Game83 王者の戦い方
守勢に回る事無く、常にアグレッシブに貪欲に点を取りに行く。それが王者たるクリストファー・ボストン校の戦い方であった。この大会が、新生クリストファー・ボストン校の公式戦初陣であったが、初戦のリラルソ高校戦から良いリズムで白星を積み重ねていた。
予選リーグの半分を消化して、6戦6勝と波に乗っていた。内容も全試合100点以上を取ると言うハイスコアリングGameで、その強さを遺憾無く発揮していた。今年のクリストファー・ボストン校もここまでの戦い方を見る限り、超攻撃型のチームであった。
ステファン・ラッセン40余年の集大成である今年のチームは、彼のスタイルを如実に現していた。堅守速攻のランアンドガン。それは弱小チームを常勝軍団にさせた彼の生き様でもある。予選リーグで注意しなければならないのはこれからだ。ワゾルフ高校やバラック高校と言った予選トーナメント上位チームやシード校との対戦がまだだからだ。そこで、自らのスタイルを貫けるか?それが後半戦の注目点であった。




