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苦手な方はご注意ください。

人の希望

人の希望 滅びは終わりの始まり

作者: 松川φ(゜゜)ノ゜&クグツカイライ

この作品は、

気がついたら、どこかにいた。

いや、本当にどこか。

それでもここが現実じゃないのはすぐに分かった。

辺りに散らばっているのはcount0の死体で、私達は跳び跳ねて喜んでいる。

こんなの、現実のはずがない。

それに、私の最後の記憶は奴等に殺されていたのだから。




私達「ヒト」は、魂をデータ化し、体を持たないで戦う。

だから手榴弾を持っての特攻などは、普通なのだ。

それでも、壊れた体を回収するのも作るのも、莫大過ぎる資源が必要で死ぬことより体が壊れるのは効率が悪い。

だからあいつらは、「count0」は私達の体を破壊して殺すのだ。




私は今「ヒト」が死んで新しい体を手に入れられるための仮想空間にいるのだ。

「700800000番でお待ちのラルフ様、どうぞこちらへ。」

窓口のお姉さんが私を呼ぶ。

「前と同じ体がございましたので、こちらで宜しいでしょうか?」

「はい。」

「かしこまりました。それでは、はりきってcount0を殺してきて下さいね。」

そして辺りが歪むような感覚に捕らわれ、いつのまにか眠りについてしまった。


クグツカイライ様との協同作品です。

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― 新着の感想 ―
[良い点] シュールな光景ですね。「ヒト」がどんなものかのイメージが湧きます。 [一言] まさかのラルフがサルベージされるとは思いませんでした。不覚です。もう少しカッコいい名前にすべきでした。 即筆あ…
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