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Game47 ハイテンポ
クリストファー・ボストン校は新チームになってから更に攻撃力のあるチームに変わっていた。その試合運びはアップテンポと言うよりもハイテンポで、少し位の失点には動じないものであった。逆にローテンポなバスケットが展開出来ないロースコアリングGameでどうやって試合をものにして行くか?それがクリストファー・ボストン校の上位進出の鍵を握っていた。
昨年の全米高校バスケットボール選手権からさほどメンバーが変わらず、クリストファー・ボストン校は大きな戦力ダウンも無かった為、他チームとの戦力差は大きかった。
クリストファー・ボストン校は4強との対戦を残しながらも、7連勝と圧倒していた。シラレンス高校やワゾルフ高校と言った難敵も、全て100点Gameで制していた。秀太はベンチからのスタートではあったが、7試合連続25得点以上をマークし安定した活躍ぶりだった。秀太は日本人と言う事も相まって一際目立っていたのであった。




