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よし!
魔王(僕)は決めたぞ!!
例え、どんなふうに見られようとも、どんな反応が返って来ようとも、僕はやるんだ!!
後の事なんか気にしないよ。
!!・・・んにゃ、後の事はちびっと不安・・・ゴメンナサイどうしようも無く不安です。
怖いです。
こ、こここっ、怖い!!
・・・やっぱり大人しく待ってた方が良いのかな。
何だか、だんだんそんな気がしてきちゃったんだけど。
・・・・・・・・・。
いや、やっぱり僕の我慢が限界になってるから!
もう、グレーは嫌だ!!
そう!グレーは嫌なんだー!
行動を起こそう、今度こそ僕は動く!!
今がその時だ!!
もう奴に情けは必要ない!!
行け!叩き起こせ!!
その“熊さん”を!!!!!!
ハ〜イ。魔王です。
今日は初めから良い感じにハイテンションで登場してみました。
えへん!!
でも本当はね、ハイじゃ無いんだよ。
精神的に追い詰められて、切羽詰まってる状態なんだよ。
だってだって、僕ってば、まだグレーの部屋に居るんだから!
ずぅーっと待機中で、ヒタスラ待機中で、とにかく待機中…。
そして、まさかの5時間待ち!!
これ、もう何かの修行だよね…そう思うでしょ?
正直僕ね、魔王なのに覚りがひらけるかと思っちゃたよ。
はぁ〜…。
この場合はさぁ、大人しく待ってるのも、どうかって思ったりするけど…。
でも、ここまで待ち続けた僕ってエライよね!!
ね!エライでしょ。
だいたいさぁ、爆睡続けて此処までズゥーッと起きないとか思わないよ。
絶対、直ぐ起きるって思ったんだもん。
だから待ってたのに〜!
熊さん、寝過ぎだよ!!
本当に冬眠するつもりなの?
足をプラプラさせてるのだって、もぉ〜疲れちゃったしぃ。
やっぱり、いい加減起きてほしいな〜。
って思ってるんだけど。
あうっ…!?
めっちゃ気持ちよさげに寝てるしぃ。
何だろう、睡眠の邪魔しちゃいけない様な気がする。
んで、起こそうとするとね罪悪感がヒシヒシピシピシして来るんだ…
更にね、背中がゾワゾワしてて落ち着かない感じになちゃうんだ。
どう言ったら伝わるかな?この感覚。
ーーーそうだ!!
“蛇に絡まれた蛙!!”
うん、確かにそんな感じ。
けど、これ全部気のせいだよね?
そう言う事で良いよね。
ねっ!
って事で、熊さんの隣に立ってるんだけど、やっぱり大きいなぁ〜。
熊さんは座ったまま寝てるんだよ。
椅子にズリッと腰掛けて、背凭れに体重乗せてる感じ。
足がデローンって伸びてて机の天板にドカン。
椅子の足2本が宙に浮いてるんだよ。
絶対、起きたら体がピシピシするし、バキバキにも成ってると思うんだけどな。
きっと、そうならないコツが有るんだね。
だって、本当に気持ち良さそうなんだもん。
それにしてもさぁ、そんな熊さんと、立ってる僕。
僕の方が勿論高いけどさ。
高いんだけどもさ、でも、その熊さんと殆んどカワラナイってドウイウコト?
・・・・・・・・・。
気にしてないよ。
何か、気にしたら負けな気がするし。
それに僕の成長期は、これからだもん。
前魔王だって、背高さんだったんだから!!
僕だって絶対まだ伸びるはずだもん。
大丈夫!!
・・・・・・多分。




