昼を過ぎていますね。すぐに昼食を持ってこさせます。」


そういいつつアンチデューンに魔法回路で昼食を持ってこさせるよう言った。

それから5分もせずに昼食が人数分運ばれてきた。それから再び会話を弾ませながら皆で食事をとった。午後は、それぞれ今後について考えたいと玉座の間から出て、それぞれに与えられた部屋にもどったり、外に出て体を動かしたりしていた。

私は私で、何かしたいのだが、これといってすることがない。現状で【創造神】の加護を超えられない程度には実力不足なのは分かるが、魔力を注ぐことによる進化についての研究、スキルの収集はとりあえず終了した。今はこれといってすることがない。というより何をすればいいかわからない状態だ。

それからしばらくボーっと過ごした。久しぶりにこんなに何も考えず、何もせずに過ごした気がする。こういった時間もとらないといけないと思いつつ、一つ思い出したことがあったのでスキル一覧を確認する。

朱雀と白虎を倒した後にスキルを得られたのか確認するのを忘れていた。スキル自体は獲得できていてもスキルの進化には至っていないかもしれない。

しかし、そんな心配は杞憂に終わり、{玄武}と{青龍}は失われ、新たなスキルが誕生していた。

ついでに今獲得しているスキルとステータスについても確認してみよう。


リア 創造神 13歳

スキル{賭博}{魔神}{魔王}{豊穣の貢ぎ}{時空間移動}{次元断裂}{スキル作成}{集団転移}{魔力支配}{死者蘇生}、鬼淫粘体スキル{ドレインタッチ}、勇者スキル{勇}、大罪スキル{7つの大罪}、美徳スキル{七元徳}、神獣スキル{四聖獣}、禁忌スキル{世界の理}

Lv.55

HP ∞

MP ∞

STR 23000

VIT 20000

RST 12000000

AGI 300

魔法:想像魔法、魔族魔法

称号:無詠唱魔術師、ゴブリンキラー、勇者、天災打破、魔神、魔王、創造神


神獣スキル{四聖獣}

四聖獣すべての力を取り込むことで獲得できるスキル。

『玄武』『朱雀』『白虎』『青龍』それぞれの力を身に纏うことができ、それぞれの身体的特徴や魔法を模倣することができる。さらに同時に複数の聖獣の力を纏うこともでき、その場合、それぞれのほしい特徴を好きなように纏うことができる。すべてを纏うことで『四聖獣』になることができ、一切の攻撃の遮断と四聖獣すべての魔法や力を引き出すことができるようになる。ただし、『四聖獣』になれるのは1日に10分のみ。


神獣スキル{四聖獣}はかなりヤバそうなスキルだが、きちんとデメリットがあるようだ。

ステータスもそれなりに上昇しているが、AGI以外のすべてを∞にするくらいしないと【創造神】には勝てないだろう。

スキルが多すぎて把握しづらいのは玉に瑕ではあるが、それを差し引いても十分すぎるほどの強さだろう。

そんな時、アンチデューンから魔法連絡が入った。


(リア様蘇生した方々が目覚められました。数名まだ目覚めていませんが、じきに目覚めると思います。)


(ありがとう。そっちにはあなたがいるの?)


(いいえ。配下の者からの連絡を受けてリア様にお伝えしました。)


(わかったわ。部屋の方に向かうからあなたからその子に伝えておいて)


(かしこまりました)


そういいながら蘇生した人たちを寝かせていた部屋の方に向かう。アンチデューンから連絡がいくまでのラグも考えて少しゆっくり歩く。

着いてからも少し待ち、そろそろ大丈夫だろうと部屋の扉をノックした。


「どうぞお入りください。」


この声、どこかで聞いたような気がする。そんなことを考えながら部屋の扉を開けた。

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