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㉑言葉は器を変えるけれど、音の性質と、音程が持つ性質は全く変わらない


 かなり前に、私はね、コニャック、人が生み出した言葉は、意味だけで思考しようとするなら、その言葉を発する人間の行動やその言葉の前後のニュアンス、それまでのふるまいによって、器を変えるという雑文を書いたことがあるわ。だから、ここでは敢えてその部分の説明はあまりしないけれど、言葉の意味や、概念そのものは、その時々、使う人間の行動などによって器を変化させるのだけれど、その言葉に充てられた音としての性質や、イメージとしての概念は、そのまま色濃く残り、人の感情や、イメージに大きな影響を与えると私は考えているの。


 ……そして、それは、音程、音の響きだけでバラバラにしていけばいくほど、鮮明になると考えているのよ。


 それは、音楽のように。


 音は、人の心や感情に働きかけるもの。


 だからこそ、嬉しい時に発した声(音)は、音という最小の単位にばらつかせても、単体で嬉しいという音を創っていると私は考えているの。


 ……だからこそ、嬉しいと思う気持ちで創り上げた文章は、無意識化で、人が嬉しいと思う響きの音を組み合わせて創った言葉の響きで組み合わされ構成されているからこそ、


 嬉しいと思う気持ちで練り上げられた文章は、言葉(音)という単位でばらつかせても、嬉しいままであると私は信じているの。

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