第六話 【新たなイベント 強敵とフラグの香り】
今回は先への伏線回という感じでしょうか?
まあ、相変わらず拙い感じなんですがね。
ではどうぞ
「ヘァッ!?ああ、もうそんな時間か・・・」
ヤマトはこのゲームの機能の一つである、アラーム機能によって我を取り戻した。
もちろん天を行く太陽の動きによってある程度の時刻を把握してはいたが、敵と戦っている間に正確に把握し続けることなどしない。現に今もゴブリンに剣を突き立てたばかりである。
なんか変な声出た…と少し落ち込みながら、足元に落ちているゴブリンの死体に特殊スキル[解体]を発動させる。これにも慣れたものだ、死体が消える前に全てを解体し終える。
「さて、帰らないとね」
彼は剣を一度だけ振るう。すると剣に着いたゴブリンの血液が飛び散り、辺りの木や草に一文字の赤線が走る。
こういうリアリティが客を集めるんだろうなぁ…と赤線を横目に睨みつつ考える。グロテスクな表現は年齢によって規制されるらしいので、安心といえば安心なのだが。
「ステータスも上がったし、借金も…減ったんだけどなぁ」
未だ彼の肩に重くのしかかる借金の二文字を思い、ヤマトは大きくため息をつく。かなり減っては来ているのだが、必要経費やこれからの装備代を考えれば、やはりため息をつきたくなるのである。
そんな気持ちを振り払うようにステータス画面を呼び出し、まあなんとかなるさ…と区切りをつける。彼のそんな気持ちとは裏腹に、彼のステータスは順調である意味ではまっすぐ育っていた。
ユーザー名:[ヤマト]
種族:ヒューマン
職業:スカウト
LV:17(+4)
STR:34(+6)
VIT:12(+2)
AGI:34(+6)
DEX:13(+2)
INT:1
MND:1
LUK:1
称号:速撃の疾走者 複撃一刀
装備スキル:剣LV.11(+1)・直剣LV.11(+1)・闘気法LV.15(+3)・心眼LV.16(+3)・隠密LV.9(+1)・加速LV.14(+2)速撃LV.12(+1)・抜刀術LV5(+2)・無ノ一撃LV.5(+3)
さらにギルドカードにも目を通す。倒した数やどれぐらいの金額になりそうかなどを知っておくためだ。
ホーンラビット:15匹(4500ex)
ワイルドウルフ:23匹(23000ex)
ワイルドホース:10匹(25000ex)
ワイルドバイソン:7匹(21000ex)
ゴブリン:18匹(21600ex)
ゴブリンリーダー:4匹(9200ex)
ボブゴブリン[特殊個体]:1匹(price loess)
合計報酬:104300ex
これに合わせて毛皮や角や魔石の全部を売り尽くしたとして、ギリギリ届かない?いや結構届かないかも…などと、現行ではトップクラスを突き進むプレイヤーが背を丸めて落ち込むという図は、他のプレイヤーからすると異質なものである。
そもそも彼が一人でこの森にて狩りをするということは、現行のプレイヤーからすれば異常以外の何者でもない。彼と肩を並べるであろう攻略組トッププレイヤー達も、5~6人で集団を組んで行動している。とはいえ、廃人達なら出来ないとは言い切れないところであるため、ヤマトが群を抜いて異常というわけではない。
まあそんなことは全く気にしていないヤマトであるのだが。
「落ち込んでいても始まらんか」
セーフテントを完全に撤去して、街への帰還する準備を整える。他にしまう物もそれほどないので、すぐに用意を整える。
そして街へ戻るために駆け出した。もちろん徒歩での移動である。
最低限の警戒を周囲に配りながら疾走者の効果を発動させ、森の中とは思えないほどの速度で疾駆する。ある時は木の間を縫うように、またある時は木の枝の上を飛び移るようにして駆ける。
そうしてしばらく進んでいると、一日ぶりの風景が見えてきた。
