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Game77 新キャプテン
クリストファー・ボストン校は3年生が引退し、いよいよ秀太やニールセンの代になった。キャプテンを任されたのは大黒柱のニールセンだった。秀太は副キャプテンとしてチームを脇から支える事になった。これらの人事は、メンバー全員の多数決によるものと、クリストファー・ボストン校では決まっていた。
ラッセンは、バスケットの戦術的な事以外は全てプレーヤーに任せていた。その自主性がチームを完成度の高い物にさせていたのである。
新チームの目標は全米新人選手権と全米選手権の2連覇と、かなりハードルの高い目標となっていた。しかし、それは現実離れした目標出は無かった。ニールセンやアリバーの固めるインサイドは、全米トップクラスの破壊力であったし、マインや秀太がいるガード陣も自ら打開する得点力があり、中外が上手く噛み合えば、この目標も夢では無くなるのであった。




