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まおう!!  作者: 犬犬
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おんや?


おんや?おんや?


アレレレレレ?


何で思い出話なんかしちゃってんのかな?僕は?


僕がやることは、

依頼を受けたんだぞ〜!!


これから依頼をスパァっと遂行しに行くんだぞ〜!!


って、フフン♪してドヤァ!!って感じで話がしたかったんだよ。


でも何か、僕って会話が迷子に成りやすいみたい…。


依頼のイの字の形に口を動かしただけで、違うこと言ってる・・・感じ?


もうちょっと上手く話出来ないと駄目っぽいよね?


これじゃぁ、オトモダチのお祭りに参加させて貰えないかも…だよね!?


ん?


オトモダチのお祭り、知らないの?


僕もマダ参加した事無いから詳しくは知らないんだけど…。


オトモダチに皆が集まってドンチャン!!ドンチャン!!ってお祭り騒ぎをするお祭りなんだよ!


本当は集まって何するのか分かんないけど、皆、スッゴク楽しそうだなぁって思ったんだ。


そのうち僕もオトモダチのお祭りに参加するから、そしたらモット詳しく教えてあげるね。


さて、今回こそは依頼について話すよ!


あの後ね、結局アレルギーのせいで、書類が読めなかった。


だから、受付嬢さんにお願いして説明してもらったんだけど…。


その時に“今度はちゃんと聞いて下さいね!!”って言われちゃった。


何故かスッゴク目が据わってて、チョット?怖かったかな…。


何で僕に言って来たんだろう?


僕は何時もちゃんと話を聞いてるのに。


毎日、色々教えてくれる先生達だって、良い子だって誉めてくれるんだから!


だから、ん…?って思ったけど、怖いから一応コックンコックン頷いといた。


きっと受付嬢さんは、話を聞かない人の相手をしたばっかりなんだ。


酷く大変だったんだね…、でも僕はちゃんと聞くから安心して良いよ。


受付嬢さんの据わった目が営業スマイルに変わって、やっと説明が始まった。


んで、依頼の受け方は、掲示板から受けたい依頼の用紙を剥がして、依頼受付窓口に並ぶんだって。


順番が来たら、窓口に依頼書とギルドカードを提示。


窓口の人が、依頼ランクと冒険者ランクに問題が無いか確認。


その後に、本当にこの依頼を受けるのか意思確認したのち、ギルドカードに依頼書を吸収させて受諾完了。


って流れで処理していくんだそうです。


で、実は僕、チョット驚いちゃいました。


依頼書がね、普通紙じゃなかったんだ。


なんと!魔力紙[魔法加工されてる紙]を使ってたんだよ!!


ビックリだよね!!


すごいよね!!


ねっ!!ねっねっねっ!!


・・・・・・。


え?


魔力紙って何??って?


えっ、えーっと…………、魔力紙ってね、正式な契約で使われる特別な紙なんだ。


この紙を使うとね、契約に強制力ってものが発生するんだよ。


何で強制力が発生するかって言うと、うーん…簡易魔方陣を紙に附与してあるからって感じかな?


契約と同時に魔法が発動されて、魔力紙は契約者の体内(中)に溶け込む。


だから、契約違反をしたら、定められた罰が発揮されるんだって。


その罰はね、契約前なら自由に決められるんだ。


だから契約時に相手と話し合って違反時の罰を決めるの。


例えば契約奴隷とか、罰金とか。


でも、その契約違反が正当だって認められたら、正式な解約が成されて罰は発揮されないで済むんだ。


つまり一方的な契約には成らない様に出来てる。


故に簡単には契約を反故に出来ない様にも成ってるんだ。


だから、そんな魔力紙はスッゴク貴重で、作るのだって手間がかかって、本当に大変なんだよ。


紙の材料は光木っていって、微弱ながら魔力を帯びている稀なる木を使ってる。


光木がまだ苗木の時から、魔力を注いでいくんだよ。


詳しくは知らないけど、面倒臭くて手間が一杯かかるお世話をタァークサンやって育てないといけないんだ。


紙漉きの時だって普通紙とは違う漉き方をするんだって聞いた。


だから、この魔力紙(紙)は普通紙の何十倍も高値なんだ。


そんな貴重な魔力紙をギルドは使ってるんだよ!!


確かに依頼も契約の一つだけどさ、Fランクから魔力紙を使うのは割り合わないんじゃないの?って思う。


ねえ、そぉ思うでしょう?


だからね、何で?何で?って受付嬢さんに聞いちゃったよ。


受付嬢さん曰く、魔力紙の強制力を使わないと、悪い事したり、途中放棄して行方を眩ませちゃう冒険者がいるんだって。


つまり、


ギルドに帰って来ない。


とか、


目的地(現場)に行ってない。


とか、


依頼者を脅して依頼料の上乗せや物品をねだったり…


とか、


賊や獣、魔物からの脅威から守るはずの護衛対象を放置して酔い潰れる。


とか、


それはモォ〜色々色々巻き起こっていたんだそうですよ。


結果、冒険者ギルドの信頼も損なわれるって事態に見舞われちゃって、本格的に閑古鳥が寛いでる環境を改善すべく、魔力紙を使い出したんだそうです。


効果?


大人しく、そしてお行儀良く並ぶ冒険者の皆様を見れば分かるよね…。


ん?


それは女王様の教育の賜物なんでは?っと?


あ〜…うん。


そっちのが、説得力あるか……f(^^;)


まぁ、とにかく、そんな手順で僕は依頼を一つ受けました。


依頼状態は緊急依頼!!


ライティング職人急病の為、至急対応求。


依頼ランク…F


内容…未灯火街灯の灯火。


ライティングの魔法で、灯りを着けるだけの簡単なお仕事です。


資格…ライティングの魔法が使える方。


報酬…1灯火につき5ML











初めての依頼なんだし、こんなもんだね。


はい?


ドヤァ!!はどうした?って?


うん、それじゃぁ

(^ー^)ドヤァ!!


あれぇ?


何で微妙顔するの?


なんでぇー!?











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