町に向かって一直線なので、まさか道を間違えるはずもなく、特に敵とも戦闘することなく、街へもう少しの所まで移動できた。
そこで初めてヤマトが少し足を止めた。
「ほぉ、中々だな」
彼の眼が捉えたのは、ワイルドウルフの群れと対峙する先日助けた女性3人組だ。
この前はSOSサインを出し、無残とも言える戦闘だったわけだが、たった一日でも人は見違えるものだとヤマトが思う程に彼女たちの立ち回りは進化している。
まず大きいところに、DEX全振りと言っていたエリナが魔法を併用していた。さらにリーダー格のサキが遊撃から囮役に動きを変えている。最後のリカは相変わらず豪快にハンマーを振り回している。
一瞬、話しかけてみようかと足を動かしたヤマトだったが、考えを改めて街を目指すルートに復帰し、そのまま駆け出した。特に話しかける理由もなく、親しいわけでもないからである。もしこの場に彼の親友がいたなら、フレンドだから良いのでは…とツッコミを入れたことだろう。
ともあれヤマトからすれば、助けた相手が強くなっているというのは少し嬉しいことでもあった。その為に少し上機嫌になり、町に向かう速度を上げた。
「おつかれさまです、守兵さん。変わったことはありましたか?」
ヤマトは町に着くと同時に、門の付近に居る守兵に声をかけた。
身分証明書を見せて町に入るときに必然的に守兵の前を通るようにはなっている、しかしギルドカードを持っていればほぼ素通りできるために話しかける者は居ない。だがここでヤマトはあえて声をかけた。
というもの狩りの間に掲示板で情報を集めた結果である。
実は街中でNPCに声をかけることによって、特定のクエストの必要条件が成立し、新たな依頼をギルドで受けることができるようになるそうだ。
しかし掲示板のどこを探しても守兵に声をかけたという文言が見当たらない。不思議に思ってさらに調べると、守兵に話しかけようとすると無碍に追い払われたようだ。そこでヤマトも物は試しと守兵に声をかけたわけである。
微かに眉を上げ、同じぐらいの身長であるヤマトを睨む守兵。だがこの程度で怯むヤマトではない、涼しげに視線を返す。
少しすると守兵は上げていた眉を下げ、少し目を細める。そしてヤマトが聞いていた話とは違い、口角を上げて笑った。
「最近はすべての方角で異常事態とも言える現象が起きている」
「それはどのような?」
勿体付けるような守兵の言葉に、思わず先を促すヤマト。そしてそれを聞いて、さらに面白そうに笑を深める守兵。守兵の目は、もの好きを見るような光を帯びていた。
そんな目を向けられるとは思いもしなかったヤマトは少し驚き、何かあるのかと身構える。しかしそんなヤマトの姿に守兵はさらに笑みを深め、ヤマトは困惑を深める。
ヤマトが困惑していることを感じ取った守兵は、片手を上げてヤマトに謝罪の一声をかけると、話の続きを始めた。
「昨日の話だ、ギルドからこの町の領主様に連絡があった。特殊なスキルや体格を持つモンスターが出現したっていう内容だ、他にもおかしな現象が確認されているらしい。高位のギルドランク所持者が調査のためにここに来るって話だけどな」
「ああ、なるほど。身に覚えがあります」
守兵が話した内容はヤマトにとっても身に覚えのある内容だった。何を隠そうその特殊スキルを持ったモンスターを撃破してここにいるのだ、証拠もアイテムボックスの中にある。
だが守兵にとっては驚きに値する内容だったようで、驚きの色が浮かぶ顔をヤマトに向けた。先ほどの困惑の意趣返しになったかと、ヤマトは少し喜ぶ。
「ならギルドに行って報告したほうがいいな」
「ええ、今から行くところなので、ついでに報告します。いろいろありがとうございました」
守兵から助言を受けたヤマトは、門を離れてギルドに向かって歩きだした。去り際に守兵に名前を聞くと、彼はサエルという名を教えてくれた。もちろんその後にヤマトも自分の名前をサエルに教えた。
