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喫茶 夢幻  作者: 迅幸
魔笛
8/11

前奏


封筒から出てきたのは、揃いの黒い便箋。コレだけで、今日の仕事は徒労だと知る。

「コレがあれば、態々出向かなくても良かったな」

「現場100回と言うじゃないですか」

「ソレは一般人と無能な組織の場合で、俺には嵌らないから」

「これって本人のって事だよな?」

「そうなりますね」

無駄足踏んだと理解して、やり切れなさを滲ませる俺を尻目に、ケルヴィンと話し始めるマスター。


でも、こんだけ粘性の高い念なら、現物無くてもタレ流れてそうなもんだけど?

「能力者対策してんのかも」

「例えば?」

「超能力って言っても、万能なわけじゃあ無い。千里眼にも死角はあるし、ESPだって痕跡が無ければ使い様も無い」

「短絡的な犯行じゃねぇって事か」

「この依頼、長引くかも知れない」


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