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君へ

ーピーピピー


規則正しいノイズに目を開く。部屋に落ちた光で朝が来たことを認識して横を見る。

思わず笑みがこぼれる。


「おはよう」


小さくつぶやいた僕の声にまつげ一つ震わせずにすやすやと穏やかな寝息を立てる彼女がいる。

柔らかそうな肩までかかった茶色の髪、開かれない目の下に落ちている小さなほくろ。

155センチにも満たないのだろうか、手も足も何もかも僕より小さな彼女が今日もいとおしい。

真っ白な肌に光が反射して、このまま目を開いてくれないんじゃないかと思うほど、何というか儚げだ。

とても1000年後に命を落とすことを約束された少女には見えなかった。

これは僕の最愛に送る手紙で、話だ。

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