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ねぇねぇ、視線って、本当に突き刺さるんだって知ってた?
僕はちょっと前まで知らなかったよ。
それに気付いのはね、何か其処らじゅうがチクチクして、グサグサするから、何だろ?って思ったんだ。
んで、痛みを感じた所をね、よぉ〜くよぉ〜く見てみると、なんと!スゥっとしてて、ツルッとした糸みたいなのが刺さってるの!!
いつの間に!?って感じで、ビックリ!
なるほど…これじゃあ、するよね、チクチク。
うん!痛いはずだ!!って納得しちゃった。
しかも、現在進行形だよ。
矢印の形したのが、い〜っぱい寄って来てる。
壮観なんだけどね…見てるだけならさ。
んでね、せっかくだし逆に矢印をズズンって追ってみることにしたの。
そしたら、その先には人間の皆様が居たんだ。
おっきいのとか、ちっちゃいのとか、えーと、ヒョロリと細かったり、バウンバウンに丸かったり、とにかくね、思ったよりも一杯居たんだよ。
そんな彼らと、パチって目が合ったら、ビクク!!ってされて、ズキュッ!って感じのハイスピードで目を反らされました…。
…………〃
平気だよ!
寂しくなんか、無い。
ショックなんか受けて無いもん!
僕は魔王顔(?)だからね、怖がられちゃったみたいだ。
でも、それでコノ矢印が視線なんだって分かったんだよ。
だって、矢印がアサッテの方向に、バビュ〜ンって飛んで行ったのが見えたからね。
中々の飛び具合だったよ!!
うんでね、その視線を感じてからなんだけど、“何かこう…、イタタマレナイ…。”って感じになるんだ。
ならコノ視線の原因を何とかすれば良いのは分かってるんだけど…。
残念ながら、原因排除なんて今は無理!出来ないよ。
そこまでの勇気がマダ出ないんだ。
だってさ、今日の僕はね、ずぅ〜っと“ビクビク”しながらも“バクバク”なんだもん。
でもね、いくら“ビクビク”してても“バクバク”してても僕は絶対、逃げたりなんか、しないよ!
だって僕は、魔王なんだから!
それに僕(王様)が逃げちゃったら、セキムが大変な事に成っちゃうでしょ!
だから駄目なんだよ。
んぅ?
“セキムって責務って事か?”って?
う〜…、セキムじゃなくて責務?
何か良く分かんないんだけど…どうなのかな?
とにかく僕はね、カイゼの授業でセキムの事知ったんだよ。
あのね、王様は、セキムを常に背中に背負ってたり、肩に乗せてたりしてるんだって!!
で、セキムが着いている王様がね、無責任な事とか、酷い事を何回も何回もしたら、国民みんなから責められるし怒られちゃうんだ。
それでも行いを改めないと、ズバッと言われちゃうんだよ。
“王様辞めなさい!!”って!
そんで、王様じゃ無くなるとね、一緒にセキムも消えちゃうんだって。
そんな事になったら、セキムが可哀想でしょ。
セキムには何処も悪い所なんか無いんだから!
だからね、僕は、マダ勇気出ないけど、逃げ出さ無い様に頑張ってるんだ。
でも、僕、まだセキムを見たこと無いんだよ。
きっと今の王様(僕の)レベルだと、まだ低すぎて見れないって事だと思うんだけど…。
僕のセキム、早く見れる様にならないかなぁ〜。
どんな仔なのかスッゴク楽しみなんだ♪
だからね、セキムの為にも、僕は正々堂々としなくちゃ駄目なんだ。
たとえ、人が見たら物陰でコソコソ何か企んでいる様にしか見えなかった(コレがチクチク刺さる視線の原因なんだけどね)としても、コレもモチロン正々堂々だよ!
だって、僕は正々堂々とコソコソやってるんだもん!
ね、そうでしょ♪
で?
結局、何してるの?って言われれば……………、状況の見極め?
それとも、様子見…なのかな。
うーん…。
あ!
言い忘れてた!
僕が正々堂々“コソコソ”しながら様子見てるのは、
!!!
どうしよう、爺が不機嫌そなんだけと!!!
どうしたら良い!?
ねぇ!!どうしたら良いの!?誰か僕を助けて…。
お読みいただき アリガトウございました。




