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Game57 右45°
しつこいディフェンス力と共に秀太が、個人として意識したのが自分の得意エリアからのシュートであった。秀太の場合は全体的に高めのシュート決定率を上げていたが、その中でも、右45°の位置からは極めて高い決定率を残していた。そこでシュートを打てるようGameや練習の中でも意識してプレーしていた。敵チームからそこで打たしてはいけない。そう言われる位の決定率が秀太には欲しかった。今回の新人戦でもそれを徹底していた。強化したチーム目標であるディフェンス力の向上と、個人目標である右45°のシュート。この2つがクリストファー・ボストン校の快進撃の原動力となっていくのであった。
大会は3日目を終えて、予選リーグが終わり、各組の1、2位が出揃った。クリストファー・ボストン校はDブロックを1位で通過。決勝トーナメント進出を決めた(9勝0敗)。決勝トーナメントは1週間後に再開する。




