Game26 ワンサイドゲーム
クリストファー・ボストン校はワンマンチームに対してめっぽう強かった。それは、ラッセンが絶対的エースに対する固定した攻略法を持っていたからであった。それがボックス・ワンと言う守備陣形であった。これはゾーンディフェンスと言う守り方の種類の1つで4人が四角の様にスリーポイントラインの内側で自分の決められたエリア(ゾーン)を守り、そして、ディフェンスの上手いプレーヤーを相手のエースに対してマンツーマンディフェンスを付かせる。そう言うディフェンスだった。エース級が2人いれば、トライアングル・ツー等の形にしたり、つまりゾーンディフェンスを上手く使うのがラッセン流の守備陣形であった。
試合開始早々からアイオワの星レーカーを抑えながら、着実に得点を重ねるクリストファー・ボストン校。第3クォーターを終えて36点の大量リードを持って最終クォーターに入った。第4クォーターはニールセンや秀太等を投入。控えの2,3年生も出し彼等が出ても危なげない試合運びで、結局116-63で圧勝。これでクリストファー・ボストン校はリーグ戦2連勝とした。




