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Game3 名将ステファン・ラッセン
クリストファー・ボストン校には世間からは名将。OBや在校生からは鬼コーチとして見られていた有名なヘッドコーチがいた。
その名はステファン・ラッセン。現役時代はスューティングガードとしてNBA3球団でプレーした。選手時代はスタープレーヤーではなくどちらかと言えば、脇役であったがいぶし銀な存在としてコアなファンから人気があった。
プレーヤーとして28歳で現役を引退後は、2年程生まれ故郷のNBAチームボストン・コルティクスのアシスタントコーチをしていたが、母校クリストファー・ボストン校のヘッドコーチの就任依頼を受けて、低迷していた母校の復活を託される事になる。
ラッセンが就任して今年で40年になるが、全米高校選手権の出場を逃した事はない。御歳70歳になるこの名将ステファン・ラッセンが秀太を一流のプレーヤーへと変えて行く事になる。