「混んでいるな…どこか他の所で時間を潰すか」
さて、ギルドホームについたはいいのだが、プレイヤーとNPCで中には入れないほどに込み合っている。特に急いでもいないヤマトは、どこか別の場所で時間を潰してから戻ってくることを決めた。
彼が受けた依頼は3日間討伐を行って、4日目の1日間で報告を行うというものである。申請すれば、報告はもっと先に延ばしても問題ないのだが、今回ヤマトは依頼を受けるにあたって何もしていない。つまり今日中に報告をしなければならないのだ。
とはいえ、現在は昼を少し過ぎた程度。まだまだ時間に追われているということもない。
「どこに行こうかな」
ギルドホームに背を向けて、別の道に入っていくヤマト。いっそのこと、あてもなく街の中を彷徨ってみようかとも思ったその時、目の前を先程も見たプレイヤーが通った。先ほどの女性プレイヤー三人組である。
草原で見かけたときは声もかけず通り過ぎたわけだが、今は時間を潰そうとしているわけだし、声を掛けようと近づく。理由だけ見れば都合がいいにも程があるが、本人には全く悪気やそれに似た気持ちはない。
それに少しだけでも時間を潰そうとしているだけであり、ヤマトは会話が続かないなら別のところに行く気である。
「あ、ヤマトさん!」
「む?やあ、ヤマト」
「こんにちは、ヤマトさん。ギルドホームは混んでいましたか?」
「かなり混んでいたぞ、そこで時間つぶしに付き合ってくれると嬉しいんだが」
「ああ、私は問題ないよ」
「あ、わたしは親方のところに行かなきゃ…」
「そうでしたね、ならエリナは別れますか」
「なんでヤマトさん優先なの!?」
「多分、冗談だと思うよ…」
向こうがこちらを認識したのを確認し、ヤマトが挨拶をしようと思った瞬間に向こうから挨拶が飛んできた。どう会話をしようかと思案していた彼にとっては、まさに渡りに船である。
会話の流れで上手く時間つぶしに誘ったものの、エリナは用事があるという。だがその用事にヤマトは反応する。
「ひとつ聞くが、親方っていうのはダグトンさんのことか?」
「そうだけど、なんで知ってるの?」
やはりそうかと満足げに頷くヤマト。ヤマトが知っている事に驚く三人。
もちろんヤマトはその事実を直接知っていたわけではない。しかし幾つかの事から推察したのだ。そしてそのことを三人に話す。
まず一つにダグトンを訪ねた時、アルバが弟子を取るという旨の発言をしたこと。次に、彼女が生産職志望なこと。最後に、ほかの生産職の師匠級の人は全員女性だということだ。この3つ目は道具屋で雑談として聞いたことである。
その話をすべて聞いた三人は、ヤマトが知っていたことに納得した。
「知っていたことには驚きましたが、行かなければならないことには変わりありません」
「う~、二人は直接関係ないんだし、ヤマトさんと行ってくてもいいよ…」
「いや、そんなに恨めしそうな目で見られると行きにくいぞ…」
「あ、いや。それなら俺も一緒に行こうと思っただけだ。あの人には用事がある」
三人の間でヤマトの意図しない方向に話が進みかける。慌ててヤマトが訂正すると、三人は納得したように頷いてヤマトの横に並ぶと、四人は鍛冶屋に向かって歩きだした。
その途中で、鍛冶職希望だというエリナがヤマトの腰の鞘に収められていた剣を目ざとく見つけ、渡してみると真剣に見つめ。さらに狂化の魔石のことをうっかり喋って、見せることになったり。かなり楽しく4人は鍛冶屋への道を進んでいった。
「よう、アルフ。お前がオススメしてくれたセーフハウス、使い勝手もいいから気に入ったよ」
「親方―!採ってきましたよー!」
「こら、あまり大きな声を出すな」
「お邪魔します」
