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オタクは異世界を満喫中!  作者: モピモピン
2/3

目覚め?

第二話を書きました!

 水上海人としての生活は終わった。

 このまま輪廻の歯車に乗って、記憶をなくしてまたおぎゃりだすというのが世の考えだ。


『俺もそう思う。』


 個人的には……また日本で生まれてジャパニーズアニメやゲームなんかを楽しむオタクとして生まれ変わりたい。

 ま、本質が変わっていないがな!


 妄想が膨らんでいる中で、何かが光った。


(うーん…ちょっと目を開けるか)


 目を開けた瞬間に何か目に映った。


 部屋である。その部屋は三十畳ほどでかなり広く、俺はベッドの上で寝ていたのだ。天井はかなり高く貴族の屋敷のような装飾をしていた。


 しかし、それよりも大きな疑問が存在した。


(目をあけることができた?)


 俺自身困惑しているが、まるで当然のように息をして目で見ている。


「は…ははは………なるほどね?」


 俺は疑問の正体から少し嫌な顔をしてから手を額に当てた。


 「『異世界転生』してるよ。俺……」


 オタクだからこその異世界という単語にときめき、ワクワクする…が、自分自身がいざこういった場面に遭遇すると、そんなへったくれもないのである。


 「ということは……『ステータス』」


 異世界ならではのファンタジー要素であるものを楽しむためではなく、自身の起きている状態を理解するためにできる限りを調べる。


 俺のその発言から、半透明のボードが出てきた。


ーーーーー

名前 リアン・アムルス

種族 人間

職業 貴族の次男(第二夫人の子)

年齢 4歳

スキル

魔法の素質(神) 武術の素質(神) 叡智乃眼  完全偽装

適正魔法 全属性

火・水・風・土

熱・雷・植物・金属

空間・生命・元素・力・付与

称号

転生者 オタク

ーーーーー


 これから分かることは…


 1つ目は貴族の次男であり第二夫人の子供であること。親がどんな人か分からないから何とも言えない。長男でないのと第一夫人の子供ではないため当主にはよほどのことがない限りなれない。


 2つ目は人族であることだ。この世界では、人族とは異なる種族が存在するということ。


 3つ目はスキルやレベルという概念があること。つまり、何らかの強くなる方法があるということ。


 4つ目は魔法の存在だ。適正を見る限り魔法使えるようだ。少し楽しみであるが、使い方が分からないため現在は未知の存在。


 なるほど…実に分からん!

 流石に一介の高校生でしかなかった俺には


 そうして首を傾げていると、ドアからノックする音がした。


「失礼します…リアン様、起きておいでですか?」


可愛らしい声が聞こえた。


「あぁ…起きている。入ってくれ。」


 扉がギギギという音を立てながら開いていく。

 そして、扉を開けたのは……メイド服を来た女性のようだった。


(うん…かわよ!)


 彼女が、今の可愛らしい声の本人らしい。ロングスカートにエプロン姿をした彼女の姿は、まさしく美しい。緑の輝きを持った目に金色の髪を団子のように留めて、うなじが見えている。背は低いが出ているところは出ており、少し猫背なのだろうか、かなり強調されている。


「君は……イッテェ!」


 俺の頭に激痛が走った。すぐさま手を当てて痛みを堪える。それが終わると、この転生する前のリアンとしての記憶を思い出した。

リアンはこの世界に生まれてすぐに実の母を亡くしたらしい。今は平穏に暮らしていて、このメイドのエアリナは俺が一歳の時につけられたメイドのようだ。


「だ、大丈夫ですか!?」


 エアリナは頭を抱える俺を見て心配して駆け寄った。


「あ…あぁ、もう痛みは引いたようだ。」

「よかったです……あ!す、すみません!」


 彼女は無意識のうちに俺の腕を持っていた…

 柔らかいその手は、俺の体から離れていき顔が少し赤くなっていた。

 そして、俺は口を開いた。


「それで?なにか、要件があったんじゃないの?」


 エアリナが何故来たのかという疑問を問いた。


「ぁあ!?すっかり忘れてました!」


(おいおい、メイドさん?)


 エアリナは随分とマイペースな方のようだ。

 彼女は咳払いをして口を開いた。


「コホン……夕食のご用意ができたのですぐに食堂にお集まりください。との言葉を当主様より預かっています。」


(当主……父様のことか)


「わかった。今から行くよ」


 ベッドから移動して立ち上がった。流石に高校生だったやつが4歳になって立ち上がるため足がぐらつく。これは練習が必要のようだ。


(貴族…しかも上の方か……)


 当主であるガイア・アムルスは俺の父親に当たる人物だ。階級は辺境伯であり、今は9代まで続いている家系らしい。


「エアリナ…一度だけ自分の顔を鏡を見ていいか?」

「え?…構いませんが……」


少し戸惑って応える彼女に鏡を取らせて自分を写す。


(なるほどねぇ……)


 俺の姿はまだ幼く、可愛らしいと言えば可愛らしいと言える顔をしていた。

 髪は少し赤みがかった茶色で少し長い。そして目は灰色で少しくすんでいる。ぱっとしない顔と言えば少し違うがイケメンと言えるほどの良さではない。

悪く言えば『フツメン』という分類が感想だ。


「うん、ありがとう」

「?」


 エリアナに鏡を返して食堂へ向かう。

 少し楽しみとは思うが、不安の方が勝っている。

HAHAHA☆

自由に投稿させていただきまーす!

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