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たいへん、タイヘン、大変お待たせ致しました。m(__)m
やっほ〜!みんな元気?
魔王(僕)は、ずっと元気だったよ。
ねぇねぇ“だった”って過去形にしたんだけど、気付いてくれた?
あのね、それはね、今、僕が辛い思いをしてるからだよ。
何が辛いのかは、見ただけで分かっちゃう事なんだけどさ。
僕ね、正座させられてるんだ。
正座ってさ、足を折り畳んで座るだけっていうメチャクチャ単純動作でしょう。
なのに、スッゴク辛いと思うんだよね。
特に、足をバシバシ叩いたり、ギュウっと捻ったりしても何にも感じない状態。
もう歩けないんじゃないか!?って、心臓(核)がキュウウとして真っ青になった記憶も・・・。
あ、あと、逆にシビシビ・ビリビリし始めて、足を動かしたり触ったりなんかしたら“うひぃ〜!!”って叫んじゃう様な状態?
それに我慢出来なくなって、床や地面をバシバシ叩きに叩いて、陥没させちゃったり、粉砕させちゃったりするアノ感覚!!
みんな分かるよね。
辛いよね!!
で、僕は思うのですよ!
正座は“拷問だぁー!”って声を大にして訴えたい!!
でも・・・多分、一族(皆)にスルーされちゃうんだろうなぁ〜。
やっぱり叶わないんだろうなぁ。
って、あれ?僕って、魔王だったよね?たしか。
はぁ〜…。
まぁ、もう良いや。
んで、僕の辛い辛い現実って話なんだけどね、
そのシビシビ・ビリビリを絶讚体感中なのだよ!!
まさにピィーク中のビィーク!!
くぅうぉぉおぉ〜!!!!!
バン!バンバン!!バンバンバン!!!
だ、誰かタスケテ〜…。
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はぁ、はぁ、はぁ。
お、終わった…。
辛かった正座の刑が、終った!!
ヒャッホ〜♪♪
僕は自由だぁー!!
今なら何だって出来る気がする!
あの屍類々になる魔界音頭スペシャルバージョンだって、鬼畜激ハードな振り振りコーラスでレッツダンシング出来るよ!!
きっと!
だってさ、朝の光がポヤァ〜って滲み始めるまで、キチンと刑に服してたんだよ!!
僕って偉いと思うんだ!!
うんうん。
うん?
そもそも亡者の宴会で賑わってた公園はどうした?
って?
えへへへ( ̄∇ ̄*)ゞ
それはね、僕に正座の刑を下した亡者が、チョチョイのチョイ!って感じで軽々と解決しちゃいました。
どうやったかって言うと、公園の街灯を一瞬でポンッと全部点けちゃって、それから
“おい、てめーら!今日は此で終いだ!!”
って、バァーンっと一喝!
そしたら皆、
“オゥ!!”だの“ヘイ!!”だの“ファ〜イ♪”だの元気良くお返事して、“バイバイ”って帰って行ったんだ。
なんか、呆気ないなぁ〜って感じちゃった。
僕、真剣にドウシタラ良イノ!?って抜け毛が心配になるくらい頭悩ませてたのにさ。
そう言えば結局、公園では僕、何もしてないんだけど、これって依頼達成って事になるのかな?
でも、僕が達成させたって訳じゃ無いから、やっぱり失敗?
どぉーなんだろう?
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って、頑張って現実逃避とか言うスキルをバシバシ使ってみたんだけど…コレ、何の効果も無いみたいだ…。
だって、僕に正座の刑を下した、あの亡者がマダ目の前に居るんだもん。
生者の僕が負けそうな位、存在感が強くて、クリクリした髪してて、クイッと上向きの口髭が有って、グゥゥーンっと見上げる背い高ノッポ。
すっごいイケメンなのに“笑顔が怖すぎる”って評判だった慕わしくも恐怖の対象。
“若、仕置きは終わりましたがのぉ、事と次第はキチンと話して頂きますぞ。”
もう、20年程前に天寿を全うしたはずの懐かしい顔と声。
その亡者は、カイゼの祖父で、前魔王の右腕だった魔族、グレーク・ドラン。
彼は僕の爺だった人。
あ、あれ?
懐かしさと条件反射で、つい、普通に受け入れてたけど、何で先にお仕置きされてるのかな?
まだ何も話して無いんだけど、爺…。
読んでくださって、ありがとうございました。