「それは良かったですヤマトさん!他にも何かあったら言ってくださいね!皆さんもおかえりなさいです!エリナさんはもう少し黙るといいですよ」
「ひどくない!?…やっぱり無視したのは悪かったよぉ~」
四日前に訪れた時と少しも変わらない重厚なレンガ造りの平屋は、一種の安心感とも言える雰囲気を醸し出しているといっても過言ではない。実家に帰ったよう…では、もちろんないのだが。
その鍛冶屋の扉を開くと真っ先に見えるのは、笑顔で店番をするアルフである。ヤマトはアルフに反応し、右手を上げることで挨拶の代わりとする。ついでに彼のおかげで買えたセーフハウスについて礼を述べる。一方エリナはアルフを華麗にスルーし、店の奥のダグトンに大声で帰還を報告した。
ただ、それに驚いたのはヤマトだけであり、ほかの面々はそれぞれの反応をする。サキはエリナに対して苦言を呈し、リカはマイペースに静かに挨拶だけをしてお店の椅子に座る。アルフはヤマトの評価に対して言葉を返すと、それに続けて笑顔で毒を吐いた。
それに対してエリナは非難の声を上げるが、それに同意する者は一人もいなかった。その空気に居た堪れなくなったのか、エリナは降参の謝罪を口にする。
そんな感じでわいわいと話をしていると、奥から二人分の気配が近づくのが感じ取れた。
「うるせぇ奴らだ、もう少し静かに…って坊主じゃねぇか」
「あら、ほんとね。いらっしゃい、ヤマトちゃん」
「ご無沙汰している…ことになるのか?いや、四日か」
二人がヤマトの姿を認め、声をかけてくれた。軽く時間間隔がなくなっていたヤマトだったが、二人に言葉を返す。もちろんのことだが二人の姿に全く変わりはなく、元気そうである。
そして少しの間談笑をして、早速本題に入った。親方であるダグトンに、まずはヤマトの用事を片付けて貰うことにしたのだ。
「まずこの剣を使ってみての感想だが、正直に言うとだいぶ不満がある。まず一つ目に少し軽い、まあ本当に少しなのだが威力が落ちている気がする。二つ目に強度っていうか剛性が足りない、確かに硬いのだが変形しやすい。三つ目に抜きにくい、厚さの問題かな。四つ目に切れ味が悪い、この武器の性質からみて致命的だ。最後の5つ目に片刃にしてほしい、まあ要望ってことだな。以上だ」
「あ、頭がこんがらがりそうだな…つまり、お前の意図する物とはかなり違うってことでいいか?」
「その認識で問題ないな」
「その要求は、見事に日本刀だね…」
「ほう、日本刀が欲しいのかヤマトは」
「難しいと思いますが、ダグトンさんもいますし…あるいは」
ヤマトの発言はいわば実体験に基づくものだ。正確にはリアルで使っている日本刀と、ダグトンが製作した剣との差異である。
前にも書いたと思うが、これの実現は非常に難しい。βテストでの失敗は、リアル刀鍛冶が居なかった事も大きな原因の一つとされている。だが他にもこれらの条件に合致する金属の精製が難しいこと。さらに素晴らしいリアリティのせいでワンオフ品を作ろうとすると、非常に複雑な手順と高度な技術が要求される事。これらが日本刀という日本男児なら一度は憧れるとも言われている魔の武器に対するハードルとして提示された。
だが正式版になってそれを解消できるかも、という考察が次々と掲示板に書き込まれていった。師匠級と呼ばれる先達者たち、見たこともないようなフィールド、刀鍛冶の技術を持つプレイヤーの参入、日本刀にかける漢達の情熱は再度燃え上がっていた。
ただ、ヤマトには慣れ親しんだ武器、ということ以上の感情はない。だが自分の力を貸せば再現できるというなら、喜んで貸すぐらいはするつもりだが。
「難しいか、やはり」
「出来んことはない。が、やはり完成形があれば話は早い、もしくは完成形を知ってる奴でもいいんだが」
「なら…私がやるよ!」
「エリナいいのか?君は…」
