♥ 借り部屋にて 1 初掲載日 2016/04/13 20:16
◎ 別サイトへ投稿したのが11年前です。
◎ 作中のルビは正しくないかも知れませんが、敢えて使っています。
そのまま読んでください。
◎ 「 、」の正しい位置を分からずに使っています。
◎ 本編のマオ・ユーグナルは、ちょっぴり短気で喧嘩腰な少年になっています。
セロフィートを「 お前 」呼ばわりしますし、人形に対して好意も抱いてません。
セロフィートに雇われている身でありながら当然のように暴言を吐きます。
雇い主のセロフィートに対して、ちょっと上から目線で偉そうです。
◎ 本編のセロフィートは本作のセロフィートよりも、やや茶目っ気があるかも知れません。
入れ変わり前のセロフィートをイメージして書いています。
当初はセロフィートの中身を入れ変えるつもりは、ありませんでしたから……。
個人的には「 ウザい 」と思ってもらえたら嬉しいです。
マオ
「 なぁ、セロ… 」
セロ
「 何です?
マオ 」
マオ
「 セロはさぁ、何で旅なんかしてるんだ? 」
セロ
「 どうしました?
急に… 」
マオ
「 だ・か・ら、旅だよ 」
セロ
「 ははぁ…。
さてはマオ……ワタシに惚れて〜〜〜 」
────ポカッ!
セロ
「 痛っ…… 」
マオ
「 馬鹿な事、言うな! 」
セロ
「 冗談です♪ 」
マオ
「 冗談でも言うな!
変な誤解されるだろ! 」
セロ
「 ははぁ…。
さてはマオ……誰か好きな〜〜〜 」
────ポカッ
セロ
「 痛っ…… 」
マオ
「 未だ言うか! 」
セロ
「 ですから……、ほんの── 」
マオ
「 冗談は言うな! 」
セロ
「 はいはい 」
マオ
「 …………たく! 」