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160話 想像高等暗黒魔法【蝕王】

「想像高等暗黒魔法【蝕王(しょくおう)】」

魔法を発動させた私は大量の魔力が吸われていくのを感じた。6人を対象に使用したこの魔法は対象にしたすべてを自身の魔力で蝕んでいく魔法である。どの世界においても他人の魔力を自身に適するように変換せずに流し込むことはとても危険な行為である。自身の体を蝕み、一定量を超えると死に至る。

徐々に苦しそうな表情になり、一人、また一人と倒れていく。どれだけ流し込んでも私の魔力は無限にあるので魔力切れを起こすことはない。

6人の天使全員が倒れ、そこにさらに大量の魔力を流し込んで絶命させた。

しかし、この魔法はここからが本番である。この魔法で生物を殺した場合、逆に魔力をその物からすべて吸い上げ、その力を得ることができるのだ。先ほど6柱の悪魔たちの力は得たが、せっかくならこいつらの力も欲しいのである。

全部で1時間ほどかかったがすべての魔力を吸い上げた。スキル{魔神}があるので吸い上げる際に自動的に私に適するよう魔力が変換されたので害は一切なかった。

こうして6柱の悪魔と6柱の天使の力を得た私はこの世界をあとにした。



『世界の狭間』に戻ってきた私は新たに獲得したスキルの確認をする。

{憤怒}憤怒することで少しだけステータスが上昇する。

{傲慢}傲慢になることで少しだけステータスが上昇する。

{暴食}暴食をすることで少しだけステータスが上昇する。

{強欲}強欲になることで少しだけステータスが上昇する。

{怠惰}動かないことで少しだけステータスが上昇する。

{嫉妬}嫉妬することで少しだけステータスが上昇する。

{忍耐}耐え忍ぶことで少しだけステータスが上昇する。

{謙虚}下手に出ることで少しだけステータスが上昇する。

{節制}何事もやりすぎないことで少しだけステータスが上昇する。

{寛容}寛容になることで少しだけステータスが上昇する。

{勤勉}動き続けることで少しだけステータスが上昇する。

{感謝}感謝することで少しだけステータスが上昇する。


どれもそれに対応することをすればステータスが少し上昇するといった物らしい。強いスキルではないし、対になっていることですべてを同時に達成することは出来ないが少しは役に立つだろう。しかし、7つの大罪にしても七元徳にしても7つ目がまだないのでそれがそろったらどうなるだろう。もしかしたらすべてが統合されて強いスキルになるのかもしれない。

しかし、何となくではあるが【色欲世界(ラストワールド)】は後回しにしたかったので先に【魔界】と【死者世界(アンデッドワールド)】を攻略することにした。

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