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2話 出会い

もちろん、何も準備してない訳ではない。

目的地を目指して走っている。


この先の 路地に機械の停止電波を出す装置も準備してある。


細い薄暗い路地に逃げ込み事前に用意しておいたスピーカーのスイッチを掴む。


すぐに追いつかれる。


ーガシャン、ガシャン、


私が諦めたと思ったのか、ゆっくりと黒いマントが近づいて来る。



(…今だっ!!)


ーー人影マントの歩みが止まり、頭を抑えだす

『グッ、ギギギ…ギギ!』


(よしっ!当たった。あと少し浴びせられれば……)



ロボットが膝をつこうとしたその時、


ピカッ


強烈な破壊音とともに光が降ってきた。


―ドゴーーン!


ロボットは倒せたのか!?

雷が近くに落ちたせいで目がまだ慣れず、周りが見えない

ーガシャン。


機械音が聞こえる。


目がだんだんと慣れていく


ーガシャン。


ロボットは、ゆっくりとこちらに銃を構え始める。


手元のスイッチを押し続けているがロボットには効いていないように見える。


スピーカーは先ほどの雷で壊れてしまったようだ。


(ダメだったか……)



ーガシャン。


目がだんだんと慣れていく。


ロボットが被っていたフードが風にあおられ、目が合う。


顔の全形が露わになっていく。



ーっっ!!!!


「お前はっ!?」


目が完全に慣れた時、


ーバンッ


銃声が響く


ロボットの目からは一粒の液体が流れているように思えた。

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