第2章のあらすじ
都会を逃れた人が暮らす小さな島ウォーターランド。本屋リブロール店主のオルターと住人たちは豊かな自然に囲まれてのどかな生活を楽しんでいます。島には数百年前に訪れた旅人が残したノートがあり、そこには時間がゆるりと動き島が消えるという謎めいた話が書かれています。
あるときノートを書いた旅人の出生の地がわかり、オルターはその秘密を証すために大陸メーンランドに向かうことになりました。たどり着いた先リアヌシティは想像もしなかった未来都市で、そこは暖かな交流が忘れられ合理性と安全性だけが優先されるところでした。それを管理をしていたのがドーム・コンストラクションとその関連会社のボルトンでした。
そして、旅人の故郷であるオールドリアヌがかろうじてその管理の手を逃れた自治エリアとなっていました。オルターたちはこのオールドリアヌに度々足を運びノートの秘密と村の謎に迫ろうとします。しかし、答えが隠されていると思われた公書館にさえも近づくことを阻まれ、思うようにノートの真相を探ることができません。
その後、島の秘密を知ると思われるノイヤール湖の出島に住むジノ婆さんのところを訪ねることになりますが、六角柱のある場所に近づくとまるで何かに囚われたようにオルターの意識は混濁し、ミドリの鮫が棲む世界に引き寄せられてしまいます。そこはノートの主がいたと思われる場所であるようですが、それを確信することができないままに現実の世界に連れ戻されてしまいます。鮫はどこから現れるのか、六角柱は何を意味しているのか、それともノイヤール湖の光る水にすべての答えがあるのか。確信に迫ろうとしたそのとき、オルターの意識がまた遠のいていきました。




