20
ふはっ・はっ・はっ・はっー!!
僕は今日から冒険者だ〜!
って、ちょっとだけ叫んでみました!
そしたら、ちょっとだけ新発見です!!
叫ぶって気持ちいい!!
叫ぶって爽快!!
心が ふわっと 軽く成った感じだよ。
人目を気にせず何事にも動じないオオラカナ方に、オススメのストレス解消方!
あくまでも大変オオラカナ人用だから、間違っても繊細な人はコンナコトしちゃ駄目だよ。
余計なストレスが積み上がるだけだからね。
僕?
勿論、繊細な人の方でしょ!
あれ…?
この反応って…何?
気にするなって…う、うん分かった。
じゃあ、本題というか、報告?するね!
あのね、今まで何かさ、メッチャ、一方的に色々とゴタゴタしてたけど、ちゃんとギルド登録を完了させたのだよ。
ふふん♪
う?
何かマタ反応がオカシクナイ?
“そんな見栄は張らなくていいんだよ。”
“ってか、見栄張っちゃったら後が大変でしょ。”
えー…っと、その…、皆の目差しがスンゴク優しい。
しょうがない奴だなぁ。的な生温い感じ?で諭されてる?
あれ…?
微笑ましいモノを見ました的な笑顔もある気がする。
いやいやいや、待って!!
ちょっと待って!!
僕、見栄なんか張って無いよ!!
本当なんだってば!!
よぉ〜し、分かった!
そんなに疑ってるんなら、その証拠を見せようではないか!!
ジャジャーン!!
ほらほら、キラリンって輝くギルドカードだよ〜ん。
新品だよ、マッサラなんだよ。
言っとくけど偽物じゃ無い、ちゃんとした本物のギルドカードなんだからな。
ほら見てみぃ、真っ白だったカードに僕の名前が刻まれてるでしょ。
これで間違いなくコレが僕のギルドカードだって分かるよね。
どぉーお?納得出来た?
ふぇ?
内容公開して!って…イキナリだね。
でも…それってマズイんじゃ?
だってオール、マルッと個人情報だよ!!
周知徹底なんかしちゃったらいけないんだよ!!
これは大きいバツ印だぁ!!
バッテン!!って示したら、物悲しそうに見つめられました。
んで“気になって仕方ないんだ”って訴えられちゃいました…。
・・・・・・・・・・・。
その捨てられた仔犬の様な眼差しを僕に向けないで!
だ、駄目だ…。
これじゃぁー断れないよ!
……はぁぁ……。
分かったよ、もぉ…教えてあげるよ!!
でも、シークレット部分は絶対、内緒だからね!!
じゃぁ、先ずは名前から。
名前/マオ・ウデス
何でかな…どうしてだろう、結局コレで定着しちゃったみたい。
もう変えられないって女王様が言ってたんだけど、本当だと思う?
だって、滅茶苦茶大急ぎの大慌てで飛び出して行ったんだよ。
なんたって、ギルドマスターの目の前にドドォーン!!っと未処理の書類タワー作ったし…。
ギルドマスターが“えっ?”なんて言って目を丸くしてる内に、いつの間にか消えてた。
うん…見事な速業だったね。
マスターは、ちょっと涙目で書類見てたけどさ。
んー?女王様の行き先?
勿論、ダーリンの元でしょ。
だからね!名前変更に時間が取られそうだから、放置したっぽくない?
どうにも、そんな気がして仕方ないんだ…。
年齢/12才
うん、僕は12才だよ。
えへへ…♪
思ったよりも幼い?
え…、ぎゃ、逆?
年齢のわりに精神が幼いんじゃないかって!?
ブゥー!!
僕は年相応だよ!
あぁ、そう言えば、この表記の年齢って、種族年齢が刻まれてるんだよ。
何でかって言うと、それぞれの種族が生きていく時間の速さが違うからなんだ。
たから、僕の年齢を魔族年齢じゃなくて、人間年齢にすると、なんと!!60才になっちゃうんだ!!
ビックリだよね!!
ん?
やっぱり年齢に比べて精神が幼い…って!
だから、僕は年相応だってば!!
ブゥー!!
種族/魔族
うん。
僕は迷う事無き魔族です。
最も有名で代表的な魔族だよ。
全く知らないって人は、略居ないんじゃないかな。
もちろん僕(魔王)の事、知ってるよね?
…え…知らない?本当に?
どうしよう…ちょっとショックかも。
ん?それよりも聞きたい事がある?
ハイハイ、何ですか?
魔族の特徴?
それなら一番はヤッパリ魔力の保持量が断トツに多いって事かな。
核がマナを溜め込む性質ってのが、それに拍車を掛けてる訳だし。
まぁ、当たり前の事だね。
あっ!!そうだ!勘違いしないで欲しい事が一つあるんだった。
魔族と魔物は別物!
一緒くたにされちゃう事が結構、多いんだけど違うからね!
魔族は基本人型で黒髪黒目が多いんだ。
僕は例外って奴。
魔物は基本獣型で金瞳、いつも全身に黒い禍々しい気を纏っている。
普通の人が触ったら取り込まれちゃうから注意だよ。
犯罪歴/無し
これは当然さぁ!!
この年で犯罪者とか、勘弁して下さい!って感じ。
んで、此処までが基本項目だよ。
前に熊さんが説明してくれた通り、今は誰の目でも見える仕様になってる。
で、次からはシークレット項目なんだけど…、やっぱり言わなきゃダメ?
・・・あうぅぅぅ…。
捨てられた仔犬の様な目で僕を見ないでー!!




