表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
13/23

⑫面白い状態は通常ではない


 さて、コニャック、落ち着いた?ん、脈をとらせて。ん。いつものコニャックね。結局あれから逃げ出そうとして全く手が付けられないのだもの。話どころじゃなかったわ。


 ……さて、私は、コニャックがもう、ひとつめの面白い状態を感覚で理解していると思うのだけれど、今、解るかしら?


 **


 何々?ふふ。そうね、面白いかは、よく解らなかったけれど、俺の状態は普通じゃなかった!って、そんな風に苛々しないで。


 そうね。私は、面白いという状態は、人の感覚的に、普通の状態、ではなく、波がある感覚だと思っているわ。


 コニャックが全く自覚がないから、極端な方法でその波を体感してもらったけれど、感情と感覚が過敏に反応する方程、その波は、細かく、大きくなるし、感情も変動が激しいの。


 ね。コニャック、今は、この言葉、信じられなくとも構わないわ。すこし前に私が提示した、文章は、言葉(音)が、寄り集まって出来たもの。嬉しいと感じる音が寄り集まって出来たものが嬉しいと思う文章ならば、その文章をばらばらにした音だけでも、それは嬉しいということ、というのは、そのことを表しているの。


 つまり、音の波よ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