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まおう!!  作者: 犬犬
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たいへん、タイヘン、大変お待たせ致しました。m(__)m

やっほ〜!みんな元気?

魔王(僕)は、ずっと元気だったよ。


ねぇねぇ“だった”って過去形にしたんだけど、気付いてくれた?


あのね、それはね、今、僕が辛い思いをしてるからだよ。


何が辛いのかは、見ただけで分かっちゃう事なんだけどさ。


僕ね、正座させられてるんだ。


正座(コレ)ってさ、足を折り畳んで座るだけっていうメチャクチャ単純動作でしょう。


なのに、スッゴク辛いと思うんだよね。


特に、足をバシバシ叩いたり、ギュウっと捻ったりしても何にも感じない状態。


もう歩けないんじゃないか!?って、心臓(核)がキュウウとして真っ青になった記憶も・・・。


あ、あと、逆にシビシビ・ビリビリし始めて、足を動かしたり触ったりなんかしたら“うひぃ〜!!”って叫んじゃう様な状態?


それに我慢出来なくなって、床や地面をバシバシ叩きに叩いて、陥没させちゃったり、粉砕させちゃったりするアノ感覚!!


みんな分かるよね。


辛いよね!!


で、僕は思うのですよ!


正座(コレ)は“拷問だぁー!”って声を大にして訴えたい!!


でも・・・多分、一族(皆)にスルーされちゃうんだろうなぁ〜。


やっぱり叶わないんだろうなぁ。


って、あれ?僕って、魔王だったよね?たしか。


はぁ〜…。


まぁ、もう良いや。


んで、僕の辛い辛い現実って話なんだけどね、

そのシビシビ・ビリビリを絶讚体感中なのだよ!!


まさにピィーク中のビィーク!!


くぅうぉぉおぉ〜!!!!!


バン!バンバン!!バンバンバン!!!


だ、誰かタスケテ〜…。






*******






はぁ、はぁ、はぁ。


お、終わった…。


辛かった正座の刑が、終った!!


ヒャッホ〜♪♪


僕は自由だぁー!!


今なら何だって出来る気がする!


あの屍類々になる魔界音頭スペシャルバージョンだって、鬼畜激ハードな振り振りコーラスでレッツダンシング出来るよ!!


きっと!


だってさ、朝の光がポヤァ〜って滲み始めるまで、キチンと刑に服してたんだよ!!


僕って偉いと思うんだ!!


うんうん。


うん?


そもそも亡者の宴会で賑わってた公園はどうした?


って?


えへへへ( ̄∇ ̄*)ゞ


それはね、僕に正座の刑を下した亡者が、チョチョイのチョイ!って感じで軽々と解決しちゃいました。


どうやったかって言うと、公園の街灯を一瞬でポンッと全部点けちゃって、それから


“おい、てめーら!今日は此で終いだ!!”


って、バァーンっと一喝!


そしたら皆、


“オゥ!!”だの“ヘイ!!”だの“ファ〜イ♪”だの元気良くお返事して、“バイバイ”って帰って行ったんだ。


なんか、呆気ないなぁ〜って感じちゃった。


僕、真剣にドウシタラ良イノ!?って抜け毛が心配になるくらい頭悩ませてたのにさ。


そう言えば結局、公園では僕、何もしてないんだけど、これって依頼達成って事になるのかな?


でも、僕が達成させたって訳じゃ無いから、やっぱり失敗?


どぉーなんだろう?



って、頑張って現実逃避とか言うスキルをバシバシ使ってみたんだけど…コレ、何の効果も無いみたいだ…。


だって、僕に正座の刑を下した、あの亡者がマダ目の前に居るんだもん。


生者の僕が負けそうな位、存在感が強くて、クリクリした髪してて、クイッと上向きの口髭が有って、グゥゥーンっと見上げる背い高ノッポ。


すっごいイケメンなのに“笑顔が怖すぎる”って評判だった慕わしくも恐怖の対象。


“若、仕置きは終わりましたがのぉ、事と次第はキチンと話して頂きますぞ。”


もう、20年程前に天寿を全うしたはずの懐かしい顔と声。


その亡者は、カイゼの祖父で、前魔王(パパ)の右腕だった魔族、グレーク・ドラン。


彼は僕の爺だった人。











あ、あれ?


懐かしさと条件反射で、つい、普通に受け入れてたけど、何で先にお仕置きされてるのかな?


まだ何も話して無いんだけど、爺…。












読んでくださって、ありがとうございました。

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