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現世界




貴方は世界で一番大切な『もの』を失ってしまう時、

命を懸けてまで、取り戻そうとする覚悟はありますか?






 ・・・足元が冷たい、裸足だからか。それに、外も肌寒い。

 そんな寂しい所で、私は死ぬ気なんだ。

「もう、あの人がいないなら、生きててもしょうがない」

 あの人はこんな事、望んでないと思うけど。あの人が傍にいるなら、きっと止めてくれるだろう。

 だけど、一歩一歩足を動かしても止めてくれる人は・・・誰一人いない。

「御免ね」

 私は高い高いマンションの屋上から、身体を落とした。そして目を閉じて、心に『死ぬ』という事を聞かせる。

 怖くなかった。きっとあの人も私が今、求めている場所にいると信じてるから。



 初めまして、こんにちはおはようございます。杏月アツキ サヤカと申します。

 今回、小説家になろうというサイトに初めて投稿しました。まだ分からない事だらけですが、楽しんでいただけると幸いです。

 この小説は「戦いもの」として書かせていただきます。しかも、登場人物が殆ど女なんです(笑)。恋愛とかそういうのは全くない・・・です(もしかしたら設定が変わるかもしれないので、もしかしたらあるかもです)。あ、でも女の子同士じゃないですよ?(苦笑)

 一応、「友情」+「戦い」というものをイメージしております。


 こんな感じですが宜しくお願いいたします。

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