「いいのっ!ヤマトさんは助けてくれたし、私の力が必要なら」
「エリナさん……」
「君は刀工なのか?だが女性が刀工になるには、厳しい審査が必要だったはず。その年で?」
「ううん、正当に継承する前にその話がお流れになっちゃって…でもゲームの中だし!」
この時代になっても、刀工というのは男尊女卑という風潮がある。だから女性には例外なく厳しい審査が必要になる、さらにその審査を受けるにも推薦が必要という徹底ぶりだ。とはいえ大分緩くなってきた方で、もう十人近い数の女性刀工が誕生している。彼女もそれであると思ったのだが、どうやら違ったようだ。
なんだかんだと長く書いたが、ここはゲームの中である。不謹慎だと言うやつはいないだろう、寛大な対応を期待する…というやつだ。
「なら頼む。ほぼ現実と同じ工程と技量が必要になると思うが…」
「それはダグトン親方もいるし、大丈夫だよ!それに一応は全部収めたから」
「全く、やると言うなら止めんよ」
「私たちも応援しますよ」
ヤマトがエリナに対して、申し訳なさそうにしながら頭を下げて頼む。するとエリナは慌ててヤマトの顔を上げさせながら笑い、任せてと胸を張った。
そんな二人を見て、サキとリカはそっと微笑みながら手を貸すことを約束した。
ヤマトはありがたい気持ちになり、思わずエリナの手を取る。
「俺に手伝えることがあれば、なんでも言ってくれ!君のためならなんでもするよ!」
色々と主語や修飾語が抜けたために、本来は意図していない意味にも受け取れる言葉を放ったヤマト。非常に強い光を放っている様に見える瞳、身を乗り出す程の強い感情、そして熱い吐息に包まれた言葉。知らない人が見れば、愛の告白と説明されても納得してしまうかもしれない程だ。
ヤマトがこうなったのには二つの理由がある。
一つはもちろん愛用の武器が手に入るかも知れないということだ。リアリティでこのゲームを気に入っているヤマトからすれば、これは非常に嬉しい出来事である。
二つ目はエリナの表情である。非常に覚悟のこもった顔をしていたのだ。彼はなまじ剣術を修めているだけあって、刀工の世界には明るいのである、そしてその世界で女性が生き辛いのも知っている。それにも関わらず協力を申し出てくれたエリナへの感動、これこそがヤマトがこのような行動に出た理由である。
再三言うが、このゲームはリアリティに死力を尽くしている。現実であるといっても問題のないこのゲームで、本人の自覚はないにせよ容姿の整った人間にこんなことをされればどうなるか。火を見るよりも明らかである。
「は、はひぃ!?がんばりふぁす!!」
顔を耳や首まで真っ赤に染め上げ、涙目で舌足らずになり少し腰が引けている。ただし手はがっちりとヤマトが握っているために逃げられない。
周りの人間もあまりの出来事に上手く動けずにいた。そして張本人のヤマトには、なんの自覚もない。なんともカオスな空間が形成されたものである。
この後、状況からいち早く復帰したダグトンが苦心して話を先に進め、エリナは鍛冶屋の工房にて試作品作り。ほか三名はそれぞれに依頼をこなしながら、刀の素材になりそうな金属の発見。と、いうふうに役割が分担された。
ヤマトはサキやリカにも、エリカと組んでいたにも関わらず自分の事情を優先してくれたことに感謝の言葉をかけた。だが、ヤマトから声をかけられた2人ともが、身構えていたのは言うまでもないだろうか…?
ちなみにエリカのダグトンへの用事は、依頼の完了報告と鍛冶スキルの習得だったらしい
なにか感想や誤字、ご意見などがありましたら感想まで。
最近、美術館に行きました。そこで子供たちがいてうるさくしていたので、若いカップルが「うるさいなぁ…」と言っていたのです。でも正直、さっきからキスばっかりしているお前らよりちゃんと見てるよ!と、突っ込みたくなりました。